見出し画像

年末は経費で投資! 2023年最後にフリーランスが買いたいおすすめガジェット&家電8選

長く続いたコロナ禍が5類指定へと移行し、一気に通常営業に戻った2023年。気づけばすぐそこに年末の足音が聞こえててきました。

年を超す前に最後にしなければいけないことがあります。それが「経費」としての投資です。2023年の売り上げを計算し、仕事に必要な家電やガジェットを買うことで、最後の「節税」ができます。

ただし、注意点がいくつかあります。一つは今年度中に支払いが行われること。クレジットカードなどで購入して、引き落としが24年になった場合は23年の経費として認められません。また、当然ですが仕事に関係するものである必要があります。自宅で仕事をしていて、仕事でもプライベートでも使うといった場合は家事按分が必要です。

おすすめは10万円までの消耗品と、「少額減価償却資産」として即時償却できる(年間300万円まで)、30万円未満の製品です。

特に30万円未満の製品が「少額減価償却資産」として即時償却できるのは24年までとなっているので、気になっている製品があるなら早めに入手するのがおすすめです。

今年もデジタルガジェットや家電に精通するフリーライターがおすすめの製品をピックアップしました。

おすすめ① これからの経理に必須のドキュメントスキャナー

PFU「ScanSnap iX1600」(実勢価格4万4000円)

2024年1月より電子帳簿保存法が適用されます。これは経理書類を電子データとしてで保存する法律で、元々電子データとして届いた書類を印刷して保存することがダメになり、電子データとして保存することが義務付けられるものです。

さらに電子帳簿保存法では紙のレシートや領収書を電子データにして保存することが認められるようになります。訂正や修正の履歴が残るシステムを利用する、タイムスタンプを付与するなどの条件はありますが、原本の破棄が可能となります。

この電子帳簿保存法にあわせて経理のペーパーレス化のために欠かせないのがドキュメントスキャナーです。中でもPFUの「ScanSnap iX1600」はさまざまな会計クラウドサービスと連携が可能。レシートなども安定してスキャンできます。経理の手間を最小化するためにも、ドキュメントスキャナーは必須です。

おすすめ② ビジネス空間でも活躍するノイズキャンセリングイヤホン

ソニー「WF-1000XM5」(実勢価格3万7000円)

営業や打ち合わせなどで外出する時はもちろんのこと、自宅・事務所でのオンライン会議などでも欠かせないのが高性能のイヤホンです。
中でも周辺の音をカットできるノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンは必需品といえます。これがあればコワーキングスペースやカフェなどの騒音のある場所で仕事するときなども集中できるというわけです。

ノイズキャンセリング機能と通話音質の良さを両立しているのがソニーの「WF-1000XM5」です。風ノイズ低減構造や、高性能ボイスピックアップテクノロジー、骨伝導センサーにより、聞き取りやすい音声で通話・会議ができます。

さらに2台の機器に同時接続できるマルチポイント機能を搭載しているので、スマートフォンとPCを同時に利用できるもの便利です。

おすすめ③ 出張にも持ち運びたい話題の特殊キーボード


PFU「HHKB Studio」(実勢価格4万4000円)

クリエイティブでもビジネスでも、PCで業務する上で重要なのがキーボードです。効率的に作業する上では、より使い勝手のいいキーボードが欠かせません。

プログラマーやライターなどキーボードを酷使するフリーランスからの支持が熱いのがPFUのHappy Hacking Keyboardシリーズのキーボードです。打鍵感の良さは折り紙付きで、より負担なくキー入力できます。

この秋に登場した新作の「HHKB Studio」はシリーズで初めてメカニカルスイッチを搭載。さらにキーボードの4ヵ所にジェスチャーパッドを配置し、指でスライドするだけで様々な操作ができます。キーボードの中央にはポインティングスティックも搭載。PCとはBluetoothで接続可能。iPadなどとも繋がります。ノートPCなどと一緒に持ち歩きたいキーボードです。

おすすめ④ テレビ放送をすべて録画して情報をキャッチ

パナソニック「全自動4Kディーガ DMR-4X1002」(実勢価格27万6500円)

近年はビジネス情報の収集と言うとインターネットが主流ですが、ビジネスニュースやドキュメンタリーなどをチェックする上ではテレビも欠かせません。

例えば業務に関連するサービスや商品がテレビで取り上げられ、SNSでバズった場合など、後から確認するのは大変です。しかし、そんな時にあると便利なのが全録ができるレコーダー。テレビ放送を24時間8ch分まるごと録画できるため、放送終了後からでもチェックが可能です。

パナソニックの「全自動4Kディーガ DMR-4X1002」は10TBのHDDと11ch分のチューナーを内蔵しており、最大8chの放送を約28日分保存できます。その後は古い番組から消しながら更新録画ができる仕組み。これがあれば業務に関連するテレビ番組を見逃す心配はありません。

おすすめ⑤ タフネス性能が魅力のスマートウォッチ


アップル「Apple Watch Ultra 2(GPS + Cellularモデル)- 49mmチタニウムケースとブルーオーシャンバンド」(実勢価格12万6200円)

