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とまらない・やめないよ

思い通りに事が進まず、言い訳の一つや二つしたくなるときは、誰にだってあるはず。そんなとき、プロとして活躍されている方々は何を考え、壁にぶつかった時どう対応しているのかなぁと思い、こちらの本を読みました:

『とまらない』
『やめないよ』
三浦知良著
新潮新書

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以下が僕なりの要約です:

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①誰にだって逆境を経験したり、批判に晒されたりすることで、辛さを味わうことがある。


②でも、そこで止まってはいけない。謙虚な姿勢を持ち、反省しながら(反省しない・学ばない人は、うまくできないことをすぐ他者のせいにする)、小さな改善を積み重ねることで、上のレベルを目指すことができる。


プロの世界では保証などなく、一寸先は闇。①→②というプロセスの中で、プロとしての心構え(=内なるルールは破らない・精神力・繰り返し・積み重ね)が芽生える。
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両書とも、心に残るカズさんの言葉が散りばめられているのですが、僕がもっとも感銘を受けたのは、こちらです:

「20年頑張れた人は『20年頑張ろう』と思っていたわけではないと思うんだ。一日、一年、積み重ねた結果が20年になる。」


「雲の上の存在」的なイメージがあるプロのスポーツ選手でも、いや、プロだからこそ、やはり「一生懸命頑張る」。それに尽きるんだなぁと、改めて思いました。

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