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ごきげんの秘訣は意図的寝坊をする日

人によって自分の保ち方には色んな方法があると思います。温泉に行くとか、新しい靴を買うとか、朝までとことんお酒を飲む!とか。

どれもわくわくしてくる響きだけれども、今日は、私の最上級の贅沢を書こうと思います。最上級の贅沢でありながら、コストはゼロ。お金をかけずに「人間で良かった~」と思えるのだから、私ってやっぱりまだまだチョロい。

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タイトルにしてしまったのでバレバレですが、意図的に寝坊する日が最高に幸せです。ただうっかり寝坊したり、いつまでもベッドにいるのとは違うんです、「意図的に」という部分がポイント。

「睡眠欲」と「食欲」って人間の基本的な欲望ですよね。赤ちゃんも、ざっくり言ってしまえば「食べる」か「寝る」かでしょう?

でも私たちって日常の中で、睡眠欲と食欲と戦う場面が多すぎませんか?

朝はフトンのぬくもりと格闘、長引く会議中は空腹と格闘、ランチ後は心地よい睡魔と格闘、夜中にラーメンを食べるか否かで格闘、締め切りとベッドの狭間で格闘。

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フランスの一般家庭にお世話になっていたとき、彼らは本当によく寝てよく食べるのでびっくりしていました。夜8時くらいから2時間以上かけてゆっ~くりたくさん食べて、飲んで、夜10時半にはパタっと寝る。あれ?さっきまで食べていたのに、もう寝るの? 夜に予定がある日はまた違うけれども、基本毎日こんな感じ。

私がフランスにいると元気な理由は、好きな街や文化に囲まれている以外にも実は、「よく食べてよく寝る」というそもそも人間としての基本的な欲求が満たされているからなんじゃ・・・なんて思ったり。

だからたまには「意図的に」寝坊してみます。起きたくなったら起きて、食べたくなったら食べて、またベッドのぬくぬくに戻って、ぬくぬくしながら珈琲飲んで、本読んで、人間の欲求の根源に立ち返る日。

こんなこと、人類全員がずっと続けたら社会は成り立たなくなってしまうけれども、一人で休日一日を使ってやるのには、誰の迷惑にもならないし、お金もかからないで、自分を最上級に満足させられる。

月に一回、そんな日を作ることが目標です。忙しくて最近できていなかったけれども。

人間って欲張りなので睡眠欲と食欲がばっちり満たされると、ほかのことをしたくなってきます。赤ちゃんも寝るか食べるかだけじゃない。歩くことや、話すことを覚えていく。だから「意図的寝坊」をしたら、また自然と明日からごきげんで頑張れる。

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意図的寝坊のしかた

   【前夜準備】

・洗濯や掃除は翌日一切やらなくていいように済ませておく
 ・いちばんお気に入りのパジャマを着る 
 ・枕元に大量の本 

~映画観たり音楽聴きながら本読みながらネットサーフィンしながら幸せに寝落ち〜                       

【目が覚めたら】

・ねむかったら二度寝(自分の欲に従うことが大事)   

・とりあえずなにもしないでおフトンのぬくぬくを楽しんで、ボーっとくだらない妄想をしてにやにやする(これが結構重要です、この忙しく情報過多な社会の中で、ぬくぬくしながらボーっとする時間なんて日ごろありますか?

・気が向いたら本を読みだす

・3時間くらいたったら、(おなかがすいてきたら)豪華にじっくり作ったブランチをベッドに座って食べる(定番メニューは、ふわとろスクランブルエッグとこだわってボイル焼きしたウィンナー)

・フトンに帰って珈琲       

・本を読んだりnoteを書いたりウトウトしたりをひたすらフトンの中で繰り返す


これでしばらくごきげん。

読んでいただきありがとうございました😊 素敵な一日になりますように!