体に装着するウェアラブルデバイスとして普及が広がってるのがスマートウォッチです。スマートフォンと組み合わせで使うことにより着信や通知を素早くチェックしたり、様々なアプリをスマートフォンを取り出すことなく利用できるようになります。

数多くのスマートウォッチの中でも定番と言えるのが、iPhoneと連携して使えるApple Watchシリーズです。中でも注目なのが49mmの大きなウォッチフェイスを採用し、タフな環境でも安心して使える「Apple Watch Ultra 2」です。

パッと観てわかるその独特のデザインはデジタル機器に精通しているというアピールにもなります。さらに通信機能内蔵したセルラーモデルならiPhoneを持ち歩いていないときも各種ネットサービスや通話の利用ができます。

おすすめ⑥ 小型サイズで出張にも持ち出せるシェーバー


パナソニック「ラムダッシュ パームインシェーバー ES-PV6A-W」(実勢価格4万2000円)

男性にとって日々の身だしなみの上で最も大切なのがヒゲのケアです。コロナ禍でマスクをつけていた間は隠せていたので、外出時や商談の前などに、ひげのケアをしていないことに気づいたなんて経験のある人も多いはず。そこでおすすめなのが持ち歩けるコンパクトなシェーバーです。

パナソニックの「ラムダッシュ パームインシェーバー ES-PV6A-W」は名前の通り、手のひらサイズの電気シェーバー。しかも、小型ながら5枚刃を搭載しており、濃いヒゲやクセヒゲもしっかりとケアできます。

さらに便利なのが多くのデジタルガジェットと同じUSB Type-Cで充電できること。このため、出張などに持ち出したときも 充電を気にする必要がありません。非常に小さいため、荷物にもならず、いつでも携帯できます。

おすすめ⑦ 全自動で拭き掃除までできるロボット掃除機


アイロボット「ルンバ コンボ j9+」( 実勢価格19万9800円)

ステイホームが終わり、これまでのように外出する機会が増えると家事もおろそかになりがちです。特に自宅と仕事場が一緒になっている場合、忙しくて散らかり放題になるといったことも多くあります。そこで家事の一部を自動化してはいかがでしょうか。

最もおすすめなのがロボット掃除機。不在時に動かしておけば自動的に部屋を掃除してくれます。しかも、最新の「ルンバ コンボ j9+」は水拭き掃除にも対応しており、床をピカピカに磨き上げてくれます。充電台を兼ねたクリーンベースには水タンクも搭載しており、約1ヵ月は給水も不要です。自宅に仕事場があるなら、ロボット掃除機も家事按分すれば事務所分は経費として認められます。

仕事場をきれいに保つことができれば、自ずと仕事に対するモチベーションも上がるはず。ロボット掃除機が掃除するとなれば、床に物を置かなくなるため、結果として散らかりにくくなります。

おすすめ⑧ フリーランス協会会員なら25%オフで購入できる高性能キーボード&マウス


デルテクノロジーズ「Dell Premierコラボレーション キーボードおよびマウス日本語 - KM900」(25%割引価格2万9010円)

フリーランス協会の会員には様々な会員特典があります。その中の一つとして用意されているのがデルテクノロジーズの「中小企業支援パートナーシッププログラム」です。これはパソコンやモニター、周辺機器などの値引きや、電話での購入相談が見られるサービスです。

パソコンやモニターは5~10%、周辺機器は25%の割引クーポンが利用できます。

そこで今回おすすめの製品を選んでみました。最もお得に感じたのが「Dell Premierコラボレーション キーボードおよびマウス日本語 - KM900」です。これはDell初のZoom認定キーボードとプレミアムマウスのセットで、定価は3万8680円。これが25%オフとなり、3万円以下で購入できます。

キーボードはビデオのオンオフやマイクのミュートなどが素早くできるZoom会議のための機能を多数搭載。マウスは4方向にスクロールできるスクロールホイールを備えた多ボタンマウスです。

どちらも2.4GHz無線とBluetoothのワイヤレス接続に対応。最大3台のデバイスを切り替えて使うことができます。

今年も残り1ヵ月ちょっと。気付いたら年末です。仕事環境を見直して、足りないと思う機器やビジネスをパワーアップできるガジェットを最後に購入しましょう。

狙い目はセールです。例えば11月24日から12月1日までの間に開催される「Amazon ブラックフライデー」。毎年数多くのお買い得な製品が並びます。また、12月は家電量販店などのリアル店舗でもセールが開催されます。仕事に役立つガジェットや家電をお得に入手しましょう。

文/コヤマタカヒロ
デジタル&家電ライター。大学在学中にファッション誌でフリーランスライターとして商業誌デビュー。その後、25年以上デジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開する。家電の情報サイト「カデスタ」の運営や調理家電のテストと撮影のための空間「コヤマキッチン」も開設。執筆以外に企業のコンサルティングやアドバイザーなども務める。

この記事が参加している募集

おすすめガジェット

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?