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airClosetさんのECO SALEをfreee社内で開催してみた話(実は2回目!)

こんにちは、CCO(Chief Culture Officer)のつじもです。
先日、私たちfreeeの大崎ネスト※でairClosetさんにご協力をいただいて「airCloset ECO SALE(エコセール)」を開催しました。この記事はそのイベントの様子をお届けするものです。

実はこのイベントは昨年10月に一度開催しており、今回は2回目の開催となります。前回開催時のフィードバックを反映し、進化させることができた部分も含めてお伝えします。

※freeeではオフィスのことを「ネスト」と呼びます。ネスト(nest)は英語で鳥の巣を意味し、ロゴの燕にかけて、freeeの人たちが集い、共に過ごし、成長していく場にしたいという想いを込めた呼称です。

ECO SALEとは?なぜ開催することになった?

ECO SALEとは、月額制ファッションレンタルサービス『airCloset』にて、レンタル提供を終了したものの、状態の良い着用可能なお洋服を、クリーニング・メンテナンスした上でリセールする販売会のことです。(詳しくはairClosetさんのニュースリリースを参照ください)
昨年、airClosetさんの方からお声がけをいただいてお話をうかがった際、リユース・リセール・リサイクルを通じて「衣服循環の仕組み」を構築していこうという目標に共感し、参加させてもらうことを決めました。現状のアパレル業界における「当たり前」にチャレンジしていく姿に、freeeの掲げている価値基準のひとつ「社会の進化を担う責任感」※に通ずるスタンスも感じ、ぜひ一緒に取り組みたいと考えました。

※「社会の進化を担う責任感」:社会全体を前に推し進めるべく、社会に信頼される存在であると同時に、本質的であればあえてリスクを取って挑戦していく。

実は、airClosetさんはfreeeのプロダクトをご利用くださっているユーザーさんでもあります(記事リンク)。
freeeユーザーさんがこんな格好いい企画をされているということ、そこに少しでもfreeeがプロダクトとして貢献できているのかもしれないということに、誇らしく嬉しい気持ちも覚えました。

さらに、freeeのカルチャーとしても、社内のfreeers(freeeで働く人たちのこと)同士の交流が、ふだんの業務やふだんのオフカツ※を超えた軸で行われていくことで盛り上がりそうだと考えたことも、開催に至った決め手でした。

※オフカツ:社内で、趣味や興味関心のあるトピック等の共通点をもつメンバーが集まって行う部活のこと。活動に対しては会社からオフカツ費として補助があります。

第1回開催からの進化

昨年の第1回目は、トライアルということもあり1日限りの開催だったのですが、非常に多くのメンバーが来店し、購入するしないを問わず盛り上がりました。開催後に依頼した任意のアンケートには56名が回答してくれ、数々のフィードバックをもらいました。

「airCloset ECO SALEに参加しましたか?」という質問に対する回答の円グラフ。56件の回答に対し、「会場に覗きに行き、購入した」が60.7%、「参加しなかった」が19.6%、「会場に覗きに行き、購入はしなかった」が17.9%。
前回2023/10のECO SALE開催時のアンケート結果

参加したか?という回答に対しては、約20%のメンバーが参加しなかったとの回答。その理由について聞いてみると、以下のような回答がありました。

  • 行きたかったがお休み・リモート勤務の日だった(5名)

  • 行きたかったが時間がなかった(4名)

  • (行きたかったが)メンズ商品がなかった(1名)

  • 忘れていた(1名)

会場を覗いたが購入しなかった人の理由には、「検討するための十分な時間がなかった」「好みのもの/サイズがなかった」と、ここでも「メンズがなかった」という回答が。

『airCloset』の元々のビジネス特性上、取り扱うお洋服がレディースになるのは仕方ない部分もあるのですが、このフィードバックを前回会最後のふりかえりでお伝えしたところ、今回はメンズものも持ってきてもらえることになりました。(大感謝!)

