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お客様に信頼される仕事

遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
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行政書士の同期、中川由恵先生のお客様の公正証書遺言の証人として立ち会わせていただきました。
お話をいただいてから、当日の準備物まで詳細にご連絡をいただき、行く前から先生の緻密な仕事ぶりがうかがえました。

公証人は大津公証役場の白髭先生。
先日の研修会の際に、お客様は公証役場という慣れないところに来られるのだから、緊張をほぐして、言葉が出てきやすくしています、とおっしゃっていたとおり、テキパキとされながらもお客様に寄り添った対応でした。

遺言者は95歳と90歳。
公証役場へは娘さんの車で来られましたが、かくしゃくと歩かれる元気なご夫婦。
遺言書の内容確認の際には、少し思い出すのに苦労されるところもありましたが、白髭先生や中川先生が少し助けるとスムーズに思い出されて、しっかりとお答えになられていました。

遺言作成が終わると、中川先生が戸籍等の必要資料をファイリングしたものをお客様に説明して渡されました。
説明の際に横からのぞき見していたのですが、初見でも何が入っているか分かりやすいように合紙などを入れられていて、丁寧な仕事ぶりを拝見しました。

お客様には、別の先生に同じ額の報酬を払われても、とりあえずファイルに入れてあるだけで、どこに何が入っているか分からないようなものもあるので、中川先生のお仕事がいかに丁寧できっちりとされているかということと、遺言執行の際には、ファイリングされている戸籍などを再度使用するので、遺言と一緒にみんながどこに保管してあるか分かるようにしておいてください、とお伝えしました。

全て終わってから中川先生が席を外されたタイミングで、お客様が「何もかもしてもらって、丁寧に説明してもらって、今日もここまで来てもらって、こんなファイルも作ってもらって、これで御礼の額はあれで良かったのかしら」とつぶやかれました。
本当にお客様の信頼を得られて仕事をされていると感じ、自分の仕事もかくあらねば、と思いを新たにしました。

午後からは、私が遺言作成の依頼を受けているお客様の家を訪問。
午前の中川先生の仕事ぶりを思い出しながら、お客様にとっての正解が見つかるように、と思いをしっかりと聞き取りました。

先日の東京出張&旅行の話をすると、同じように夜に出発されて上高地へ行かれた話などをしてくださり、お客様と信頼関係が築けてきた気がします。
そんな信頼してくださる私のお客様の家族も、笑顔で相続ができるように、私の能力を尽くして懸命に仕事をしたいと改めて感じました。

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