バネかけ作り
昨日は久しぶりに管楽器修理で使用する工具「バネかけ」を作りました。
いろんな投稿していますが、元々管楽器リペアマンです。
で、技術者の基本、やすりがけを久しくやっていないので、別に新しいのが欲しいわけではないですが、バネかけという木管楽器の修理で必須な工具を腕慣らしに作りました。
ちょうど昼間初めての写経をしたのですが、やすりがけってそれに似て無心になれますね。
さて、
最初はこんな感じです。
これをニッパーで切断し
棒やすりで削っていきます
こんな感じで両面から削りまずは薄くしていきます
そして先端のV字やフック部分を作っていきます。
だんだん形になってきましたね。
さらに削り込みます
で、完成がこちら💁♂️
使用した道具はこんな感じ
これ。直径3ミリの鉄の丸棒です。
今回は練習なので大きめですが、楽器に合わせて様々なサイズを使い分けることもあります。
昔作ったのがこちら💁♂️
2枚とも、右が今回作ったもの
左が昔作ったもの
で、今回はこれで40分くらい。
このあと硬くするために焼き入れを行います。
更にピカピカに磨く人もいます。
まーそんな感じでからあげ屋とか美容室掃除とか、時々落書き消しとか楽器修理とか色々やってますが、ベースとしてこういう技術を持っているわけです。
普通の人ではできないと思うので、こういうことをもう少しやったり発信していこうかなーと思った次第です。
乞うご期待!!
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