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年末駆け込みで経費購入! 2024年中に買っておきたいガジェット11選

アフターコロナ本番となった2024年は、驚くほど速く時間がすすんだ1年でした。すでに年末の足音がしていることに驚いた人も多いと思います。 
まだまだ仕事は忙しいと思いますが、2024年内に済ませておかなければならないことがあります。それが、「経費」の確定です。特に、通常運転に戻って、売上が回復、または伸びている場合は注意が必要。そのまま売上を確定してしまうと、所得が増えすぎてしまい、税金や保険料などの負担が重くなってしまうことも。 

そこで、今年もデジタルガジェットやパソコン、家電などに精通するデジタル家電ライターのコヤマタカヒロが、おすすめの製品をピックアップしました。フリーランス協会会員限定のお得な割引情報もご紹介。ぜひ、年末の買い物の参考にしてください。
※11/22追記:本文中にDELLのブラックフライデーセール情報を追加しました!

経費として認められるポイントは?

みなさんご存知の通り、1月1日から12月31日までの売上を申告するのが、「確定申告」です。売上から業務に使った「経費」を差し引いたものが「所得」となり、これに基づいて税金や社会保険料が算出されます。税負担を軽減するためには、経費として認められるものをしっかり計上することが大切です。

新しい年を迎える前に、必要なものを購入して経費を積み上げることも、フリーランスとしての知恵のひとつです。ただ、もちろん、仕事に関係しないものは経費として認められませんし、ごまかしたり、ただ、領収書を集めたりするのは絶対にNG。税務調査が入ったときに大変なことになってしまいます。
経費の積み増しにおすすめなのは、仕事に必要なパソコンやデジタルガジェット、関連機器などの購入です。適用範囲内で購入することで、経費として認められます。

2024年の経費として計上するには?

2024年の経費にするためにはいくつかのポイントを押さえておくことが重要です。

取得金額が10万円未満の場合

10万円未満の購入物は「消耗品」として、2024年の経費として一括計上できます。

取得金額が10万円以上の場合

原則としては固定資産として減価償却が必要です。ただし、10万円以上20万円未満の場合は一括償却資産として処理でき、3年間で均等に償却します。短期での計上が可能です。
 
さらに、30万円未満の場合、「少額減価償却資産の特例」を利用することで、取得した年に全額を経費計上することが可能です。ただし、この特例は青色申告が必須で、年間300万円までなどの条件があります。特例が利用できるか、事前に確認しましょう。

支払い方法に注意

クレジットカードで購入する場合、実際の支払いが2025年にずれ込むと、2024年の経費としては計上できません。逆に30万円未満なら分割払いでも「少額減価償却資産の特例」が利用できます。

年内に利用すること

2024年内に発注・支払いをすることに加えて、2024年内に利用すること(税法用語では「事業用の用に供する」こと)も、2024年の経費に計上する要件です。カレンダーのスケジュールや写真など、仕事で利用したことを説明できるようにしておくと安心です。
 
こうしたポイントを確認しながら、2024年の経費計上の準備を進めましょう。
では早速、コヤマタカヒロ厳選の11アイテムをご紹介します!

ノートPC・デスクトップPC 2選

持ち運んで使えるハイパワーなモバイルノート

デル・テクノロジーズ「XPS 14 ノートパソコン」(26万9000円~)

デル・テクノロジーズの「XPS 14 ノートパソコン」は、CPUにインテル Core Ultra 7 プロセッサー155Hを搭載する14インチノート。型番にHが付く、Hプロセッサーは性能を重視したPCに搭載されるモデルとなっており、長い期間、高性能を活用できます。標準構成では、メモリ16GB、ストレージは512GBのSSDとなっていますが、それぞれ注文時にアップグレードも可能です。
 
本体サイズはW320×H19.0×D215.98mm、質量は1.69~1.80kg。Thunderbolt 4対応のUSB Type-C端子も4基搭載。指紋認証リーダーやWindows Hello対応のカメラも搭載しており、セキュリティ機能も安心。デュアルアレイマイクも搭載しているため、リモート会議などにも対応できます。

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さらに、11/26-12/9まではブラックフライデーセールも開催予定!ハイパフォーマンスなノートパソコンをグッとお得に入手できます。

AIや動画編集などに対応できる高性能GPUを搭載したデスクトップPC

サードウェーブ「GALLERIA XA7C-R47S」(基本構成価格29万7980円) https://www.dospara.co.jp/TC30/MC15201-SN4704.html

