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医師の転職は不安だらけ?、実際に転職して不安だったこと

雑談的になりまとまりがない記事ですが、転職体験談と思って聞いてください。
転職した際に筆者がどのような心境だったか、どのように考えて転職すると不安を受け入れられるのかをお話しします。

私は医局を辞めて民間病院へ転職しました。
転職して給与や労働条件も大幅に改善しましたし、今の職場に大変満足しているので転職してよかったと思っていますが、転職当時は不安だらけでした。
当時は医師6年目でした。指定医は申請中でしたが、合格したかどうかはわからず、専門医は翌年に申請する予定でしたので指定医も専門医もない状態でした。
後期研修自体は終了したとはいえ、まだまだ若手でしたし、医局や大学病院ブランドという後ろ盾がなくなっても診療できるのか?、医局辞めたらレポートにサインしてもらえるのか?、新しい病院でうまくやっていけるか?、すぐにクビになったりしないか?など不安はたくさんありました。
結果的に指定医、専門医等の資格は全て取得できましたし、後期研修中は指導医に恵まれたこともあり、一般的な診療で困ることはほとんどありませんでした。また、職場環境もとても良好でストレスフリーで勤務できていますが、それは結果論であって、そうならない可能性もあるので誰でも不安になるとは思います。然るべき筋からの御紹介で転職したこともあり、普通の転職と比べると事前情報も多かったので、普通の転職ならさらに不安だったと思います。
そんなに不安なら転職しなければいいのでは?、もっと経験を積んで自信がついてからにすればいいのでは?と思われるかもしれませんし、実際に周りからも言われたこともあります。
確かに不安ではありましたが、この不安は「自分で選択した」行動に対するリスクだったので受け入れる決心をしました。また、私はリスクを警戒しすぎるあまり決断を先延ばしにする傾向があるので、今決めきれなかったら5年後も10年後も決められないだろうと思いました。
また、医局にいても次の人事はどうなるのか?、バイトをどれくらい入れれるかわからない収入が不安定、ストレスで体がおかしくなるのではないか?など転職しなくても不安はたくさんあります。
ただし、医局で生じる不安は自分ではどうしようもないことで、自分に選択権がないことに対する不安だったので受け入れるのがとても苦痛でした。それに比べて、自分で選択したことで生じた不安については意外と受け入れられることがわかりました。また、転職は一期一会でタイミングが非常に重要ですし、一度その選択から逃げてしまうと、逃げ癖がついてしまいその後なかなか転職に踏み切れなくなると思います。
無計画、無鉄砲に転職しろとは決して言いませんし、転職にリスクはつきものです。しかし、より良い人生を手に入れるためには時には勇気を出して「自分で選択して」未来を掴み取ることも必要だと思います。
ややまとまりのない文章になりましたが、不安はなくならないからこそ、自分で将来を選択して欲しいということです。
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