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2022年11月家計簿

https://youtu.be/fqQ2kpJad5o

今回の内容はこちらです。


① 11月の家計簿の内容
② 集計と話し合い(振り返り)
③ 家計管理でお話したい事

今回の動画を見るメリット

「家計簿は誰にでもできると理解できる」
「夫婦で話し合いがしやすくなる」
「来年の1月から家計簿をつけたくなる」

前回の動画はこちらです。

カレンダー型家計簿の概要が見れます。
前回はカレンダー型家計簿のリメイク動画を出したのですが、
意外にも反響があってびっくりです。

ちょうど一年前に動画を始めたのですが、
当時はチャンネル登録者数がずっと一桁でした。

ところが現在は皆様のおかげで、
チャンネル登録者数は100人が目前です。
今年年内にも達成されそうです。
本当にありがとうございます。

今後も皆様のお役に立てるように家計簿と家計の話し合いについて
動画の中でどんどんご紹介していきます。
動画の最後では現在の相談の活動をご紹介します。

なお今回の11月の家計簿の予定ですが、
カレンダー型家計簿で費目を3種類(ゆとり費・経費・無駄費)から
私が実際に管理している費目に変更してします。
是非今回の動画を見て、
来年の1月から快く家計簿をつけられるように頑張りましょう!

ではさっそく内容に入ります。

① 11月の家計簿の内容

今回の動画は先月お話しした家計簿の内容を少し変更します。
変更した内容はやりくり費の費目です。
前回紹介したやりくり費の費目は3種類だけの費目でしたね。
★ 経費
★ ゆとり費
★ 無駄費

今回は山内家で使っている費目で家計簿をつけてみました。
前回と同様に一週間に一度金曜日に記入しました。
毎日記入できる人は毎日でオッケーです。
忙しい方は一週間に一度記帳しましょう。
スマホのアラームで忘れ防止がおすすめです。
では、それぞれの週でいくら使ったのかを追ってみました。


今回使用するのはこちらの家計簿です。

カレンダー型家計簿の原資


1月から新しい歳が始まるので、新しい家計簿を購入するのもいいですが、
カレンダー型家計簿をお試しでする方は
実際のカレンダーに記入してみるか
ネットでダウンロードをすることをおすすめします。

まずはやりくり費の予算を書きます。
1日5000円で、今月は30日あるので、1ヶ月の予算は150000円ですね。
各マスの左下に累積予算を記入します。

予算を記入

次に目標を記入します。今月は「家計簿を毎週金曜日につける」にします。

目標を記入

次に費目を記入します。
書く欄が不足していたので、はみ出しました。

費目を記入

では家計簿をつけていきます。
本日は11/4 最初の金曜日です。
費目は略字を使います。少しでも手間を減らします。
やりくり費の累積金額は15613円でした。
約1日分の予算5000円ほどあまりましたね。

11/4

ではラインマーカーを引きます。

11/4

ラインを引くと、予算通りかどうかが感覚的にわかりますね。
では、一週間早送りします。
11/11です。

11/11

やりくり費の累積金額は45204円で、ほぼ予算通りです。
ラインマーカーを引きます。

11/11

色を変えてみました。
あとから見てもどの週で使いすぎたのかが分かりやすいですね。
では11/13まで早送りします。

11/13

右下のマスをご覧ください。11/13、5500と記入しました。
特別費はこのマスに記入します。
特別費は年に数回、あるいは数年に一度しかかからないお金です。
通常の支出であるやりくり費とは別にします。
混ぜるな危険ですね。
一緒にして管理すると家計管理は難しくなるのでご注意です。

早送りして11/18です。

11/18

累積金額は87383円です。ここまで予算通りですね。
ラインを引きます。

11/18

一週間早送りします。11/25

11/25

やりくり費の予算は130271円です。
1日分の予算(約5000円)のオーバーです。
特別費はエアコンクリーニング代28000円と子どもへのクリスマスプレゼント代16600円です。
これをやりくり費の中で管理すると、44600円の支出を減らさないといけなくなります。これはさすがに無理ですね。
やりくり費と特別費、混ぜるな危険ですね。

