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中小企業経営者が住宅ローンを組んだ話(銀行13行との格闘)

追記:2020/12/30 楽天銀行の審査内容
追記:2021/1/9 三井住友信託銀行の審査結果追加、モゲチェック追記

 ライフプランの見直しをきっかけに、住宅を購入する事にしました。そして40歳にして人生初のローンを組む事になったのです。私は合資会社と株式会社を経営しています。個人、法人ともに金融機関からの借り入れ経験がなかった事もあり、ローン審査の知識が全くない状態でした。もちろんライフプランソフトを開発する過程で金利や住宅ローン控除などの知識はあります。しかし、実務に関しては私自身は全く経験がありませんでした。

 住宅ローンを組むあたって不動産屋、ハウスメーカー、各インターネットサイト、またツイッターでお世話になっているファイナンシャルプランナーの方々から情報をいただきました。心より感謝いたします。(FPの永野さん岩切さん、情報提供ありがとうございました。)

 執筆時点では金消し契約まで完了していませんが、やっとのことで本審査が通りました。経営者向けの情報が少ない事や、得た情報が正しくない事もあったため、体験談をお伝えする事にしました。

(まだハプニングが控えている可能性もありますね。その時は、追加情報を記載したいと思います。)

有料note公開の経緯

 物件内覧件数50件以上。
 やっとのことで、住宅は決まったのに、

 「審査に通らない、どうしよう。」
 「仮審査通ったけど実際どうなの?」
 「落ちた」

 と一喜一憂した時期もありました。しかし、そもそも物件に問題があったという事もわかりました。

 たくさんのローン審査はやらない方が良いという記事もよく見かけますが、人柱になって検証をしようと心に決めて挑みました。業務でローン相談を対応されている方や経営者で住宅ローンを考えている方の参考になればと思います。専門家の方からすれば当たり前、いや違うよって言う意見もあるかもしれません。ご意見頂けると嬉しいです。

 本記事では、これまで挑戦した物件概要、銀行、審査結果を公開したいと思います。わかりやすくするために、個人経済面(年収、資産、売上、経常利益)の情報も公開して行きたいと思います。誰でも見れる状態は憚られるため、有料noteとさせていただきたいと思います。また、金融機関名も公表した上で、個人的な感想を含んでいます。あくまで感想であり憶測も含んでいます、その点理解いただける方のみご購入ください。

 住宅ローンは、一人一人の状態によって借入条件など異なってくると思いますので、参考程度でお考えくださいね。責任はモテません。

 さて、有料部分に入る前に、前提条件を記載したいと思います。

信用情報(簡易プロフィール)

・40歳、既婚子二人。(審査当時)
・会社を2社経営しています。
 (メインの会社は直近3期は黒字。サブの会社は直近1期赤字。)
・会社、個人共に金融機関からの借入はありません。
・CIC情報には問題ありません。
・年収の6.9〜7.6倍の融資を希望しています。
・借入期間は35年、変動金利、元利均等で検討しています。

住宅ローン審査を行った銀行(順不動)/中断も含む

 ・スルガ銀行
 ・横浜銀行
 ・auぶん銀行
 ・新生銀行
 ・ソニー銀行
 ・イオン銀行
 ・楽天銀行
 ・住信SBIネット銀行(提携ローン)
 ・住信SBIネット銀行(ネット専用)
 ・ジャパンネット銀行
 ・千葉銀行
 ・三井住友銀行
 ・三井住友信託銀行
 ・番外:モゲチェック/モゲパス

 の13行+1サービスです。

 いや〜、ジャパンネット銀行は勇足で口座開設しましたがそもそも経営者は審査受けられませんでした。

 さて、この中で本審査(または準ずる)まで承認いただいた銀行は4行でした。(執筆当初は1行は審査中でしたが結果を追記しました。)想像つきますでしょうか?借入条件もさまざまです。

(※iPhoneアプリでは有料noteの購入はできません。webからアクセスしてください。)

私の年収はこちらです。

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