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私は特別な存在!スゴイんだ!と言いたくなる時の心理を東洋哲学で紐解くと(1)

これね、恥ずかしながら、私はずーっとくすぶっていました。

私はすごいんじゃ!
私は他の人と違うんじゃ!
私はこんだけ違う苦労をしてきたんじゃ!

ってね、すごく思っていた。

それと同時に、
そんな気持ちを”持っちゃいけない”とも思っていて。

うわ、特別って思いたいって自分ってめちゃ嫌や
私はすごいぞって口に出して誰かに証明したい自分、超ダサイわぁ

みたいな、アクセル全開に急ブレーキを踏み続けている感じ。
めちゃめちゃ燃費悪いんで、無意識的に消耗します^^;


だけどそれ、や~~~~~っと解けてきたんです(長かった)


こっから、東洋思想・哲学を使って紐解いてみると。

私が嫌で嫌で仕方ないと思っていた自分の感情とは、
”過剰な自己愛” です。

どこまで行っても「私」「私」「私」であり、その「私」は外に向いている。

「私、〇〇でしょ?」って外側に向かって言いたい。


誰かに「そうだね」って言って欲しい。
誰かに「あなたはすごいよ」って認めて欲しい。

誰にでも承認欲求はあって当然なので悪ではないんだけど、
ここで言っているのは、存在の揺らぎに裏打ちされた過剰な自己愛

要は、誰かの何某か外側の評価や承認がないと自分が保てないから過剰に補おうとする状態ですね。


本来は、
「私ってすごい」「私って素晴らしい」が健全に育まれると

あなたも、すごい
あなたも、素晴らしい

という感じに、自分も他人も同じだけ大切にできる。


だけど、
「私、すごいでしょ!」「私って特別でしょ!」って、誰かに褒めて欲しい・何かに証明したいという気持ちが湧き上がる時、

この”過剰な自己愛”の矢印がどこへ向かうかと言うと、

ビジネス・お金・女性


です。超分かりやすいでしょ(笑)


男性だったら
「こんなにお金を沢山持ってる俺、凄いだろ」
「こんなに女性にモテてる俺、凄いだろ」
「こんなに忙しくて立場もある俺、凄いだろ」

(ただ傍から見ると、信頼が無いし、自信がなさそう)


女性だったら
「こんなにお金稼いでる私、凄いでしょ」
「こんなに色んな人に囲まれている私、凄いでしょ」
「こんなに自由で豊かな生活を送れる私、凄いでしょ」

(ただ傍から見ると、何か不安げだったり無理して頑張ってそう)


つまり、

”自分の存在の豊かさ”を信じられないので
目に見える豊かさの象徴を外側に差し出したくなる。

差し出すことで、
自分はすごいんだ、って証明し続けるために。


これは私の主観じゃなく、全て東洋哲学のエネルギー構造のお話です。

凄いよね。何千年も前から、人間の本質は一緒なんやな。


じゃあ、話を深層の方に進めていくと

そもそも、なんで自己愛が過剰になるんや?ってところを紐解くほうが大事。

それを紐解けばもちろん対処もできる。過剰さのしんどさを解き放つこともできる。

もうちょい長くなりそうなので、明日また続きを書きますね。


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