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私の90smusic#21

#201 Wasting My Hate by Metallica

90年代のメタリカは、ブラックアルバムで一回時代を作るということをやってのけたわけですが、その次のロード/リロードで、時代の確定上塗りをするでもなく、当年代に合わせるようにしながら、更に自分たちを先に押し進めるために、意欲的に音楽の幅を広げていくも、逆にファンたちからは、こんなのメタリカじゃねぇ!と言われまくり、自ら逆風に立たされていく流れになるというバンド史の面白さがあるんですよね。でも、バンドにとっての不利な内容も、ここでのプロデューサーのボブ・ロックや裏方のエンジニアたちは、完璧なサウンドプロダクションを作り上げてることにも注目したい。ていうか、そういうアルバムなんじゃないかと思う。

#202 She Wolf by Megadeth

代表する前3作を差し置いて、このアルバム信者なのは、気が引けますが。サウンドプロダクションが好きすぎて、ダン・ハフ様々です。この曲も、プロレス中継のテーマソングみたいで、次作のクラッシュエムに繋がってる説、あります。

#203 Generation Swine by Motley Crew

僕はピークを過ぎたスポーツ選手が、心折れずに勝つためにやってるのに、心打たれるタイプなんですが、90年代に逆風にさらされた80'sバンドが、試行錯誤して、努力を魅せた作品、そういう意味じゃ、これは傑作だと思ってて。

#204 Fueld by Anthrax

ジョン・ブッシュ期。ビッグ4の中では異質で、パブリックエネミーとコラボしたりもしていた。このアルバムのジャケットは、元々ブルース・ディッキンソンのボール・トゥ・ピカソのアートワークになる予定で、金銭面で諦めたヒプノシス作品だったのは、有名な話。
※Spotifyでは、Catharsisが載っています。

#205 Tears of the Dragon by Bruce Dickinson

自分にとっての90年代のアイアンメイデンは、過去作を集めて聴いてたイメージで、新譜関連では、このイメージが強いかもしれない。試行錯誤の後、最終的にギタリストのロイZと組んで、制作された。

#206 Painkiller by Judus Priest

バンド史におけるこの場面の注目は、シングルバスドラマーからドコドコ系パワーヒッターのスコット・トラヴィス加入だと思うけど、ここでのロブ・ハルフォードの何かに取り憑かれたようなボーカルは、ただただ圧倒される。

#207 All Hail the New Flesh by Strapping Young Lad

こういう怒りや憎しみが込められた、あらゆるノイズの音の壁の向こう側が感じ取れたような気がした瞬間、ちょっと報われたような気になるのは、病みすぎてますかね?笑

#208 Count Your Blessings by Exodus

何気なく中古で買ったアルバム。初期の刺激的な時期に比べると、そんなに評価されていないようだけど、そんなの知らない当時は、そんなに全然悪くない印象。この曲が好きすぎて、よく聴いた。少しリフ回しがしつこいけど。

#209 Ten Ton Hammer by Machine Head

これは当時試聴機で見つけて、背伸びして買ったと思うんですけど、今聴き返すと、ガッツリ詰まった感じの良いアルバムですね。後に、敬愛する先輩たちを追っかけて、スラッシュ化していくんですけど、それはもっと良いかな。

#210 Resurrection by Fear Factory

この次のDegimortalから入っていった感じなんですけども、このアルバムは、良いですねえ。モダンへヴィの中に、突然こういう美しい曲が入ってくると、刺さっちゃいますね。キレイに歌ってます。


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