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群馬旅 -2-

くねくねとした山道を走り、こんなところに旅館なんてあるのかと思ったところにありました。

四万温泉・積善館。
https://www.sekizenkan.co.jp/

積善館は本館、山荘、佳松亭の3つの館から成り立っていて、
今回僕たちが宿泊するのは佳松亭。

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...めちゃくちゃ素敵な門構えだ。
いい旅館特有のお香のかおりがお出迎え。
隅々まで手入れが行き届いているし、接客も落ち着いていて丁寧、
庭の紅葉もライトアップされていて美しい。

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妻が部屋風呂がある部屋にしたと言っていたが、案内されると...びっくりした。

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めっちゃいい部屋じゃん。。
これには父と母も大変喜んでいた。

部屋風呂は半露天。

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3人は余裕で入れるくらいの広さがありました。

早くもこの旅館の虜になってしまい、興奮冷めやらぬうちに他の2つの建物も見学。

室内着は作務衣、浴衣、ガーゼパジャマ、バスローブが用意されていて、
作務衣か浴衣であれば館内出歩いてよいとのこと。(食事処もOK)
館内出歩く時用のかごバッグも1つ用意されています。

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これ、とてもよいですよね。
僕はお風呂に行く時や館内をうろつく時はビニール巾着でいいのですが、
女性は荷物がたくさんあるじゃないですか。
こういうところに旅館の気遣いを感じます。そして何よりも見た目がよい。
妻曰く、浴衣で自分のバッグを持つのっていまいちなんですって。

佳松亭の1階と山荘の2階、山荘の1階と本館の2階が繋がっていて、外に出なくても本館まで辿り着けます。

本館は元禄四年に建てられ、現存する日本最古の木造湯宿建築、
群馬県の重要文化財にも指定されている。
山荘は昭和11年に建てられ、国の登録有形文化財、群馬県近代化遺産に登録されている、と公式サイトに掲載されていました。
本館・山荘共にとても歴史を感じることのできる建物です。
(佳松亭は昭和63年に建てられているそうです)

山荘から本館へつながる通路が千と千尋の神隠し冒頭に出てくるトンネルのモデルになったのでは?と言われているようで。
それがこちら。

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思っていたよりも短い連絡通路でしたが、なんだか吸い込まれそうな雰囲気。

積善館には他にも千と千尋の神隠しのモデルになっているのではと言われている場所があります。

まず、本館正面に向かう赤い橋。

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確かに劇中の油屋にかかっている橋はこちらの赤い橋に似ていますね。
そして橋を渡って右側の建物も女中部屋に似ていると言われているようです。

この写真、光がとてもきれいに映ったと妻が自画自賛していました。
雨のおかげだね( ◠‿◠ )

そんなこんなで館内散歩も終わり、次は待ちに待った食事です!

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