仏教と執着心とメタ認知

前回の占いで過去に執着していると出た私ですが、
あるとき、仏教についてたまたま調べていると
このようなフレーズが出てきました。

仏教では悟りを妨げるものは執着であるとされています。そして執着が起こる源を「二障(にしょう)」と言います。
これは
〇「煩悩障(ぼんのうしょう)」:苦悩や迷いによる妨げ。「我」が常に変化していること[諸法無我]を認知できないことにより起こる。
〇「所知障(しょちしょう)」:知識による妨げ。「物事や他者との関係性」が常に変化していること[諸行無常]を認知できないことにより起こる。
の二つです。
 「二障」を解消するには、私がとらわれている全ての執着を、善悪などの判断なく総体的な「私」として認知していくこと。その結果として「諸法無我」「諸行無常」の境地が育ち、結果として執着から離れていきます。
禅では「坐禅」が、その境地を育てる最適な方法であり、大切な修行法であると捉えているのです。

要約すると、
世の中の苦しみの原因は
●自分自身
●自分と他者との関係性
という「二障」に集約されます。
それを自分で自分を俯瞰的に見ることのできる
メタ認知能力が試されているということです。

自分は自分であり、キャラクターではありません。
もちろん、アニメキャラクターを否定する意図はさらさらありません。

大事なのは今までの知識や経験にとらわれず、
自己の成長や生老病死を俯瞰してまず見ることかもしれませんね。

そのために座禅をするといいかも。

今日も書いてスッキリしました。ではまた!

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