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日々の事

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#競馬

日々の事56

日々の事56

不屈の闘志・緑のメンコ先日に引き続いて馬の話。今日の主役はキングヘイロー。

さて、このキングヘイローという馬、往年の競馬ファンなら誰しもが知っているだろう。

(ウマ娘では高飛車お嬢様)

偉大なる父さて、このキングヘイロー、実は日本競馬史でも稀に見る超良血統馬だった。(何でこんな馬が日本で走ってるの⁉︎と当時を知る人は思う程)

父のダンシングブレーヴは80年代欧州最強馬。そして母のグッバイヘ

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日々の事55

日々の事55

メジロ牧場の誉れウマ娘で競馬熱が上がってきたので、過去に別の場所で書いていた記事を再掲する。主役はメジロマックイーン。

絶対の強さは、時に人を退屈させる「葦毛の馬は走らない」
競馬ファンの間ではよくそう言われる。
だが、果たしてそうだろうか?
葦毛の名馬は、名馬の枠を超えて半ば伝説とされる馬が多い。

笠松の英雄・オグリキャップが代表格だが、他にもタマモクロス、ウィナーズサークル、クロフネ。近年

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日々の事49

日々の事49

今日のこと中央競馬でGⅠレース始動しましたね。今年のフェブラリーステークスは、カフェファラオが勝利。

ダートは実力馬の引退が多く世代交代の感があり、サウジへの遠征もあって、今年のレース正直王者不在という様相だった。何が何でもハナに行きたい馬がいないため、馬群は四角までほぼ一団でワンターンのレースになった。差しが決まる馬場でもなかったから、いつもならだいたい外から後方一気駆けが見れるのに前々で運ん

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日々の事44

日々の事44

淀を愛した、孤高のステイヤー
ウマ娘シーズン2第7話『祝福の名前』、めちゃくちゃ泣いた。
ので、今日は馬のこと書きます。
この話の主役はライスシャワーだ。略歴については詳しく触れないが、メジロマックイーン、トウカイテイオーと同時代の名馬である。
伝説の馬として名前が挙がることが多いが、実は戦績的には25戦6勝と、他の2頭に比べると見劣りする。だが、中身は素晴らしく、そのうち半分の3勝がGⅠ勝利。し

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日々の事24

日々の事24

馬のこと今日の川崎記念(Jpn1)でカジノフォンテンが勝利した。

鞍上の張田昴と人馬共にJpnⅠ初制覇。そしてダートグレード初制覇でもある。さらに父である張田京と父子制覇となる。
川崎記念での地方馬の制覇は2011年のフリオーソ以来。
カジノフォンテンは前走の東京大賞典でオメガパフュームに雪辱を果たしたわけだが、それ以上に母ジーナフォンテンが成しえなかった悲願の勝利でもある。ジーナフォンテンは川

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日々の事16

日々の事16

音楽のこと歌詞を書き連ねるのやりたくなることありませんか?
まるで自分の気持ちを代弁してるかのような歌詞に出会ったときや、詩的な響きを感じたとき、音韻の巧緻さを見つけたとき、センスが抜群で最高にカッコイイとき……。

例えばMr.Childrenの『名もなき詩』

絶望 失望 何をくすぶってんだ
愛 自由 希望 夢
足元をごらんよきっと転がってるさ

単語の連続は曲に乗せてこそ光る。詩でもたまに様

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