動画編集や写真加工、AI(機械学習)などに欠かせないのが、強力なGPUを搭載したデスクトップPCです。
 
「GALLERIA XA7C-R47S」は、GPUに「GeForce RTX 4070 SUPER 12GB」を搭載した高性能のゲーミングPCです。ゲーミングPCとは、高性能GPUを搭載し、高画質でゲームが楽しめる性能を搭載しているPCのことで、動画編集を始めたクリエイティブ用途でも活用できます。
 
基本構成ではCPUに Core i7-14700Fを採用。メモリは32GB、ストレージは1TBのSSDを採用しています。「GALLERIA」シリーズは様々な構成が用意されているので、CPU性能を落としてその代わりに、ストレージをもっと多くする、といった設定も可能。使い方にあった構成が選べるのが魅力です。
 
ショップブランドのBTOパソコンなら、この先、数年間は、最新技術についていける高性能PCが入手できます。

PC周辺機器 3選

ケーブル1本で接続できる2画面ディスプレイ

サンコー「上下2画面拡張ポータブルモニター」(3万9800円 https://www.thanko.jp/view/item/000000004498

近年、ノートパソコンと一緒に持ち歩くモバイルディスプレイの人気が高まっています。出張先やカフェでのリモートワークのときなどに、簡単にデュアルディスプレイ環境が作れるため、仕事の効率を飛躍的にアップします。
 
モバイルディスプレイには、携帯性を重視した小型・軽量モデルと、仕事効率アップを重視した大型タイプがあります。
サンコーの「上下2画面拡張ポータブルモニター」は、仕事効率をアップする大型タイプ。ノートパソコンのような形状で、15.6型のディスプレイが2枚付いており、USB Type-Cケーブル1本で接続するだけで、簡単にトリプルディスプレイ環境が作れます。
 
本体サイズはW362×H220×D18mmで、質量は約1.8kg。大きく、やや重量もあるため、手軽に持ち歩けるとはいえませんが、どこでも快適なディスプレイ環境が拡張できるのは魅力です。
 
なお、miniHDMI端子も搭載しており、HDMI接続もできますが、その場合2つのディスプレイには同じ映像が表示されるミラーリングのみになる点に注意が必要です。

動画コンテンツも楽しめる大型ディスプレイ

LGエレクトロニクス「LG MyView Smart Monitor 27SR75U-W」(実勢価格7万2000円) https://www.lg.com/jp/monitors/smart-monitors/27sr75u-w/

ビジネスでPCを使うなら、できるだけ大きなディスプレイがおすすめ。オフィスや自宅などで使う場合、27インチクラスの大型ディスプレイは大きさと表示できる情報量のバランスが良く、人気を集めています。
 
LGエレクトロニクスの「MyView Smart Monitor」は27インチで4K(3840×2160ドット)表示ができる高画質ディスプレイ。デジタルシネマ向けの色空間の表示規格であるDCI-P3 90%の色域に対応しており、クリエイティブ用途でも活用できます。
 
HDMI端子2基と、USB TypeーC端子を搭載しており、複数のPCやデバイスを接続することも可能です。
 
さらに「MyView Smart Monitor」はWebOSを搭載しているため、インターネット(Wi-Fi)に接続すれば、単体でNetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを利用することが可能。また、スマートフォンの画面をワイヤレスでミラーリング表示することもできます。
 
基本的には仕事用のPCディスプレイですが、同時にエンターテイメントを楽しむことができるのもうれしいポイントです。

大容量インクタンク搭載の複合機

日本HP「Smart Tank 7305」(4万7000円)
https://jp.ext.hp.com/printers/personal/inkjet/smart-tank7305/

フリーランスの在宅ワークに欠かせない周辺機器の一つが、プリンターです。近年はペーパーレス化が進み、職種によってはプリンターを使う機会は減っているとはいえ、出力の必要性がゼロ、という人はまだ少ないのではないでしょうか。
 
紙をプリントする機会が減った以上、プリンターには印刷以外の機能があるのがベストです。すると、選択肢は複合機になります。
 
日本HPの「Smart Tank 7305」は大容量インクタンクを搭載したA4複合機です。プリントだけなくスキャナーやコピー機としても利用可能。スマホからの直接印刷もできます。
 
モノクロで約6000枚、カラーで約8000枚のプリントに対応しているため、いざという時にインク切れと言った心配がないのも魅力。仕様書や契約書など、大量の文書を印刷してチェックするといったときにも有効です。両面プリントにも対応するため、用紙代の節約もできます。

