GoToワーケーション!コロナ下の旅は、ホテル選びが重要だった
こんにちは、フリーランス協会 代表理事のヒラマリです。いつもフリーランスのコロナ対策がどうだとか契約ルール整備がどうだとか、硬いことばかり書きがちなので、たまには違う話を。
といっても、根底は同じで、このコロナ禍でずっと気になっていたことの一つが、飲食業や観光業を営むフリーランスや小規模事業者の皆さんのことでした。
感染症拡大を防ぐことはもちろん大事。でも、日本全土を覆う自粛ムードの中、世界最高レベルの慎重さを誇る日本政府が出しているガイドラインに沿って真面目に対策していても、批判や嫌がらせを受けたり、大っぴらに集客しづらかったり、そんな立場に追い込まれている人たちのことが頭から離れませんでした。特に、観光で成り立っている地域への影響は深刻です。
そのことは、10月11日に放映されたNHKスペシャル 令和未来会議「新型コロナの不安 どう向き合う?」の中でもお話しさせて頂きましたが、何事も自分で見聞きしないと語れることはできません。そんな問題意識から、実は番組出演に先立って、子どもたちを連れて沖縄の様子を見てきたのでした。
その結果、現地の観光・飲食事業者の皆さんは感染症対策に最大限の注意を払いながら観光客を待ちわびていること、そして沖縄の悠々とした自然は今までと変わらず私たちを癒してくれることを、あらためて感じました。
とはいえ、万が一でも“東京モン”の私がウイルスを持ち込んだら申し訳ない! 感染症対策には万全の注意を払いました。今や感染症対策の専門家の先生方にもそこまでやる必要はないと言われそうですが、念のため旅立つ前の2週間は自宅と保育園の往復以外の外出を控えました。今回は、ワーケーションなので、基本的にまったりとホテル内で、遊ぶとしても屋外を選んで過ごすことに。
withコロナ時代のワーケーションは、移動を極力減らすなどの感染症対策が重要。そのため、旅の特別感と居心地の良さを感じてリラックスできたり、子連れの場合は子どもが飽きずに過ごせるホテル選びが重要だと思いました。
ちなみに、今回宿泊したのは、2020年にオープンしたばかりの2つのホテル。「ホテル アンテルーム 那覇」と「ホテル ストレータ 那覇」です。
その魅力も含めて、まとめましたよ! 子連れ沖縄ワーケーション滞在記!
と、その前に一つ告知させてください! 11月27日(金)には、「ホテル アンテルーム 那覇」を舞台に、アート思考を深めるスペシャルな夜「沖縄アートナイト」を開催します。スーパーお得なワーケーションツアーと合わせて、ぜひご検討くださいませ(詳細は巻末にあります)。
最初の滞在先は、まるで美術館のようなアートホテル
羽田から那覇までは約3時間。今回の機内アナウンスで初めて知ったのですが、飛行機の中は3分間ですべての空気が入れ替わるそうです。なんとなくのイメージで飛行機って密閉空間だと勝手に思っていましたが、お陰で一つ賢くなりました(笑)
那覇空港に到着してから市街地までは、タクシーで15分程と近距離。
初日に宿泊したのが、那覇から離島へのターミナルとなる「泊港(とまりこう)」、通称「とまりん」から徒歩圏にある「ホテル アンテルーム 那覇」。
“アート&カルチャー”をコンセプトにしたアートホテルは、外観からしてめちゃっくちゃかっこいいです!
