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至急!自分を知ることの重要性が問われています。

自己分析、自己認識、自己理解、内観、内省、振り返り、セルフアウェアネス、フィードバック、など、自分を知るための言葉はたくさんあります。私は、これを「自分の哲学を持つこと」と考えています。
「自分のことは知っている、もしくは、知らなくても支障はない」という人もいると思いますが、そんな人でも気づきはあると思います。

なぜ、自分を知ることが重要なのか。
その理由を私なりに考察したのが今回の記事です。これを読んで1人でも多くの人に自分を知ること、大切にすることの重要性が伝われば嬉しいです。

集団主義から個人主義の時代

突然ですが質問です。

「あなたは集団主義ですか?それとも個人主義ですか?」

そう聞かれたらどう答えますか。
デジタル化とグローバル化が進む今、個々の競争が激化し、ストレスや不安が日常化しています。似たような商品やサービスも蔓延し、資本主義も変わってきています。時代の先を読むことに長けた専門家たちは、この時代の変化をいち早くキャッチし、わたしたちにこれからの生き方・働き方を示してくれています。

個人的には山口周さんが「巨大な自己実現市場の登場」について著書で説明していますが納得できます。

時代も社会もサービスも個人

2024年11月にはフリーランス新法も施行され、社会的にも個人の働き方を推奨しています。自分の得意なことやスキルを売買できるサービスも増えています。この個にフォーカスした生き方・働き方が「フリーランス」と言えます。このように時代も社会もサービスも「個」を推奨していることを考えると、これから更に個にフォーカスした生き方・働き方が注目されることが予想できます。そのような中で

あなたは自分をどの様に表現しますか?
あなたは何をしたいのですか?
あなたはなぜその仕事をしているか?
あなたにしかない強みとは?
あなたらしさとはなんですか?

このようなことが当たり前に言われる時代がすぐそこまで来ています。
これらの質問に当たり前に答えられるようにしておくために、自分を知っておくことが非常に重要になるのです。

「自分、個人、私、自己、己、我」あなたの概念

見ての通り、自分と言っても様々な一人称があります。そもそも「自分」「個人」という問いが生まれたのは中世ヨーロッパと言われています。つまり日本には元々「自分」という概念が薄かったと言われています。理由は諸説ありますが、私は日本ならではの地域、文化から生まれた人間性が、「自分」と「相手」と分ける必要がなかったからだと考えています。「世間」の概念も取り上げられますが、作家・演出家の鴻池尚史さんが様々な視点から研究されています。※アメリカでもフリーランスの働き方は研究されています。

つまり、日本人は歴史的に見て、「自分」の概念を考えることが、西洋や米国などと比べて短いのです。

ここからは私の考え方であるが、日本人は「自分」の概念の位置に「日本人」を置いていたのではないかと考えています。時代の流れとして個人主義という言葉が目立っているが、日本として、日本人として個を推奨しているイメージがないのです。日本人と言ったら、和をもって貴し(尊し)となす、絆、調和、などがしっくりくる感覚です。

それゆえ、これからフリーランスとして世界を見据えて、活躍の場を広げていきたい人なら、自国である「日本人」の本来の特性も知っておく必要があると考えています。

「自分」+「日本人」=あなた

この計算式を作っていく場に自由に哲学しようは存在しています。

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