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春の訪れ 桜の季節に注ぎ込んできた老子とメタファー思考

冬から春へ、季節が移り変わり、心地よい肌への感覚が、春の訪れを感じた。自然と気持ちも上がっている。

駅東公園を散歩している時だった。

日本の四季は、日本人の気持ちに影響しているのではないか。

そんな電気信号が肌から脳内へ伝わってくる。
「美しい四季がはっきりしている国は、日本のみである」ある記事を思い出す。


「四季」の言葉を聞いて思い出すのが、20代半ばの独立初期に受講した営業研修での言葉。

『人には春夏秋冬のエネルギーがある!!』

「もしや春夏秋冬とは、喜怒哀楽のことではないか?」
メタファー思考により、四季と気持ち(特に喜怒哀楽)には関連性があるという、新たな視点が芽生えた(メタファーは哲学より発展)

https://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~mogami/metapher94.html

春には春らしい服装、春らしい髪型、春らしい振る舞いなどが想像できる。それであれば、春らしい気持ちもあるに違いない。

夏には夏らしいイベント、夏らしい遊び、夏らしい光景などが想像できる。これも夏の醍醐味で、冬にはない開放的な気持ちが存在する。

自然は神聖なものであるゆえに、自然に従って生きることをよしとする。

中国春秋時代における哲学者 老子

「老子の言葉通りに生きるのであれば、四季の変化に従い、過ごし方を変えてみたらどうだろう」

心の声が湧いてきて、私は内なる声に従い、四季の変化をすぐに実践した。

1日の中で実践しやすいのは朝・昼・夜

朝の気温・昼の気温・夜の気温は絶対に違う。
であれば自分の気落ちも3つに変化するに違いない。

それぞれの時間帯で、どのような気持ちになったか、自分の頭の中に問い合わせた。

回答はこれだった。

朝は気持ちが上がっている日が多い
昼は気持ちが落ち着いている日が多い
夜は気持ちが穏やかな日が多い

著:深谷所感

この結果に驚きと感動を覚えた私は、毎日自分の気持ちデータを測定した。
5分単位15分単位30分単位など、気持ちがどのように変化していくのか観察するのが、面白くどんどんデータを蓄積していった。

気持ちが上がっている時は、集中力が途切れるまで業務に取り組み、気持ちが落ち着いてきたら、事務処理を取り組み、穏やかな気持ちになってきたら、アートや執筆に取り組む

著:深谷考察結果

予測は見事的中

仕事が思った以上に捗る。
課題解決に要していた時間が、半分以下で解決できるようになっている。
日本の四季からヒントを得て、実践したことで、老子の言葉が血肉となった気がする。
これが自信と言われる価値にコード変換される。

以後私は1日を過ごす中で、気持ちの変化を捉えるようにしている。
ずっと気持ちを気にすることが大変、細か過ぎると言われることもある。

しかしその言葉に対しても、私は自信を持って言えることがある。

それはその方が自由になるということだ。
自由とは「得る」ものではなく「成る」ものであると。

今回のエピソードで多く出てきた「気持ち」には「感情」「心」「精神」など似ている言葉が登場する厄介な分野の言葉だ。

『今どんな気持ちですか?』

次回はこの「気持ち」について考えを深め、みんなの日常に生かせるよう細かく考察した結果を残していく。

これを書いてる私の気持ちは穏やかです。
応援よろしくお願いします。

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