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5年越しのthanks letter(52歳田舎のおばさん留学期;番外編)

次回予告;ドトールのミラノサンドAは、アメリカへのドアノブ

留学記はまだ続くのだが、前回の「保険屋トラブル」のことを書いたら、なんだか、憑きものが取れたようになり、
ずーっと5年間書けなかった、留学時代にお世話になったリンダに手紙を書いた。
そして、今日、プレゼントと一緒にそれをアメリカへ送った。
(去年の1月から、アメリカに物を送るときは、手書きで住所書くのはダメになったんですねー!!電子データを残さないといけないことになったとは! 世界的にそういう風にになってきていることを、今回初めて知りました!)

あ〜〜、ついに
ついに、送ったよ・・・・。

リンダは、私が赴任した大学の、私が所属した”科”の秘書(事務員)で、もう生活も精神面もめちゃめちゃお世話になった。だから、アメリカを去るときにも、それは丁寧にお礼したし、日本についてからお礼のメールも出した。
だから、もう、そんなにお礼をする必要はない。

でも、私の気持ちはおさまっていなかった。
猫が好きなリンダに、日本の猫グッズを贈ろうと思って、グッズを買うんだけど、

なんか、キモくない?!
すでにお礼言ったのに、まだなんか、プレゼントとかさ?!
と、思ってしまって、
なんだか、送れなかった。

でもやっぱり送ろう。
前回から間が空いたから、もう一個何か付け加えて・・・

って、なんか、キモくない?!
ずっと何か買ってるとかさ。
不安定っぽいよ!!
と、またも送れなかった。

しばらく英語書いてないから、
丁寧に書きたいな〜、とか
そんなことも思って、送れなかった。

そういう”揺らぎ”自体、
自分が、いろんなことに整理がついておらず、
本当の意味で、きっと、不安定だからだよな・・・

と、やっぱり送れなかった。

リンダへのプレゼントは、袋に入れられ、
捨てることもできず、
ずっと戸棚の奥にしまってあった。

が、今年の10月のリンダの誕生日に、
今回こそ送ろうと思って送りそびれたのを、
なんだか、今回
メリークリスマス ハッピーニューイヤーで
送ることができた。

外国から来た方をお世話した人、って、
結構いつまでもそのことを覚えているものだよね。
友人にもそういう人がいて、
もう、母国に帰ってしまった方から、ちょっとしたメールが来ただけでも、
とても気にして、喜んでいるのを見ていた。

だから、送ってもらって
キモいことなんてない、って知ってる。
キモいのは、
自分の気持ちが、定まらないのが気持ち悪いだけだったんだろう。

noteのおかげ?
それとも、自分が今、いろんな転機がきていて、
吹っ切れたのか?(転機が来ているっぽいからnoteも書き始めたのだし)

ふわっと、送ることができた。

一度、リンダが見事な美しい筆記体で、何かを書いていたのを見たことがあって、
それで、私も筆記体で書いてみた。
リンダは私より7歳くらい上で、
お互い、筆記体を書くお年頃だ。
(アメリカの若者はもう筆記体を書かないと聞いたことがある)
仲間意識である!

5年かかっちゃったよ!
リンダは、本当にどこにも出かけず、
アメリカの田舎で暮らしているので、
日本のコマコマした猫グッズも珍しいに違いない。
喜んでくれるといいなぁ。

5年かかったー。
送ったー。
EMS(国際郵便)高かったーw
あー
やっと、送ったー。

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