ホワイト企業で遭遇した、組織に文句だけ言って辞めない・アクションしない人の不思議
こんにちは!今日は『自分の属する組織へ文句をいうだけで具体的アクションをしないのはもったいない』についてお話したいと思います。
きっかけは木下斉さんの5月12日のVoicyです。
新卒で入社したホワイト企業の意外な雰囲気
私はいま本業で所属している会社は3社目で、2社目と現職は中途採用ばかり(新卒採用無し)の会社なので人の出入りが多く、あまり会社の悪口を言う人はいません。フルリモートなのでそもそも聞こえてこないのもあると思いますし、嫌なら次と転職しているのだと思います。
一方で、新卒で入ったメーカーはそれなりに人が多く中途採用や転職して去る人がほとんどいない会社でした。福利厚生や残業に関してもしっかり整えているので、かなりホワイトな社風です。
ただ、ホワイトだからといってその中で同僚たち全員が毎日いきいきと働いているかと言うと答えはNOで、むしろ『会社のここがダメだ』とか、『〇〇部長は全然技術をわかってないのになんで部長なんだ』とか、ネガティブな話を耳にすることが多かったなぁと感じています。
会社への提案も出来るのに。。
また1社目のメーカーでは組合を通じて会社に改善してほしい点を伝えることが出来ます。例えば〇〇の制度を全社員に展開してほしい、といった具合ですね。
文句を言っている人に、『実際に提案してみましょうよ!』と私から声をかけても『いやー。。今さら声を上げても変わらないよー。。』と、変えるアクションすら取ろうとしない人が多数いたのが印象的でした。
文句はあるけど実際に動こうとはしない、そういった方が木下さんの放送にあった『今の仕事は嫌だけど転職も嫌だ』という層なのだろうなと思います。
モヤモヤしながらアクションがとれないのはもったいない
文句のある人が実際にどう働くかは本人の問題なので、私から彼らに直接何かを働きかけるつもりは無いです。
が、所属している組織に対してモヤモヤや文句があるなら、個人的には
・自分が昇進してルールを変える
・環境を変えて自分にあった場所で働く
の二択だと思います。
もやもやが全くない状態で働くというのは難しいかもしれませんが、大きなモヤモヤを持ったままその環境で働くというのは、そのモヤモヤに対して常に脳のリソースが使われてしまうわけで、 パフォーマンスもうまく出ないのではないでしょうか。
また、中途半端なパフォーマンスでは高い確率でいい評価も得られないでしょうし、 組織にも十分に貢献できず、自分と組織双方にとってもメリットがないと考えてます。
社会人の方はおそらく 1日の多くの時間を仕事に費やしていると思うので、モヤモヤしながら働いてもなかなかいい評価も得られず、 それにまたモヤモヤしてしまうというのは、とてももったいないことだと思います。
じゃあKASHIWAはスパッとメーカーを退職できたのか?について
メーカー時代の同僚について色々言ってしまいましたが 、じゃあ当の私はそのホワイトなメーカーをスパッとやめられたのかと言うと正直 答えはノーです。
以前の記事でも何度かお話ししているように 、私は特に育休復帰後の上司となかなか馬が合わず、体調を崩して休職してしまったことがあります。
そして休職中も、復帰するか転職するかはとても迷っていて、せっかく大学院まで出て化学メーカーに入ったのに辞めるのはもったいないとか、昇格したばかりなのに、とか、今ほど ホワイトな職場ないぞ、と色々考えてしまって、転職を決断するには時間がかかりました。
転職を決めるのに大きなきっかけになったのは 、外の世界をインプットしていたことが大きいと思います。
私はこの休職の何年か前から voicy を聞いて色々な方の考え方をインプットしていたのと、ボランティアでいくつかの NPO さんで活動していたこともあったので、 メーカーを退職しても別の世界があるのだな、死なない程度には生きていけるかな という実感が得られました。
これらを振り返ると、一つの組織へ変に固執した生き方をしないためには、少しだけでもいいので外の世界を見てみる、ことが後々大きなきっかけになるのではないかなと思います。
今の職場にとてもモヤモヤしながらも、私のnoteを見てくれている方、またnoteを書いている方は、仕事とは違う世界を観察されていて素敵だと思います。何かいいことが起こりますように!
それではまた!
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