(写真提供:ホテルアンテルーム那覇)
ダンジョンみたいな入口に足を踏み入れた途端に表れるアートに刺激を受けて、はしゃいでいた娘。
海と青空とアートが溶け合う空間。ここから眺めるサンセットも最高。
子どもたちなりにアートを楽しんでいた模様。子どもの柔らかい自由な感性で感じたことを聞くのも面白い。
アート探検をする子どもたちに目をやりつつ、アートギャラリーとつながっているラウンジスペースで私はしっかりワーク。窓の外に青い空と海を見渡すことができる、天井高の開放的な空間で、作業も捗ります。
もちろん、Wi-Fi・電源は完備されていて、テレワークには申し分なしです。
仕事のお供は、ホテル専属のパティシエさんお手製のドリンク+デザートセット。盛り付けがこんなにお洒落なのに、1000円という良心的なお値段。しかも、おしゃれな制服(ミュージアムコートというらしい)を着たフレンドリーなホテルスタッフの方が持ってきてくれるので、仕事のご褒美感が増します!
しかも、素晴らしいのがテラス席もあること。気分転換したくなったら、すぐに移動できます!
海をこんなに近くに感じながらワークできるなんて、「あぁ沖縄にいるんだな~」とニンマリしちゃいます(笑)
客室もテンション上がる「まんまるホテル」
アンテルームの客室は、丸みのある家具で統一されていて、先鋭的なアートが飾ってありながらも、やわらかい印象を受けます。
子どもたちは部屋に入ってすぐに、「全部まんまるだ!まんまるホテルだね~!」とハイテンション。
今回私たちが宿泊した客室は、デラックスルームという畳のある家族向けのお部屋。子連れだとお布団も選べるのも嬉しいところ。「やっぱりお布団にして正解だった」と、朝起きて、下の子どもの光景を見て、確信しました(笑)
知ってましたか? 実は那覇市内で海が見えるホテルって、レアらしいのです! それが、アンテルームは全室ハーバービュー! 朝食はテラスで船を眺めながら、美味しいオープンサンドやおにぎり、スムージーを満喫しました。息子の嬉しそうな顔。この笑顔だけで、母は仕事を頑張れます。
夕方には、海に沈む夕日を見ながら、ウチナータイム(沖縄独特のゆったりした時間感覚)を満喫。
ちなみにアンテルームは夜も圧倒されるカッコ良さでした!
(写真提供:ホテルアンテルーム那覇)
地元民に愛されるレストランで、大人気の絶品パスタランチ!
アンテルームはランチもおススメ。地元の方にも愛されて賑わっています。
五つ星ホテル出身のシェフが手掛けるカジュアルイタリアンは、沖縄県産の素材を使った彩り豊かな前菜盛り合わせと、パスタ・リゾットのオーダーブッフェ付き(食べ放題)。オーダービュッフェは、この時期には安心です。
(写真提供:ホテルアンテルーム那覇)
食いしん坊魂がくすぐられたのは、パスタ・リゾットがどれも少量ずつ盛り付けられていること。おかげで、全種類を堪能することができました!
(写真提供:ホテルアンテルーム那覇)
南国リゾートを思いっきり満喫できる日帰り離島訪問
港の真横にあるアンテルーム那覇にいると、離島を発着する船が行き交い、子どもたちも興味津々。
せっかくなので、「とまりん」から船に乗って渡嘉敷島へ行ってきました!
渡嘉敷島までは、フェリーだと1時間、高速船だと35分で到着するアクセスの良さですが、那覇周辺とはまったく違って、南国感たっぷりの島の雰囲気で、思わずため息がでる美しさ!
空と海の青の色が濃くて、白い砂浜との対比がリゾート感MAX!ビーチで波とたわむれているだけなのに、子どもたちの全力の笑顔が止まらなくて、自然の力に感謝しながら、私自身もすごく癒されたリゾート体験になりました。
那覇の中心地にして味わえる“アーバンリゾート”
次に宿泊したホテルは、ゆいレール「美栄橋(みえばし)駅」の目の前にある「ホテルストレータ那覇」。
那覇のメインストリートである国際通りからすぐのところにあり、アクセスも抜群です。
(写真提供:ホテルストレータ那覇)
そんな那覇の中心地なのに、緑に囲まれ、リゾート気分を味わえる空間がストレータにはあるんです。
ホテルの中庭にはプールがあり(子供用の浅いエリアも)子連れワーケーションにはぴったりの環境!
