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運動会は半日で十分

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末子の保育園の運動会がありました。
前日夜に雨が降っていたので心配していたのですが、予想していたかのように保護者会が秋の初め頃にてるてる坊主づくりのイベントをしていて、その効果か曇り空で開催できました。
首切られなくて良かったね。

開会式前に、今日の写真や動画をネット上にアップするのは止めてください、というアナウンスがありました。
個人情報に配慮して、と言っても、なかなか全員が守れないので、一律禁止を伝える方が分かりやすいのかと思います。
そのため、この記事の写真はnoteで提供されているものを使っています。

新型コロナ以降、運動会は午前中だけになりました。
また、乳児の見学や参加も無くなり、3歳児以上の幼児だけの行事になりました。
種目も各学年の徒競走と運動や表現発表だけになり、非常にコンパクトなプログラム構成になっています。

半日になるメリットは色々ありますが、一番はお弁当の準備がいらなくなったことではないでしょうか。
運動会に向けて、前日夜から重箱に詰める準備をするのに、雨天順延しかも順延日が翌日になったりすると、その大変さは想像以上でしょう。

コロナ以前は5歳児の運動発表で、鉄棒、雲梯、器械体操、竹馬、跳び箱、組体操などが行われ、子どもたちもいくつもの種目に挑戦していたのでだいぶ時間がかかっていました。
3歳児や4歳児の表現発表では、担任の先生方が段ボールで大型の造形を作られるので、大量の段ボール探しに苦労されるお話なども聞いていました。
職員組合の役員をしていたこともあったので、こうした先生方の準備の大変さは良く聞いていました。
日中に暑い中、子どもたちと運動会の練習を行い、子どもたちが帰った後の夜に黙々と造形を作られていたそうです。
ただでさえ大変な準備に加え、以前から職員間の人間関係が上手くいっていなかった先生が、運動会後に気持ちが切れて長期の休みに入られたこともありました。

今は発表内の種目も絞られ、造形もシンプルなものが多くなっています。
練習時期はまだまだ猛暑・酷暑の毎日なので、炎天下の下で長い時間の練習もできないでしょう。
子どもたちも当日の限られた種目に十分に体力を振り絞って活躍することができます。
保護者も自分の子どもの学年以外はなかなか集中して見れないので、違う学年のプログラムが続くとダレるので、今くらいのペースが有難いです。
少ないからといって物足りないわけでは無く、一番最後のプログラムの5歳児の全員リレーで全員が全力で走り、接戦のゴールとなった時は会場中が涙に暮れました。
今の内容で、我が子の成長をよく感じられますし、先生と子どもたちの信頼関係もよく見えました。

昔のように、丸一日の大きな行事として実施する意味はもちろんあると思いますが、スタッフである先生方の採用確保さえままならない現代、今の体制でできる範囲でやることで十分ではないかと思います。
半日で終われるため、先生方は当日中に後片付けに入れますし、子どもたちは保護者に連れて帰ってもらって、お昼ご飯をマクドナルドやファミリーレストランなどに連れて行ってもらえます。

明日からはまたいつもの保育園、子どもたちも先生もお疲れが出ませんように。

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