さて、最後の五日間はどうなったのでしょうか?
早送りしますね。

月末

結果は157137円で、7137円のオーバーとなりました。
最後にラインマーカーで線を引いて、費目ごとの集計結果を記入します。
こちらです。

ラスト


② 集計と話し合い(振り返り)


今回は予算オーバーでした。
実は11/25の時点で妻に
「今月は予算を超える」と言われました。
この時妻に理由を聞いて、
支出予定の高額な物があることがわかったので納得です。
仮にこの時に予算を守ってほしいと圧力をかけたら、
夫婦仲が悪くなるかもしれないので言いません。

私の家計管理の一番の目的は
「夫婦円満」にすごせることです。

また、集計結果と話し合いの中で、わかったことがあります。
いくつかご紹介をします

★ ブラックフライデーに抗えなかった

妻がamazonで商品を購入すると11/25の時点で言いました。
節約の基礎ですが、支出をできるだけ先延ばしをする事が重要なので、
来月では駄目?と聞いたら、
「次に安くなるのがいつなのかが分からない」と言われました。
それを言われると私もGOサインしか出せませんでした。

もちろん価格は後でお話するサクラチェッカーを使用したので、
間違いないです。
購入する際に価格に関する重要なことは2つあります。

「商品に対する価値と商品の価格が釣り合っているか」
「相場を見てその商品の価格が安いかどうか」

「ブラックフライデー〇%引き」の限定効果が上乗せされた宣伝により、
妻は相場を確認する事に注力せざるを得なくなり、
商品に対する価値と商品の価格の大きさがみえなくなったのでは?
と疑問を感じてしまいました。
マーケティングのプロはどの時代にもいます。
重要な事は自律して、支出のコントロールをする事ですね。

話が変わりますが、
実はこのブラックフライデーはとんでもない仕組みがあります。
ブラックフライデーを見越して、
11月の商品の価格を上げていることがあります。
ブラックフライデーで割引をして、元の価格で売る。
お客さんはそれを割引でお得したと思いこんで買う。

その対策として我が家で採用したのがamazonのサクラチェッカーです。

サクラチェッカー

まずは上部にある入力欄に調べたい商品のURLを入力します。

そうすると…

価格推移

amazonの過去の価格推移がわかります。
商品によってはヤフーショッピングや楽天での価格推移も表示されます。
これを使えば、過去の価格の推移が一目でわかります。
この表示を見ると、価格は一定ではなく、
増減をさせて消費者の目に留まり安くしてるようです。
知らなければ価格が高い時に買ってしまうところでした。
みなさんも是非活用してください。

★ 今月は満足度の高い支出だった

今月はやりくり費の経費部分が99398円。
若干安めでした。
そして、ゆとり費部分は57739円と割と高めでした。
「経費を少なく、ゆとり費を多く」が家計管理の基本ですね。
特別費が51131円と多くかかったのですが、
妻がやりたかったエアコンの掃除と、
子供へのクリスマス費用がありました。
クリスマス費用は特別費の中のゆとり費部分といってもいいでしょう。
今月のようなお金の使い方が多くなることを心がけます。


③ 家計管理でお話したい事


① 現金管理を省くと管理が楽になる


この動画をご視聴されている方は
家計管理が苦手な人が多いと思いますので、
そのかたに向けた私のアドバイスとしては
家計管理で現金を管理しない」ことをおすすめします。

理由は現金管理をすると本当に家計簿の難易度が上がるからです。
例えば、10月末に1万円あり、10万円おろし、5万円使う。
11月末では計算上で6万円ありますよね。

この計算上の金額を実際にお金を数えて確認する
メリットとデメリットについてお話します。

メリット   支出漏れの金額がわかる
デメリット  労力が負担になる

デメリットについてですが、現金決済と電子決済がある場合は
どれが電子決済かを把握する手間も出ますし、
封筒管理をしている人は電子決済に手間が必要です。
家計簿の挫折しがちな人はメリットよりもデメリットのが大きくなります

そういうわけで、現金管理をさけるべきだと思います。

支出漏れを確認するため我が家では現金を管理しています。
支出の漏れが1%以内にならない場合は
2人で相談して支出の漏れを確認しますが、
やはり現金を数えるのはひと手間がかかって大変です。

でも、この家計簿では支出を計算するだけで、
現金は基本的に管理しません。

現金決済と電子決済の区別をしない
支出だけを管理する家計簿と、

「残りの現金を何度も確認をする」
封筒管理の家計管理、

あなたはどちらが楽に思えますか?

