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「描くという祈り」~画家と巨樹  


武蔵野美術大学美術館HP「西田俊英・不死鳥第一章 生命の根源」

画家・西田俊英は少年期から幻想的ともいえる心象表現と、
対象を見つめて描く精緻な写実が融合した、独自の表現を模索してきた。
モチーフを求め世界を旅し、つねに「ほんとうのもの」を渇望して
自らを追い込んできた。そして、画家がたどり着いたのが、屋久島だ。
「何も創らなくていい。原生の自然に抱かれたとき、“ほんとうの絵” が
生まれる」と感じ、長大な畢生(ひっせい)の作品を描きはじめる。

日曜美術館HP「“描く”という祈り 日本画家・西田俊英」


昨年 10月に放送された、
NHK 日曜美術館「“描く”という祈り 日本画家・西田俊英」
まさに神回で、NHKプラスでも何度か観てしまいました。
先週の日曜の朝、思いがけず、アンコール放送をしていて、
4ヶ月ぶりに視聴。

屋久島の森林。鹿と子鹿。三穂野杉の巨樹。夜の闇。
西田さんの言葉。声。素描。制作風景。
武蔵野美術大学美術館に飾られた、壮大な絵巻のような、
何十メートルもの絵・・・

屋久島の森深く、人知れず、何千年と生き続ける巨樹――
その森に画材道具を背負って分け入り、昼夜にわたり、
デッサンを通して、その樹の姿や生命力と対峙する西田画伯の
まなざしと言葉は、何回観ても心が震えます。
原生自然、圧巻な絵、そして画家自身の、無垢なエネルギーが、
琴線に触れてくるような、貴重な収録であると感じます。
なので、この場を借りてシェアさせて下さい。


★ 再放送 3 / 3(日)20:00〜(Eテレ)
 ※ NHK プラスでも、番組終了後1週間、視聴可能。
 (現在も 2/25(日) 放映分が観れます) 


・山や木や森や、自然が好きな人
・絵を描く人
・絵が好きな人
・フェニックスの形をした雲をたまに見る人
・夜の闇も美しいと思う人
・探究する人
・環境問題について考える人
・その時間帯は空いてるという人



 そんな方々に特にオススメです。


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