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ゼブラ ノックペンシル

文房具というものを初めて意識したのは小学校入学直前の3月頃。新入学を目前に控え、ピカピカのランドセルとともに多種大量の文房具を一気に目の当たりにしたもんだから興奮して知恵熱出したんじゃないだろうか。

いわゆるお道具箱みたいのに入ってたセットの中でも印象に残ってるのは三角定規と分度器かな。目盛りがみっしり入ってるのを超かっこよく感じた。今思えば妙なポイントに反応している。4年生の頃、目盛りが赤と青で引いてある少し小さめの三角定規&分度器セットを見かけてそっちに乗り換えた。そっちの方がかっこよかったからね。

その後は消しゴムを切り刻んだり鉛筆をかじって歯型だらけにしたり、いたって健全な小学生として成長した。

本格的に文房具の目覚めを迎えたのは中学校に入学してから。まずそれまでのやぼったい筆箱が缶ペンケースになった。通称缶ペン。横浜銀蝿のステッカーを貼った。

近所のスーパーで紫のインクが付属している紫色の万年筆を買った。500円とかだったかな。せっかく買ったのにうまく使いこなすことはできず引き出しの奥に眠らせてしまった。

中学校には売店があって、給食当番で使うマスクとか名札など消耗品のほかに文房具を扱っていた。そこで目にしたシャーペンにハマってしまった中2の春。

鉛筆がそのままプラッチックになった感じ。ん? プラッチックでできた鉛筆って感じか? 1本100円。お手頃。色違いを何本も手に入れて、缶ペンに並べて眺めて悦に入っていた。

色違いを確認できるサイトを発見。こういう情報を公開してくれて本当にありがたいよね。ありがとうございます。

そう言えば赤ペンとか蛍光ペンとかどうしてたんだろう。どんなのを使っていたかまったく思い出せない。使ってないわけないんだけど。

で、土曜の夕方Twitterを眺めていて、その頃の記憶が蘇るツイートに偶然出くわした。

ツイート主はナカムラブングテンってアカウント。プロフィールを確かめてみたら武蔵小金井で営業しているらしい。しかも土日限定オープン。明日開いてるじゃないか。

ってことで行ってきた。

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実際に行けばわかるが「ぽつん」と建っている。映画のセットみたい。

店内をくるっと2周。いわゆる懐かし系文具がたくさん。が、しかしお目当てのシャーペンは並んでおらず。

店主らしき男性に声をかけるとレジコーナーの引き出しから出してくれたのがこれ。

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おおおおおおおお! やっと会えたね何年ぶり? 40年とかだよね。いやー、懐かしい。お値段330円。もちろん購入。

根強いファンがいるらしい。メルカリなどでは数千円の値段がつくこともあるそうで。

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Kawasaki Z400FX に乗りたかったんだった。そんなことを思い出させるロゴスタンプ。

せっかく再会できたので大切に使おうと思う。あまりシャーペン使う機会はないんだけどね。それでもね。


世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。