何気ない日常

とても気持ちのいい天気なので歩いて近所のパン屋さんへ。

そのパン屋さんは大通りを少し入った細道にこぢんまりとあって、はじめて訪れる人のほとんどは1発では辿り着けないのではないかと思う。実際にわたしも辿り着けなかった1人だ。しかしそのこぢんまり感と、店内の"森の中"をイメージするような内装が絶妙にマッチしており、まるで絵本の中にいるかのような感覚を覚える。

いつもは仕事終わりに行ってたのでパンの種類も少なかったけれど、朝は種類豊富で選び放題だった。まだパンを焼いている途中なのか、店内には甘い香りが漂っていた。いつも寡黙な店主が鼻歌を歌ってたのが可愛らしく、こちらもなんだか嬉しくなってしまった。

得意の優柔不断を発揮しながら、紅芋あんぱん・ウインナーカレーパン・（行くたびに買っちゃう）クランベリースコーン を買って家に戻り、そのままおうちカフェ！

↑時計回りに...
紅芋あんぱん、ウインナーカレーパン、
クランベリースコーン

↑きのう一目惚れして買って丸皿に
クランベリースコーンをのせて

紅芋あんぱんは"ふわふわ食感"でバターの酸味がアクセントになっていて、クランベリースコーンはブレない素朴な美味しさだった。こころが元気になるのが身に染みてわかった。

わたしはこういう「何気ないけどあたたかい日常」がとても大好きだ。何気ない日常をゆっくり味わうことで心の余裕が生まれると思う。だから、今後のことは何も決まっていないけど暫くはゆっくり、こころが元気になることだけをして過ごしていこうと思っている。焦らずに、慌てずに…。

さて、残りのウインナーカレーパンはお昼の楽しみにとっておこう。