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転職後に知った採用の裏話②

以前にもお知らせしました、約2ヶ月の試用期間中で断念した私の前任?について書きます。
その方との対比によって大変恐縮ですが私の採用が加速した部分があったそうで、運がよかったと言うか何というか…という心境です(笑)

2ヶ月の人(Aさん30歳男性)は紹介予定派遣で入社し、外見は至って普通の若めな成人男性で一見全く問題がないように見える方でした。
問題は採用後、実際に働き出してから発覚しました。

問題①.教わったことを直ぐに忘れ、上司を大声で呼びつける

仕事はOJTで、上司から簡単な仕事を少しずつ教わりながら引き継いでいく形でした。
仕事の進め方をAさんに教え、Aさんは「分かりました」と言って仕事を始めたのですが、上司が席に戻って直ぐに「もう一度最初から教えてください」席に座りながら大声で上司を呼び付けたそうです。
そこで部署の方々全員が「あれ?」と思ったと仰っていました。
ちょっと違和感を感じましたが、最初は様子を見ようとのことでそのまま仕事を教えていきましたが…
次の日もさらに次の日も、新しい仕事を教える度に同じ事が繰り返されたそうです。
必ず「もう一度最初から教えてください」と上司が席に戻ったタイミングで呼び付けられました。
上司も教える時に「分からないことはない?」と何度も懇切丁寧に教えても同様でした。
Aさんは教えている最中にメモを取っていましたし、上司も分かりやすいように紙に図示して説明していましたが、必ず最初からの説明を要求されたそうです。
しかも自分で書いたメモを見返すことはしなかったそうです。メモを書くという行動だけ行ったようでした。

この癖とも嫌がらせにも感じるような行動は、新しい仕事を教える度に毎回発生したそうで、非常に困ったと仰っておりました。

問題②.身だしなみに無頓着

Aさんの身だしなみについて、かなり問題がありました。
職場は基本的にスーツで、Aさんも朝はしっかりスーツを着込んで仕事を始めます。問題は時間が経ってからでした。
仕事はデスクワークなので椅子に座って取り組むのですが、あまり落ち着きが無いようで頻繁に座り直したり、貧乏ゆすりをしていたそうです。
それを何度も繰り返すと当然ながら服装も少しずつ乱れていきます
最終的には何故かパンツの上部分が見えるくらいまでズボンが乱れ、そしてワイシャツもジャケットからハミ出ていたそうです。
そこで一番の問題は、乱れた服装を直さないことです。
休憩やトイレを挟んでも全く直さないどころか、悪化していく一方でした。
流石に見かねた上司や他部署の方が注意をしましたが全く直らなかったそうです。
注意された時は服装をモゾモゾと弄っているのですが、弄るだけで直さずむしろ悪化することも多々ありました。
何度注意をしても一向に服装が直ることは無かったとのこと…

問題③.全く悪びれない

図太いというか何というか、何度も注意されたり指導を受けても全く悪びれる様子がなく、常に澄ました様子で過ごしていたそうです。
問題①や②で何度も上司や他部署の方から注意や指導を受けているにも関わらず、反省する様子が全く見られませんでした。
当然ながら注意されたら分かりやすく落ち込め!ということではありませんが、何度も強く注意されたら深刻な様子で謝罪の言葉が出るものだと思います。
しかしAさんは「はーい、すみませんでした」と言われたことを真剣に捉えてないようで、常に軽い返事だけをして直すこともほぼありませんでした。
最悪、軽い返事でも言われたことを直してくれるなら良かったのですが、殆ど効果はなかったそうです。


上司や他部署の方からは、怒りどころか恐怖を感じたと仰っていました。
あまりに自分達と考えや行動が掛け離れていて、何を仕出かすか分からない怖さを感じたそうです。
流石にこのまま正社員登用するのは難しいということで、2ヶ月の区切りで打ち切りました。

Aさんという話題性のある人がいた事実もあって、かなり採用面接では警戒するようになったと聞きました。
それでも実際に働いてみないと分からない部分もあるので、採用というのは頭を悩ます難しい問題だと、お話を聞いて感じましたね。
でもそれならば約4年のニートという負の部分を持つ私をよく採用したなと思いました…(笑)

まだまだ至らぬ事が多々ありますが、折角採用して下さった機会を無駄にしないために頑張ります。

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