ぜひ、挫折しがちな人は支出管理を試してみましょう。
もちろん、封筒管理が向いているかたはそのままでいいと思います。


② やりくりすることと苦労することは違う


家計を必死にやりくりしているという人がいます。
中身を見てみると、無駄な作業が多く、大事な部分が抜けています。

【無駄な作業】
✅ 現金を必要もなく何度も数える
✅ 現金の出し入れ(財布や封筒、現金管理バインダー、預金口座)
✅ 日付や無駄な線を記入する(テンションがあがるのはOK)
✅ 意味のない集計を入れる(費目ごとの一週間単位での集計等)
✅ 家計簿を記入するだけ(記入と集計)
✅ 家計簿の記入が間に合わず、先月の家計簿を集計している

【大事な部分】
✅ 記帳しながらすぐに振り返る
✅ 支出を見て、自分に規律を作り、無駄な消費を抑える
✅ 集計した結果をパートナーと共有する
✅ 結果を見て、パートナーと改善についての意見交換をする
  (パートナーが数字に強い場合は特に重要)
✅ 意見交換した内容を基に改善を図る
✅ 集計結果を収支表にまとめて、年に一度ライフプラン表に記入する
✅ 未来についてライフプラン表を基に話し合う
✅ 家計簿の目的を果たす

家計簿はお仕事です。
疲れたのと成果を出すことは違います。
重要なことは疲れたかどうかではなく、成果を出せたかどうかです。

自分にとってどんな結果が成果なのかをきちんと考えましょう!


③ 特別費の予算立ては難しい

特別費が大事だ!と言っておいて恐縮ですが、特別費の予算立てはとても難しいと思っています。
毎年12月になると、翌年の予算立てをしますが、かなり苦戦をします。
翌年の出来事を正確に予測できないし、
予測しても予算が合っていないことが多々あります。

対策としては
★ 1年間の特別費を振り返って予定を立てる事
★ 夫婦で話し合って翌年に行う行事を書きだす事

などがあげられますが、正直に言うとそれでも漏れや
予測不能のイベントがあります。

我が家では10月にかかった特別費で、子供の写真代があります。
今年は七五三なので、予めわかっていたはずでしたが漏れました。

また、子供たちがUSJに行きたいと言ったので、
予定はしていませんが行くことにしました。

結論を言うと、年間の予定を立てても正確には行えません。

ですが、予め予定を話し合っておけば、
夫婦間でのお金の揉め話は確実に減ります。

特別費は正確に予算立てできなくても大丈夫です。
事業計画と同じです。
自分なりに予定を立てていきましょう!

④ 手間と見栄えのバランスを取る

家計簿は手間をかければかけるほど、見栄えはよくなります。
それによって、テンションが上がって家計簿が楽しくなる事もあります。
ですが、同時に家計簿をつけるのがしんどくなってきます。

家計簿を挫折しやすい人ほど、負担感が強くなってきます。
是非、自分の家計簿がどれくらいの手間をかけるのが丁度いいのかを
家計簿をつけながら考えてください。

私の考案したカレンダー型家計簿は見栄えはよくありませんが、
簡単にできています。

これを自分自身にあうようにアレンジしてはどうでしょうか?

本日もありがとうございました。

是非皆さんもこのカレンダー家計簿を試してはどうでしょうか?
インターネットの環境が整っている方は、
フリーの画像をダウンロードして使ってみるといいでしょう。

今回の動画の費目は私の実際に使っている費目ですが、
自分の目的にあった費目にして使ってみるのもいいです。

是非、来年の1月から心機一転で家計簿をつけてみましょう。

また、来年の特別費の話し、基本支出の見直し等、
連休を利用して夫婦で家計の相談をしてはどうでしょうか?

「来年は子供の七五三があるから写真代がいるな」
「来年は車検があるな」

本日もお付き合いいただき、ありがとうございました!

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