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15年生き残ってきた会社から1歩も出ないFPの営業術

戦略とは戦いを略すと書く

本日住宅ローンビジネス講座ではFPのマーケティングに関して話をしていた。簡単に言えばどうやってお客様に自分を発見していただくのかという受身的なセールスの話です。自分は一歩も動かずに売上を上げる方法です。

私の場合、基本的に会社からほぼ一歩も外出することなくお客様からHPから相談の依頼を受けて来店してもらっています。来店した方のほぼ100%契約していただいています。つまり来店時にはご依頼が決まっているのです。

一見楽なように見えるかもしれませんが実は精神衛生上非常によろしくない。なぜなら自分から営業に出た方が本当は楽です。ですが私の場合はまったくと言っていいほどその才能がないという

むしろ初対面をかなり苦手としている。色々と考えて工夫して試してみるのですがどうやってもうまくいかない。なので仕方なくこの方法をとっています。というか取るしかないという感じです。

・飛び込み
・テレアポ
・ポスティング
・紹介営業

今まで知っている限りの営業方法をやってきました。でも全くと言っていいほど成果が出なかったので3年で諦めることにしました。その代わり唯一うまく行ったのがブログでのマーケティングです。

お客様とFPの間に橋をかける

お客様とFPとの間には長く深い溝があると思っています。お金のことでわからないことがたくさんあり相談したいお客様とお金の知識には自信があるので相談したいFPの間にです。

一見需要と供給がばっちり合っているように見えますが実はここには大きな橋をかけないとお客様と巡り会うことができない。目の前にお客様が座ってくれないと成果はナッシングです。

ではここにどうやって橋を掛ければいいのか。

私の場合はHPやブログで橋をかけているのですがここでもう1つ疑問が出てきます。橋を掛ければ相談してくれるのか、という問題です。そんなわけありませんよね。もしそうならHPを持っているFPが撤退することはないです

HP・ブログで橋をかける場合はお客様の方から橋を渡ってもらうということです。ではどうしたらお客様は喜んで橋を渡ってFPである私に会いに来ようと思っていただけるのでしょうか。

ブログやHPはどう作ればいいのか

今、8年ぶりにHPをリニューアルするために構想と打ち合わせを続けております。私の場合、HPでのマーケティングが全てと言っても過言ではありません。現在そのHPが壊れかかっています。が相談依頼はあるのが不思議です。

HPは私そものもです。ブログは私の相談トークそのものです。ということで自分が経験で実証済み知識の提供をしています。やはり経験や体験というのは強いものでそれだけで強力なメッセージが送れます。

HPで橋をかける上で考えるのは

1、誰に橋をかけるのか
2、わかりやすく伝えることを
3、ブログという物語で伝える

これはよくいう営業とは

1、お金が払える人に
2、自分や自社の必要性を
3、わかりやすく伝えること

と同じロジックで作るようにしています。ちなみにこのブログ(NOTE)は自由気ままに書いています。

FPとして開業して15年目になりますがこれだけでやってきました。もしプッシュ型のセールスができる人が受身的なセールスを身につけると怖いものないと思うのですがいかがでしょうか。

明日も同じ題材でお話ししますが講座とはいえ間違いなく講師である私が1番勉強になっています。繰り返し繰り返し勉強したり調べたりしていますからね。

彼を知り己をしれば、凡人の私でさえこうやって相談料をいただくという形でFPができるのですからFPビジネスの基本さえ身につければみんなできるのではないでしょうか。

永野FPオフィス 永野 修


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