子どもたちが水遊びをしている横で、PC片手に仕事できるなんて、ワーケーションの醍醐味すぎます!
こちらも、アンテルームと同様、畳のお部屋があり、子連れも安心して泊まれるお部屋でした。
密を避けられるおススメ子連れ観光スポット
コロナを気にしながら久々の旅行でしたが、実際に行ってみて実感したのは、密になる場所を避ければ、子どもを連れていけるスポットが豊富にあるということでした。
個人的におススメの2つの施設をご紹介します。
<DINO恐竜PARK やんばる亜熱帯の森>
住所:沖縄県名護市中山1024-1
入園時間:9:00~18:00(最終入園17:30)
入園料:大人(16歳以上)800円、小人(4歳~15歳)500円
「恐竜たちに会える森」ということで行ってきたのが、本島北部の名護市にある恐竜パーク。
恐竜たちが生きていた時代にタイムスリップしたかのような亜熱帯の森に、まるでジュラシックパークのような世界が広がっていて、子どもたちも大興奮!
正直、入園料がお手ごろだったので、こんなに盛りだくさんで楽しめるとは思わず! 期待以上でした。恐竜が御菓子御殿の紅いもタルトを加えているという遊び心も素敵。
<海ん道 / UMINCHI SEA SIDE PARK>
住所:沖縄県糸満市真栄里1931
営業時間:9:00~17:00
沖縄本島南部の糸満市にある「海ん道~Uminchi~」は、海ぶどう養殖場であり、海ぶどうの摘み取り体験や塩づくり体験ができたり、ここにしかない「生海ぶどうソフト」が食べれたりと、子連れで楽しめる複合型体験施設です。
海ぶどうのプチプチ食感を好きな子どもは多いと思うのですが、どんな風に作られているのかを見せるのは食育の観点からも良い機会だなと思いました。海ぶどうラバーな娘も大喜びでした。
GoToワーケーション! 「アート思考」を深めるスペシャルな夜はいかが?
そんなこんなで、コロナ禍で感染症対策に気を使いながらも、十分に楽しめた沖縄ワーケーション。
那覇は以前からLCCを使えば1人1万円代で気軽に行けちゃうところですし、今ならGoToトラベルキャンペーンでよりお得なので、ぜひ皆様にも体験していただきたい!そして、沖縄の観光業、飲食業の方々を応援したい!
そんな思いで、沖縄県のご後援をいただき、沖縄UDSさんとKabukStyleさんのご協力の下、こんなイベントの開催が実現しました。
本記事でもご紹介したアートホテル「ホテル アンテルーム 那覇」を舞台に、アート思考を深めるスペシャルな夜「沖縄アートナイト」。
ベストセラー『13歳からのアート思考』の著書 末永幸歩さんをゲストにお招きし、特別授業とアンテルーム館内のアートを鑑賞しながらのワークショップを開催。
授業の後は、アンテルーム 那覇の支配人の山森薫さんを交えて、一般の人々とアートとの接点の作り方や、クリエイターやビジネスパーソンが自らの生き方や働き方にアート思考のどのように取り込んでいったら良いのかについて、パネルトークも。
その後は、アンテルームのレストランで、美味しいタパスをつまみながら、ゲストや参加者との交流を楽しんでいただけます。
おまけに、定額制コリビングプラットフォーム「HafH」を運営するKabuk Styleさんがスーパーお得なツアーを用意してくださっているので、たとえば東京からだと、イベント参加+2泊3日のワーケーションツアー(往復航空券、宿泊込み)合わせて2万5千円くらいで行けちゃいます!
もちろんお好きな日程で個人で航空券や宿泊手配していただいて、イベントだけの参加申し込みも可能です。
詳しい概要はこちらでチェック!お子様連れも歓迎です。
密を回避するため、定員に限りがあります。お申込みはお早めに!
11月27日、ぜひ一緒にアンテルームのアートとサンセットと夜景を楽しみましょう。
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