実家への連絡
私の母は昔から厳しい人でした。
私たち姉妹に対する母の扱いは、私と妹との間で常に明らかな違いがありました。
私が実家を出て、数年後の話です。
私は当時、介護施設で働いており、長年働きたかった現場で働くことができ、厳しい場面もあれど、充実した日々を送っていました。
その職場では、職員と利用者様の距離が近く、たわいもない話から身の上話まで利用者様と話していました。
私も働き始めてから、何人か仲の良い利用者様ができ、利用者様から実の孫のように可愛がって頂いていました。
そこである日、たわいもない話から「今1人暮らしなの。えらいね。」との会話から実家のことについて利用者様が尋ねてきました。
その方に1人暮らしの旨を告げると、「実家には帰っていないの?たまには親に顔見せるのもいいもんよ。大事な娘さんなんだから、お母さんも寂しいんじゃない。」とお話をされました。
最初はあまり気に留めず、日々を過ごしていました。
しかし、実家を出てからしばらく家族には会っていなかったため、何となくその言葉が私の心の隅に引っかかっていました。
実家を出てから、母のことは心の中に封印していました。
ですが、仲がいい利用者様からの勧めもあったこと、腹を割って話せば母もわかってくれるかもしれない、普通の家族のようにいい親子としていられるかもしれないとの期待もあり、実家に連絡することを決めたのです。
母にいきなり連絡するのは気が引けると感じてしまった私は、まずは父にLINEで連絡をしました。
正直、父にLINEで連絡する時も数年ぶりだったため、かなり緊張して連絡をしたのを覚えています。
そして翌日、父からLINEの返信がきました。
「元気か。頑張っているか。」と父らしい内容でした。
父から返信がきたことで少し安堵したので、母へ連絡することへの恐れと勇気をもって連絡しないと...との気持ちが入り混じっている自分自身を奮い立たせ、母にLINEで連絡をしました。
母に対しての連絡はシンプルに「久しぶりに実家に帰ってもいい。」という内容で送りました。
母に連絡をした後、やっと連絡できたという気持ちが出てきて、肩の荷がおりました。
しかし、数日経っても母からの連絡はなかったのです。
疑問に思った私は、父に再度連絡をし、母にLINEをしても連絡が帰ってこない旨を話しました。
父が母にその旨を伝えてくれ、父経由で母との連絡がつきましたが、母が私のLINEをブロックしていることがわかったのです。
そのことがわかった時、私は母に対して疑問と信じられない気持ちになりました。
自分の思い通りにならないと、連絡をブロックし、遮断するという行動が本当に信じられなかったのです。
このエピソードは母の私と妹に対する扱いの違いの序章でしかありません。
具体的な妹との違いについては、次の記事で書いていきたいと思います。
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