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フレームワーク研究会をはじめました

はじめまして、中小企業診断士の銘苅(めかる)と申します。
昨年9月、沖縄県中小企業診断士協会の有志を中心にスタートしたフレームワーク研究会は、この度noteに活動状況や成果をつぶやくページを作成しました。

フレームワークとは、物事を理解し、分析するための概念的な構造や視点を提供するもので、SWOT分析やポーターのファイブフォース分析などが代表的なものです。

中小企業へのコンサルティング業務の中で、私は様々なフレームワークが存在することを知り、活用について試行錯誤してきました。一見便利そうに見えるこれらのフレームワークは、その使い方が適切でないと分析の方向性を誤ったり、フレームワークを使ったがために思考が固定化したり制約を受けたりするケースもあります。

一方で、中小企業診断士という仕事柄、一人で抱え込みがちな傾向があります。自身の分析力や情報収集能力に頼り切ってしまい、他者との意見交換や議論の機会が十分でないのも実情です。

そこで、フレームワークの活用実践と改善、そして新たな切り口の開発を目的とした「フレームワーク研究会」を立ち上げることにしました。

この研究会では、主に3つの方向性で活動を進めていきます。

1.既存のフレームワークの活用、課題と改善
既存のフレームワークであるSWOT分析やポーターの5つの競争力モデルなどの問題点や限界を洗い出し、それらの改善案を検討していきます。状況に合わせて最大限に活用できるよう研究を重ねます。

2.新しいフレームワークの開発
業界や企業の特性に合わせて、新しいフレームワークを自らの手で開発していきます。これまでにない発想と着眼点から生み出された分析・企画ツールを、実践を通して磨き上げていきます。

3.フレームワークの実践的活用法の確立
理論だけでなく、経営者やマネジャー向けのコンサルティングやセミナーなど、フレームワークの実践的な活用方法を開発していきます。指導のみにとどまらず、実際の課題解決に活かせるようサポートしていきます。

これらの活動を通して、中小企業診断士はもちろん、企業はもちろん行政にも向けて、フレームワークの活用法を提案していきたいと考えています。

また、この研究会では、メンバー間のつながりを大切にしていきます。個人で抱え込むのではなく、お互いの知見を出し合い、高め合うことで、より高度なコンサルティング能力を身につけていきたいと思います。

さらに、外部への積極的な発信にも力を入れていきます。研究会の活動成果は、noteでの発信はもちろんのこと、論文投稿やセミナー、そして書籍化などを通じて、広く世に問うていきたいと思います。

コンサルタントとしての手腕を一層磨き上げ、経営課題に立ち向かう力を高めていくことで、企業及び行政の皆様の発展に貢献していきたいと考えています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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