No.32 新しい時代の迎え方? その2
質問者:コロナの影響で、社会システムやテクノロジーの変化が、10年分くらい、一気に進んだ、と聞きます。
これからの時代をよりよく生きるには?と考えることの多い、20代女性。
Q:物質を追い求めない精神性、そして、多様性とかボーダレスなど、新しい時代の特徴が言われています。それは、だいたい、よいことと感じます。
そんな時代を生きていくのに、大切なことって、なんでしょうか?
A:歴史をひもとくと、社会に大きな変化が起きる時期に、気を付けたいことがあります。
それは、新しいシステム・制度に変えていくにあたって、その前の時代にやってきたことを全否定して、何もかも一気に捨ててしまうことです。
日本には古来、「道」とつく優れた精神文化や勤勉さ、「おかげさま」「おたがいさま」などという譲り合い・助け合いの心があります。
ですが、そういうよいことまで、あっさりと捨ててしまう、ということが起こりがち。
例えば、江戸時代から明治にかけて、また戦後などは、わかりやすい例でしょう。
そうして、日本人が失ってしまったものの損失は、とても大きかった、と私は考えています。
その失ったものを、今から、また取り戻すには?
古典的な本を読むのもいいですし、今はまだ、古い時代のよさを体験的に知っている年配者が、ご存命です。
そういう方から、直接お話を聞くのは、とても良いことだと思います。
それこそが、コミュニケーションの価値です。
ぜひ、新しい時代を真によいものにするためにも、コミュニケーション・スキルを活用して下さい。
以下は、そのお役にも立つかもしれない、雑談力の無料動画です。
質問者からひとこと:
確かに、です。変化は必要でも、どのように?って、あると思います。
たぶん話を聞かせてくれそう?なのは、祖父母です。このあたりから、コミュニケーションを始めてみます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?