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HPのフリーランス割
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※割引率は変更になる場合があります。実際のページにてご確認ください。

デジタルガジェット 3選

最新ガジェットに合わせてWi-Fiルーターも高速化を

バッファロー「WXR18000BE10P」(4万6800円) https://www.buffalo.jp/product/detail/wxr18000be10p.html

事務所や自宅の仕事空間をパワーアップする1つの方法が、最新のWi-Fiルーターへの切替です。Wi-Fiには規格があり、最新規格に対応したデバイスを使うほど、通信速度がアップします。
 
最新のiPhone16は、Wi-Fi 7に対応しています。
Wi-Fi 7は、最大36Gbpsでの通信に対応しており、その前のWi-Fi 6と比べて約3.7倍も速くなっています。この高速通信を使うためには、Wi-Fiルーターも最新規格に対応している必要があります。
 
バッファローの「WXR18000BE10P」はWi-Fi 7に対応したメッシュルーターで、国内メーカーで初めて「Wi-Fi CERTIFIED 7」の認証を取得したモデルです。自宅内をメッシュ生地で包み込むように、安定的に通信ができるようにするメッシュ技術や、複数の周波数帯で同時に接続するマルチリンク(MLO)機能などにも対応。安定して高速通信ができます。
 
最新のノートPCやスマートフォンなどの通信速度を生かすためには、ぜひWi-Fi 7対応を検討しましょう!

周辺の音も聞こえるオープンエアの高音質ヘッドホン

NTTソノリティ「nwm ONE」(実勢価格3万9600円)
https://www2.nwm.global/article/one/ インタビューや議事録のまとめはAIにお任せ

ヘッドホンは、いまや音楽を聴くためだけのものではありません。周辺の音を遮断して集中力をアップしたり、オンライン会議の際に使用したりと、仕事での活用機会も増えています。
ただ、密閉型のイヤホンやヘッドホンの場合、周辺の音が聞こえなくなるためコミュニケーションがとりにくくなってしまうことが難点。
 
そこで注目を集めているのが、周辺の音も聞こえるオープンエアタイプのイヤホンやヘッドホンです。物理的に耳を塞がないので、周りの音が聞こえずに危険といった心配もありません。
 
NTTソノリティの「nwm ONE」もオープンタイプのヘッドホンです。イヤーパッドで耳を覆い、スピーカーから音が聞こえます。面白いのは独自のPSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術により、周辺には音が漏れないようになっていること。再生する音と逆の音を出すことで、オープン型なのに音漏れが殆どありません。このため、オンライン会議の会話が周りに聞こえてしまうという心配もありません。
 
また、マイクにも特許技術が使われており、周辺のノイズをカットして自分の声だけを 届ける「Magic Focus Voice」技術が採用されています。
 
高音質で音楽を聞いたり、オンライン会議などに使用可能。しかも、家族などから話しかけられたり、玄関のチャイムがあったりしても反応できるというわけです。さらに、オープンタイプなので長時間つけっぱなしでも耳が蒸れないのも魅力的です。バッテリー駆動で約20時間使用できます。

文字起こし機能搭載のAIボイスレコーダー

ソースネクスト「「AutoMemo R」(実勢価格1万3990円)
https://automemo.com/device/

ビジネスシーンで行われる、さまざまな会議や打ち合わせ、インタビュー。お互いの認識違いを避けるためにも、できるだけボイスレコーダーで録音し、保存しておくのが安心です。とはいえそれらをすべて文字起こしするのは大変です。「録音したはいいけれど、聞いていない」というケースも多いはずです。
 
ソースネクストの「AutoMemo R」はAIによる文字起こし機能を搭載したボイスレコーダーです。録音した音声はWi-Fiに接続すると自動的にクラウドにアップロードされる仕組み。あとはAIが文字起こしをしてくれるため、スマホやタブレット、PCなどから手軽にチェックできます。
 
料金プランとして、1時間まで無料の「お試しプラン」と、30時間/月の「月額プラン」(1,480円/月)、「年額プラン」(12,800円/年)を用意しています。

その他の仕事に役立つツール 3選

サングラスの中に大画面ディスプレイを表示するARグラス

XREAL「XREAL Air 2 Ultra」(実勢価格9万9800円)
https://jp.shop.xreal.com/products/xreal-air-2-ultra

