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自由研究「私は仕事が好きじゃないことの証明をする」が成功に終わった。スタートアップの退職有休消化中に突入して、丸一ヶ月がたった。

5年半勤め、最後には執行役員をしていたベンチャー企業を辞める決意をし、有休消化中の夏休み。こんなに長く何もしない(無職)なのは久しぶりなので、自分に何かを課す意味も込めて、心境の変化や日々の過ごし方について書いておこうかと思ったり、今だけ思ったり。

夏休みの自由研究「私は仕事が好きなのか、そうでもないのかを実証する」が完了した。
終わってから決めた後出しの自由研究だけど。

「実は私、仕事そんなに好きじゃないんですよね」と言うと周りの人は「そんなことないはず」「そうは言ってるけど」と否定してくるのだが、こればかりは私にしかわからないと思いつつ、周りにあまりにも「もすこさんは仕事好き」と言われるので揺らいでいた。

しかし、「私は仕事がそんなに好きじゃない」、というのは勘違いではなかったようだ。仕事をしないこの1ヶ月、快適すぎる。この1ヶ月で実証された。

仕事のことをほぼ思い出さない。
仕事のことを考えない。
残した仕事を振り返らない。
あ、これ、仕事につかえるかも、とか結びつけることもほぼない。
みんなどうしているかなとか全然思わない。
働いてないことに不安も覚えず、暇なことに焦りもない。
平日ふらふらしていても罪悪感も感じない。
スーツのサラリーマンズを見ると、今日も大変ですねと人ごとに感じ、
noteやネットでバリバリ働く同世代の女性の記事をみても、
ふーん、と思うのみ。

仕事のない日々、私にはとても合っている。最高だ。

2連休とかでなく30連休とかになってくると、1日何もしなくても罪悪感が生まれない。
前は、休みの日はなんかしなきゃ勿体無い派だったので、とにかく家を出るなどして、焦燥感と義務感に追われていたのだが、今やもう、たかが1日。
朝起きてぼーっとしてまたごろっとしてベッドで本を読んでまた寝ちゃって、あれ、夜じゃない?ってなることもあるが、まあいっか、まだ休みあるし。

人に会うのもたまにでいいほうで、友人も少なく、一人が一番気楽であるので、それがまたこの何もしないでいい日々の快適さに拍車をかけている気がする。仕事してたら、常に誰かとコミュニケーションをとり続ける必要があるので、疲れる。それもない。話したい時に話したい人とだけ会話をする、なんて快適なんだ。

今日も朝起きてから何をしているかって、ベランダの朝顔に水をやり、つぼみが増えてる〜って数えて、昨日の残り物のベーグルをかじりながらそういえば部屋の緑も水やりしなきゃな〜と眺めつつソファーでダラダラし、トイレットペーパーがなくなったことを思い出してドラッグストアに行き、その帰りにコンビニでお昼に食べるナポリタンを買ってきて食べて、もう12時。

何もしとらんがな。前と全然違う。
でもいいのです。休みなので・・。
罪悪感もなし。

仕事しなくていい日々ってこんなにも自由だったのね。

「仕事が好きじゃない」ことと「仕事ができるかどうか」には関連性がないことも証明された気がする。
働くことが好きじゃないけど、仕事ができないわけではなかった。

眠くなってきた。


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