さらに、「行きたいが時間がない」という声に応え、前回の1日開催から、2daysへの拡大開催。終業後に見に行きたいというニーズに応じるため、1日目は夜20時まで営業していただきました。
その他にも、サイズ展開や洋服の種類を増やしてほしい、気軽に試せるアクセサリーを充実させてほしいなど、色々お伝えしたのですが、可能な限り取り入れてご対応いただきました。(ありがとうございました!)

開催の様子

それでは、当日の様子を写真で少し紹介します。大崎ネスト内の「アソビバ(遊び場)」というオープンスペースの一画に、ずらりとお洋服やアクセサリーを並べていただき、セール会場としてオープンしました。

アソビバの入口には、お洋服を着せたトルソーと共に、セール実施中の看板を置いて呼び込み…

白いブラウスに黄色いスカートを着せたトルソーの横に、freeeのキャラクター看板が立っている。看板のふきだしに「エアクロ×freee DEI セール実施中!」の文字
呼び込みのために置いた看板とトルソー

オープン直後から、たくさんのfreeersが訪れてくれました!
気になるお洋服を見つけたら、会場の隅の試着室で試着。即購入に至る人も。

アソビバ小ステージ前のエアクロセール会場遠景。複数の女性メンバーが笑顔で洋服を手に取っている様子が写っている
チームメンバー同士で一緒にお買い物に来る姿が見られたり
airClosetのロゴ入りの紙袋を片手に嬉しそうな笑顔の女性
さっそくお買い上げするfreeerも!

今回メンズものも取り扱っていただいたので、それを目当てに訪れる人も多くいました!(写真右はairClosetさんのスタイリストさんです)

洋服がかかったハンガーラックの前で、ブルーのチェックのジャケットを手に取る男性と、向かい合って何か会話している様子の女性
スタイリングを受けながら「どうしようかな~~」と嬉しそうに悩む姿も

airClosetさんのECO SALEでは、販売に来てくださる方が全員スタイリストさんなので、洋服の好みなどをヒアリングしながら、その場でスタイリングまでしてくれます。(わたし自身もスタイリングしてもらって、2着購入しました!)

第1回からのフィードバック反映の甲斐あり、今回の第2回開催も、2日間通して非常に好評でした。1人で見に来る人だけでなく、チームメンバーと休憩時間に覗きに来て一緒にショッピングを楽しむ姿を見られたり、普段とは異なるコミュニケーションの機会を作れたのではないかと思います。airClosetさん、本当にありがとうございました!

開催時期に込めた想い

今回の開催を6月に決めたのには理由がありました。
6月はPRIDE Monthとして、世界中で性の多様性を称え、セクシュアルマイノリティの人権を守る運動月間となっています。別途『LGBTQ+ support Women 女性として働くということ』というイベントを企画していたのですが(詳細は後述のnoteをご参照ください)、freeeとしての連帯を示したいという思いから、このイベントと合わせてECO SALEを実施することにしました。

特にトランスジェンダーの方の場合、店員さんに話しかけることや、お店でお洋服を選ぶのはとても勇気がいるという話の共有を受け、お洋服を安心できる空間で選んでもらい、お洋服を選ぶ楽しみをひとりでも多くのメンバーに届けたいと考えてのことでした。
当日、すべてのスタイリストの方々に、事前にDEI(Diversity, Equity & Inclusion)チームによるLGBTQ+も含めて想定した接客研修を受けていただき、ジェンダー表現やアウティング等に対する注意点をお伝えしました。

ステージから研修を行う様子。受けているスタイリストさんは3名。ステージ上に投影されているスライド資料には「アウティングについて」という文字が見える
DEIチームによるスタイリストさんへの研修の様子

とはいえ、すべての人にとって心地よくお洋服を選べるようにするためには、まだ改善できる点もたくさんあるなと感じました。今回も開催アンケートでフィードバックをもらっていますし、また開催するときに活かしたいと思います。

下記、『LGBTQ+ support Women 女性として働くということ』のイベントレポートもぜひ合わせてご覧ください!

私たちfreeeでは、こうした取り組みに共感し、一緒に成長していける仲間を募集しています!興味をもってくださった方は、ぜひ私たちと一緒に新しい挑戦をしてみませんか?

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