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【社内オンライン勉強会】ブランディングとビジネスのつなげ方

5月21日に、代表の河野よりスタッフ向けの社内勉強会が開催されました。今回はオープン社内報として、その内容を一部公開いたします!

今回のテーマは「ブランディングとビジネスのつなげ方」。社内のブランディングに対する理解を深めるため、またいまブランディングが求められている理由について解説していただきました。「そもそもブランディングはビジネスにつながるのか?」というブランディングを語るうえでよく疑問にあがる部分や、ブランディングがビジネス上持っている意味についてもお話いただきました。

そもそもブランディングとは?

FRACTAではブランディングを「企業が生き残るための基本戦略」であるとも定義しています。これは創業当初から変わらない考え方です。これまでは「生き残る」という言葉に力強さを感じる部分もありましたが、こうした状況下ではより大きな力をもつメッセージになりました。

ブランディングは差別化と同義とも思われがちですが、大切なことは「あのブランド好きだから支えるために買おう」と思ってもらうこと。差別化要素は大事な要素ではありますが、自分たちの存在理由が明確であれば必ずしも必要ではありません。

FRACTAが考えるブランディングとは

ブランディングにおいて必要なことは以下であると考えています。またこれらはビジネスに直結する要素であり、ブランディングがビジネスに大きなインパクトを与えるものであることがわかるかと思います。

・価格プレミアムへの納得感の醸成
・「選ばれつづける」コミュニケーション設計
・ブランドならではの象徴的かつ印象的な体験設計
・象徴的な商品の設計
・ブランド再現性の確立

なぜいまブランディングが必要だと考えられているのか?

自分たちも含めてお客さんはいま、商品を買うことにとても慎重になっていますよね。この状況で買ってもらうためには、「ブランドを支えたい」「応援したい」という気持ちから自分たちを選んでもらう必要があります。現状で好調なブランドも、そうした信頼をこれまに少しずつ積み重ねてきたところがほとんどです。

そうしたことから「ブランドを支えるために買ってもらう」ブランドになりたい=ブランディングをしたい、と考えている企業が多いです。しかしブランディングはすぐにはできません。顧客の信頼を積みあげるのには非常に時間がかかります。ブランディングの効果が測定しづらく、効果があるのか?と言われてしまう原因のひとつはここにあります。少しずつ信頼を積み上げるためにも、ブランドは「自分たちは何者か」についてを定義して伝えていく必要があります。

FRACTAができることは?

=ブランディングを行った結果をいかに短くできるか
企業は「動く」ことにエネルギーを使います。生き物のように。動いていないと成長もできず衰退してしまいます。だからこそ動く、それもすばやく的確に動くことが求められています。
本来、ブランディングの結果をみるのには最低でも一年はかかります。ですがこの状況下では、インスタントに実行して結果を出す必要があります。

すばやく実行するためにFRACTAができることはなにか

=ブランディングの速度をあげるために、GPSのような存在になること。
例え話ですが、なぜ現代において移動はここまで時間が短縮された、かつ簡単になったのでしょうか?技術の進歩によって船や飛行機、電車などの移動手段が増えたのはもちろんですが、それができた大きな理由は、インターネットとGPSの存在があります。
ブランディングができていないというのは、航海の中で海図もなければ北極星(ゴール)も見えない状態です。その中で道のりや目的地を模索しながら進むにはとても時間がかかります。だからこそ、私たちが海図となり北極星までの最短経路を提案する。そういう存在として、ブランドに寄り添うことだと考えます。

まとめ

今後はオンラインとオフラインの垣根がなくなっていきます。ECサイトで売れているから成功している、と考えるのではなく、どんな人が買ってくれているのか、自分たちのどこに共感してくれているのかを見つめてお客さんとコミュニケーションしつづけることが大切です。その質を高めることが信頼につながっていきます。FRACTAではその基盤づくりをできるだけ短期間に、効率的に行うためのサポートをし続けます。


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