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【思考】ネジの締め方から学ぶ、物事の考え方

(このnoteは2分で読めます。約1,400文字)
学生時代の図工の時間や趣味のDIYなど誰しもネジを締めた経験はあるのではないでしょうか。ネジとドライバーを持ち、穴にはめてドライバーを回した経験を皆さん持っていることでしょう。

では、ネジを締めるときは『右回り』でしょうか。それとも、『左回り』でしょうか。私は『右回り』『左回り』をよく迷っていましたが、ひらがなの『の』の書き順と同じ回り方と覚えてから迷うことがなくなりました。このようにネジの締め方にはコツが様々あります。

ただ、このnoteで書きたいことは、ネジの上手な締め方ではありません。ネジを締めるときのコツの1つに、物事の考え方として参考になるものがあるのではないか、ということです。

✅1、ネジってどうやって締めますか?

あなたは、左手にネジを1つ持っています。右手にはドライバーを持っています。目の前にはネジの穴があります。さて、あなたはどのようにネジを締めますか?まずはネジを穴に当てて、そのままドライバーで右に回りますか?

多くの方に同様の経験があるかと思いますが、ネジ自体のギザギザとネジ穴のギザギザがしっかりと一致していない状態で無理やりネジを回し入れると、ネジが斜めに入ってしまったり、ネジ穴のギザギザが変形してしまったりします。

上手くネジが締められず、イライラしてしまい力任せにネジを締めてしまい、余計に上手くいかなくなる悪循環に陥ってしまった経験が私にもあります。ではどのようにしたら上手くネジを締められるのでしょうか。

✅2、一度逆回ししてからネジを締める

以前、とあるテレビ番組で放送していた内容の受け売りですが、ネジを上手く締めるには、一度ネジを逆に回すと良いそうです。

まず、ネジをネジ穴に当てます。この時、すぐに右回りでネジを締めるのではなく一度左に回します。やってみると分かるのですが、そうすると『ガクッ』とネジのギザギザとネジ穴のギザギザが噛み合う瞬間があります。

嚙み合った状態でネジを締めると、変な溝ができたりせず上手くネジを締めることができます。小技中の小技だと思いますが、これが効果抜群なので次にネジを締める機会がありましたら、ぜひ試してみてください。

✅3、ネジの締め方から学ぶ、物事の考え方

このネジを締めるちょっとしたコツの考え方は、結構重要なのではないかなと思うわけです。ネジを締めるときは当然、順当に右に回そうとします。しかし、上手く締めるためには一度、締める向きとは逆向きにネジを回すわけです。

仕事などにおいても、『当然、こっちの方向で進めるでしょ。』と考え実行することがあります。ネジが上手く締まらずさらに力を入れて右回りに締めるように、仕事でも実行している過程で上手くいかないときに、時間をより投下して解決しようとしてしまうことがあります。

『当然そうだよね。』と思われるやり方ではなく、ネジを一度逆に回して『ガクッ』と噛み合う位置を探るように、物事の取り組みについても逆方向を考えることが、意外と上手くいくための一助になったりします。『押してダメなら引いてみる』も同じ考えのような気がします。

✅4、まとめ

ネジの締め方から学ぶ、物事の考え方について書きました。要するに、物事を別の視点から見てみるということかもしれません。皆さんはどう思いますか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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