未来のディスプレイとして注目を集めているのが、スマート(AR/MR)グラスです。これはサングラスの中にマイクロディスプレイを搭載し、掛けるだけで目前の空間に大画面を表示できるアイテムです。スマートフォンやパソコンを接続することで大画面ディスプレイとして利用できます。
 
なかでも「XREAL Air 2 Ultra」は、電子式の調光機能を搭載しており、レンズ部分の明るさを3段階で調節可能。目の前の風景に映像を重ねたり、背景を暗くして映像をはっきりくっきりと表示する調節ができます。
 
さらに、ただ映像を表示するだけでなく、スマートフォンやパソコンの複数の画面を表示する空間コンピューティングを体験できるのも魅力です。スマートグラスをかけているだけでデュアル、トリプルディスプレイ環境を作り出し、どこでも広い画面を使って仕事ができるのです。
 
まだ過渡期の製品のため、使い勝手はまだまだですが、いち早く未来を体験することができるため、トレンド感度を高めておきたいフリーランスにおすすめ。最新ガジェットへのアンテナは、今後のビジネスにも役にたつでしょう。

高コスパのミラーレス一眼

パナソニック「LUMIX DC-G100DW ダブルズームレンズキット」(直販価格10万6920円)
https://panasonic.jp/dc/products/DC-G100DW.html

最近ではスマートフォンのカメラ機能が進化したこともあって、仕事上のちょっとしたメモ撮影から、資料用の写真などの多くを、スマートフォンで撮ることが増えています。
しかし、クライアントが同席しているような場合など、「スマホでお手軽に撮影」と思われたくないシーンもありますね。
 
そこで用意しておきたいのが、使い勝手のいいコンパクトなミラーレス一眼です。手軽にカバンに収納しておくことができ、撮影も簡単。しかも、スマートフォンで撮るのとは違って、「ちゃんと撮ってる感」がだせます。
 
ミラーレス一眼の中でも特におすすめしたいのが、パナソニックの「LUMIX DC-G100DW ダブルズームレンズキット」です。標準ズームレンズ12-32mm、望遠ズームレンズ45-15mm(35mm換算24-64、90-300mm)の2本のレンズが付属しており、さまざまなシーンでの撮影が可能です。
 
ファインダーとフリーアングルモニターを搭載し、撮影スタイルも自在。タッチ操作もできます。標準ズームレンズ12-32mmはレンズを収納できるため、取り付けた状態でコンパクトに持ち運べるのもうれしいポイント。

1台持っていると、撮影のクオリティアップに加え、フリーランスとしての信頼感も高めてくれる、頼もしいお仕事相棒となってくれます。

業務内容に合わせて自在に昇降できるワークデスク

11◎COFO COFO Desk Premium(8万5999円~)
https://cofo.jp/products/cofo-desk-premium

在宅で長く仕事をしていると、朝から晩までずっと座りっぱなしということも少なくありません。オンラインミーティングやブレストをするときなどは、あえて立ったままで行う方がいいという話もあります。それを実現できるのが昇降デスクです。
 
業務内容や働く時のスタイルに合わせてデスクの高さを変えることができ、肩こりや腰痛の予防改善ができたり、運動不足の解消や集中力を高めるといったメリットがあります。
 
「COFO Desk Premium」は、63~128cmの昇降ができる電動ワークデスク。よく使う高さを3つまで登録することができ、高さを変えるのも簡単。デュアルモーターを搭載しているため、静かにゆっくりと昇降するのも優秀です。
 
テーブルは4サイズから選ぶことができ、脚フレームは2色を用意。天板は4つの色(天然木材から選べます)。マグネット収納にも対応しているため、ちょっとした小物やケーブルなどもキレイに整理できます。
 
1年間頑張って働いたご褒美に、ちょっとリッチな電動昇降ワークデスクを自分にプレゼントするのはいかがでしょうか。

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お気に入りのアイテムとともに仕事をすると、効率も気分も高まります。11月29日のブラックフライデー前後にAmazon、楽天などのECサイトや家電量販店で開催される歳末セールは、最新ガジェットをお得に手にいれるチャンスです。
毎日の仕事環境をアップグレードして、2025年もさらなる飛躍をめざしましょう!

文/コヤマタカヒロ
デジタル&家電ライター。大学在学中にファッション誌でフリーランスライターとして商業誌デビュー。その後、25年以上デジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開する。家電の情報サイト「カデスタ」の運営や調理家電のテストと撮影のための空間「コヤマキッチン」も開設。執筆以外に企業のコンサルティングやアドバイザーなども務める。

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