私は特別な存在!スゴイんだ!と言いたくなる時の心理を東洋哲学で紐解くと(2)
こちらの記事の続きです。
そもそも、なんで自己愛が過剰になるんや?という部分を、卍易風水で読み解いてみると、
自分を支えてくれるエネルギーの不足が、超深刻!
というのが決定的な原因なのです。
もっと具体的に言えば、両親(のような存在)からエネルギーを十分に受け取れなかった、ということ。
本来は血の通った他者から受け取れるはずのエネルギーを、様々な理由から自分一人でどうにか生産しなきゃいけなかった。
だからこそ、過剰なまでに頑張らざるを得ない…という仕組みなんですね。
で、そういうアンバランスな状態になると、必ず
表面的に現れる現象としては
不足 or 過剰 のどちらかに偏っていくので
「私、すごいねん!」「私のこと認めてよ!」という
外側の承認によって自分を支えようと過剰に頑張るし、
「私なんて、この程度の存在」「私になんて価値はない」という
承認を得ようと頑張ることすらも諦めるような状態にもなる。
でも、それは表面的な現象に過ぎず、
自分を支えてくれるエネルギーを十分に受け取れていない
という根っこの原因は一緒なんですね。
本当は、それを欲していいんです。欲して当然なのですよ。
じゃあ、大人になった私たちはどうやって、その過剰な自己愛、もしくは承認を欲することすら諦めてしまうような干乾び、枯渇感と付き合えば良いか?
やはり、
自分を支えてくれるエネルギーを強化する
ここに尽きるんです。
専門的に言えば「父母」的な側面を、満たしてあげる。強めてあげること。
それは決して「家族と仲良くしましょう」「親孝行しましょう」なんて話じゃないですよ。
家族と繋がることが本当の望みならやって全然OKだけど、頑張らなくていい人もいる。
だって、世の中には本当に酷い親もいますからね。
で、具体的なアイディアを並べると、
★自分自身へ深い深い理解を注ぐ
(まずは何が好きか・やりたいかを探る前に、自分は何が嫌なのか・どうなることが不快なのかを、よーーく知ってあげること)
★自分で自分を労わり、愛してあげる”知識”や”仕組み”を持つ
(定期的にマッサージに行くとか、疲れたら自分にこうしてあげるとか、”自分の取説”を持って日常的に実行する)
★身体を鍛える
(身体は自分の土台だから、心ばかりに偏らず身体ケアを大切に)
★地面にしっかりと足を付ける
(グラウンディング、瞑想、散歩がオススメ)
★年長者やメンター的な人に可愛がってもらう、付き合いを深める
(これは個人差があると思うので、やりたい人はやればいいって感じ)
こういった部分を毎日コツコツ満たしてあげることで、自分自身が自然と調和的な状態になっていきます。
自分自身を愛そうって言って、何か特別なことを追い求める必要は本当にない。マジでない。
めちゃくちゃ地味だけど、ここを楽しめるようになったら、だいぶ自分のエネルギーが満ちてきた証拠だからね。
私個人の体験だけじゃなく、こういうエネルギー構造になっていると説いてきた東洋の先人たちも、そう言ってくれてるもんだし。
安心して、取り組んでみてくださいねん✨
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