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日経をシェアせよ、さらば道は開かれん

フリーランスのための便利アイテム、通称「フリテム」を紹介するフリーランス協会のそーまです。

こうしてフリテムと言い続けていれば、いつかフリテムのほうから私のところに寄ってきてくれる日が来る、そう信じている今日この頃です。

さて、今週は、営業コンサルタントであり、フリーランス協会理事として活動する宮本聡(通称・宮本プロ)にフリテムを聞いてみました!

世間は君の関心に興味はない!?

宮本プロがフリテムとして迷わず答えたのは、「日本経済新聞(以下、日経)」

ビジネスパーソンなら朝晩必ず目を通すという例のアレですよ。

ただ、宮本プロの使い方は、どうも情報収集が目的ではないようです。

「まずは前提として、私の師匠(小宮一慶さん)の教えで『世間は君の関心に興味はない。自分の関心を世間に合わせろ』というのがあります」と宮本プロ。

その考えを起点として、宮本プロは日経を下記のように読むそうです。

・世間の関心順に一面から順に読む
・電子版のパーソナライズされた情報の偏りを意識する
・数字を意識し、気になったものをメモする
・テーマを決めて定点観測する
・複数記事を関連付けて読む

上記を読み方の基本としてます。

そのうえで大事なことは、継続することなのだとか。

新聞は読み切りではなく連載ものですから、気の向いた時や時間のある時だけ読んでも発見は少なくて、継続が大事です。特に数字は単体で見てもなんの意味もないですからね。基準値や過去との比較が欠かせません。

「売上高100億円」という数字だけ見ても、同業他社との比較、あるいは前年同期との比較がないと、その数字に意味を与えることはできません。続けて読んでいることで、発見が生まれるというわけですね。

SNS投稿+メッセでシェア!

でも、なぜフリーランスが日経なのでしょう?

宮本プロのこだわりポイントは2つあり、これを継続しているとその人の力になるのだと言います。

まず一つは、気になる記事にコメントをつけてSNS投稿すること
その理由は、

①コメントを付けて発信することで自分なりの意見を持てる
②不確かな発信を避けるために元情報にあたる習慣がつく
③思いがけないコメントがつくことで自分とは異なる視点に気づくことができる

ということだそうです。

SNS発信の発信を始めたのは、たまたま何か気になる記事をあげた時に、上記③で書いたように「思いがけないコメント」がついたことだったかな?自分で読むだけでなく、発信したほうが気づきが深いな、と思いました。

なるほど、自分だけで記事を読むのとは違う視点が持てるわけですね。

もう一つが、顧客や取引先が関係する記事が目に止まったら、メールやメッセンジャーで送ること

これは、

①その情報を知る前だった時に感謝される
②その業界に精通した方の意見を聞くことができる
③企業情報だった場合、内部でどう受け止められているか実際の話を聞くことができる

ということだからなのだとか。なるほど、フリーランスのための情報収集の高等テクニック…!

こうして宮本プロとのやりとりではたと気づく。

最近のそーまは、SNSで「疲れた」「体の調子が悪い」「眠い」というシェアしかしていない。不毛。荒れ果てたSNS。
明日こそ日経を読んで何かつぶやいてみよう、と固く誓うそーまでありました。

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