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経営者のための読書②本の選び方

*わかっているのになぜ日記を買うのか?

先日、本好きで、毎日3冊以上読むにも関わらず、これだけはダメ・・・というのが「日記」ジャンルの本だ・・・と書いた。

その矢先・・・まあ、これである。

阿久津隆著 読書の日記(二冊目)

どうやら・・・日記ものを買ってしまう理由は「装丁」にあるらしいということがわかってきました。


*本屋で光る本を買え!

文庫本サイズのハードカバー。そしてこの何やらレトロちっくな表紙の絵。これまた、本をくるんでいるはずのブックカバーがないところ。そして670ページにも及ぶかという分厚さ。

なんかそれはそれは、この人の本は本屋の棚で異色な光を放っていたといいますか・・・(汗)

買ってみて早速本の中にも登場するカフェ「フグレン」にいって・・・と思ってもこのご時世。やってるか時間短縮か・・・雨も降りそうだ・・・ということで結局持ち帰ってきて読む。

するとどうでしょう?

今回は結構スルスルスルスル読めるのです。

なぜなんでしょう??


*自分の興味の赴くままに惹かれた本を

店主のブログの1年間分とその間に読んでいた本からの抜粋が掲載されているスタイルはそのままなのです。

自宅に帰り本を広げ読み進めていくうちに、あまりの違いに驚いて思わず1冊目を古本屋へ行くはずの段ボール箱から引っ張り出してきて読み比べようとしてしまったほどです。そのとき、

ああ、この装丁が好きなのか。ああ、このディテールがいいんだな。

ということにひとりごちて納得してしまったのです。

そう言われてみれば・・・「エレンの日記」もスルスルと読めています。こちらはもっぱらベッドの上で眠る前にちょこちょこと読み進む感じですが。

惹かれた本を読んでいるから、スルスルと読める

という改めて読書の原理原則を再発見再認識するにいたりました。


*その本は本当に自分で選んだ本なのか?

自ら興味があって買った本は読みすすめるほどに面白く嬉しいものです。その一方で、自分で選んだはずなのに選んでいなかった本は読み進みません。

それはなぜかというと、

自分で選んだつもりで「検索エンジン」が選んだものを選ばされている

からなのです。

これに気がついていない人は、あなたはいつから書評家になったんだい?という感想を述べたりするものです。その大抵は「自分には理解できなかった」という事実を「作者の悪口」という形に変えて吐き散らかしているだけのように私は見えます。

だからAmazonの書評などはとてもありがたいことですが、わたしはあまり使い物になるとは思っていません。これはグルメサイトの評価などについても言えることです。

その人がどれだけ本を読んでいるかわからないし、どれだけ本に書いていることを理解できているのかもわからない、理解できていることは本来「即実践できる」ことであるので、実践しているかもわからない状態で誰でも好き勝手かけるのがインターネットの何より怖いところだと思っているからです。

だから経営者やうまくいっている人は自分で自分のために「光る本」を探すことができるようになっていくのです。

そうなっていない人は、まだまだ検索エンジンの選んだものを選ばされているということを気がついていないのです。


*自分で選べない時は師匠の本棚を参考に

私の読書メルマガのリニューアルバージョンが毎週水曜日に掲載され始めていますが、これはいわゆる「課題図書」を紹介することと、その課題を通して「自分の成功を作る」ためのツールを作っていくことを提案しているnote記事になります。

なぜかというと、手当り次第何かを読む時間はなかなか取れないでしょうし、つまらないと思ってしまう、読み進められない本ばかりを読んでいたら読書そのものが嫌いになってしまって結果的に大損するからです。

そんなときは、あなたのメンターや師匠、コーチにどんな本を読めば良いかを聞いてみることをおすすめします。

幸せな経営者の人は、自分でももちろん探せるし、光る本を見つけることがうまいのですが、彼らを見ていると必ずといっていいほど、

出会った人に年齢、性別、職種関係なく「最近どんな本が良かった?」「面白いと感じた映画は何?」「感動した景色ってどこだった?」などと質問

をして上手に世代別やはやりなどの情報を取り入れているようです。

もしあなたが今の時季を乗り越えるために、次の一手を打つために本を探そうと思うなら

「光って見える本」「師匠の薦めた本」「自分のポイントにハマった本」

を選ぶようにしてみましょう。

最初のうちは書店に行って並んでいる本を眺めることで感覚を身に着ける

と良いと思いますし、そのほうがより的確に分かることが出てきますので、ぜひそうしてみてほしいところです。

人を避けて行くのは難しいともう人は、ぜひあなたの師匠にきいてみたりしてみてくださいね。




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