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定期的な相談会は大事

遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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いよいよ梅雨入りでしょうか。
頭も身体も重くて、昨日は起き上がるのが辛い朝でした。
と思ったら熱が上がり、38.5℃まで行きました。
私は平熱が35℃代なので、この熱はかなりしんどい・・・

昨日は、滋賀県の行政相談員の全体会議や総会があったので大津市まで行ってきました。
行政相談委員は総務大臣からの委嘱を受けて、無償で行政に関する苦情や悩みを受け付け、関係部署に繋いだり、行政手続の改善のための意見を国県に出します。
年間の活動日数が沢山あるわけではないのですが、平日の日中に会議に出たり、相談会に出席する必要があるため、お仕事を退職された方がほとんどです。

別の府県だと、士業枠とか女性団体枠があるようなので、充て職で来られる若い方がいるようですが、滋賀は純粋に推薦に基づいて委嘱されているので圧倒的に高齢の方が多いです。
総会を見渡しても40代はおそらく私一人。
別に年配だから悪いことはないのですが、あまり変化は好まれないタイプが多い気がします。

会議では課題として、新型コロナ以降、相談件数が大きく減っていることが伝えられました。
定例的に相談会を開いても、相談者が誰も来ない、というケースがしばしば見られる中でどうすべきか、と問われますが、まずは相談会の継続が必要だと思います。
悩みを抱える人にとって、定期的な相談というのは最初の窓口として非常に有効です。

自分自身の仕事の相談を受ける際に感じるのですが、やはり相談者にとって、最初の相談が大きなハードルになります。
相談を聞いてくれる人は信用できるか、お金を沢山取られないか、正しいことを言ってくれるか、などなど相談者の不安はつきません。
また、相談の予約の連絡をするということは大きな心理的負担になります。
定期的に開かれる相談所であれば、次の回で行こうと思えます。

相談者の年代によって相談方法の好みも違いがあります。
昔、役所内の接遇講師をしている時に年代別の違いを伝えていました。
60代以上は役所で対面相談を時間をかけてしっかりと聞いて欲しい、と思っている。
40〜50代は役所での手続を素早くやって欲しい、と思っている。
20〜30代は役所に来なくても手続きが出来るようにして欲しい、と思っている。
と違いがあります。

行政相談委員も対面だけでなく、メールやオンライン相談も取り入れています。
悩める人が相談に行くのは本当にタイミングの問題です。
悩む人の手元に相談会が開催されていることをお伝えできるように、広報について私も工夫を考えたいと思います。

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