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「GAFAM」の絶対的地位を揺るがすテック企業の新ユニット誕生!次の時代は「MATANA」‼︎

「GAFAM」の時代は終わった?

GAFAMとは、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの頭文字を取った略語で、アメリカ合衆国の大手テクノロジー企業を指します。

出典:GAFAM(ガーファム)とは?影響力や問題点についてご紹介

これらが米国を代表する超巨大テック企業であることは、今さら投資家のあなたに言うまでもありません。しかし、この絶対的地位を脅かすあらたなユニットが、この数年の間に誕生してきたというのです。

つまり、ビッグテックの勢力図が変わる!?成長企業にアンテナを張っている投資家なら、是非、この名称は覚えておいてほしい。それが「MATANA」です。

MATANA

「MATANA」とは、米シリコンバレーのテック企業をリサーチするコンステレーション・リサーチ創業者のレイ・ワン氏が生み出した造語であり、下記の6社の頭文字を取っています。 つまり、GAFAMからFacebook(Meta社)が脱落し、新たにTESLAとNVIDIAが加わったということです。

出典:【新時代】ビッグテック勢力図は「GAFAM」から「MATANA」の時代へ!

これからのIT市場は、この6社が世界の産業を、ひいては世界経済を牽引していくと見られています。「MATANA」にはどんな特徴があるのか、「GAFAM」との違いを見ていくとしましょう。

引き続き新ユニットに名を連ねる企業がある一方で、1社だけ脱落してしまったのがFacebook(Meta)。メタバース開発にかかる莫大なコストが業績悪化を招いたことも大きな理由ですが、それ以上に同社が社運をかけて取り組んでいるメタバースやVR事業に投資家が夢を見なくなったという現実的な問題があるという声も少なくありません。

つまり、世界中の投資家たちが揃って、仮想現実より足元の現実を見るようになってきた!?それが如実に現れたのが「MATANA」の新顔2社となったTESLA(テスラ)とNVIDIA(エヌビディア)というわけです。

宇宙開発やツイッターなどで注目度も高く、何かとお騒がせなTESLAのCEOイーロン・マスク氏は、EV車以外でも話題に事欠かない人物ですが、危なっかしい経営をしているようで、そうではない。

クリーンエネルギーや脱炭素という時代の潮流を捉えて、2020年7月にはトヨタ自動車の時価総額を抜き、一気に業界トップに躍り出る快進撃を続けてきました。

さらに先進各国では続々とEV車シフトへの方針が発表され、内容的にも具体的プランが提示されているということは、この産業の将来は、もはや約束された未来といえそうです。

そして、このほど米企業7社目となる時価総額1兆ドルに到達した企業こそが、AI向けの半導体で8割のシェアを握るNVIDIAです。

同社が手がけるGPUは、AIのデータ処理に使用されるもので、あの「チャットGPT」を開発したオープンAI社も顧客です。TESLA社の自動運転システムにも同社のGPU製品が採用されているのです。

ちなみに同社の株は、この1年間で2倍超となっています。

国立台湾大の卒業式の場で祝賀演説したジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)の言葉には自信を超越した確信とほぼ現実化できる未来が感じられます。

「すべての産業をAIが革新するはずであり、今そのスタートラインに立っている」ジェンスン・フアン氏

今後「GAFAM」から「MATANA」の時代になるのでしょうか。

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