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自分の人生に責任を持つ 自助論 一章

自助論の一章は、有名な言葉である「天は自ら助くる者を助く」から始まります。

私たちは、人助けをすることは良いことだと思っているかもしれません。
しかし、過度な人助けはその人のためにならず、自分で自分を助けようとする精神こそが大事なのだとスマイルズは述べます。
一番いいのは、何もしないでほっておくことなのかもしれません。

自助の精神において重要なことは、一生懸命に働いて節制に勤めて、人生の目的を真面目に追及していくことです。
私たち一人一人が自助の精神をもって生きていくことが社会をよくするために必要なのです。

人間には、どうしても優劣が生じてしまいますが、その優劣は、どれだけ一生懸命に努力したかで決まります。
決して人間の優劣は、お金持ちに生まれるか貧乏に生まるかは関係ありません。
たとえ、どのように恵まれた環境で生まれようとも、怠け者は、どんな分野でも優れた業績を上げることが出来ません。

自分の人生は、自分で切り開くもので、幸せになるのも不幸になるのもすべて自分で責任をもっていくべきなのです。

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