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春から大学生!見知らぬ土地でのお部屋探しはどうすればいいの?

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春から大学生!見知らぬ土地でのお部屋探しはどうすればいいの?

あっという間に10月になりましたね。
月日が経つのは早いです・・・

さて、この時期になると、少しずつ本格化してくるのが、大学生のお部屋探し。
10月はさすがに早いのでは?と思うかもしれませんが、最近は推薦入試やAO入試など、いわゆる「年内入試」で行き先の大学を決める方も多いので、10月くらいから本格的に動きが出てくるという感じです。

もし、まだ全く検討していなかった・・・という場合には、今の時点で調べ始めておくといいでしょう。
どんな物件があって、人気のある物件がどれくらい埋まっていくのか、感覚をつかむことができるからです。

これからオープンキャンパスに行く予定があるのなら、大学生協や提携不動産屋のブースに立ち寄っておくといいでしょう。

土地勘がないところで、住みやすいエリアを探すのは、なかなか大変です。
大学に通いやすく、買い物にも困らなくて利便性が良いわりに、比較的賃料が安くて住みやすいエリアというものがあったりします。

細かな物件探しに入る前に、大学近隣のエリアの特徴を掴むところから始めておくと、お部屋探しがスムーズに、満足いく形で進められます。

推薦入試なら、年内には引っ越し先を決めておくと安心ですね。
一方、一般入試の場合には、どうしても3月に動くことになるでしょう。
みんなが一斉に動きますので、短期決戦になりますね。
仮押さえをしていた方が、残念ながら合格できずにリリースした・・・と言う感じで、突如いい物件が出てくるということもあります。
早めの段階で、自分の中での優先順位を決めておき、
その時がきたら、思い切って決断ができる状態にしておくのが無難です。

・・・といいながら、受験生本人は勉強に必死ということも多いですね。
一人暮らしをする方の半分くらいは、住まいを親御さんが関与して決める、あるいは親御さんが決めるという傾向があります。

もし、お子さまから託された場合には、お子さまの意見を尊重しつつ、必要に応じてサポートしてあげるのがいいですね。

実は去年の年末ごろに、遠方に住んでいるお客様から、何から手を付けたらいいか分からないというご相談をいただきまして、一緒に住まい探しをしたことがありました。

全ては網羅できませんが、
大学生の一人暮らし用としてお部屋探しをするときのポイントについて、
いくつかご紹介しておきますね。

1)遠すぎず、近すぎず、通いやすいエリアを選ぶ
大学に近ければ近いほどいい・・・とは限りません。
大学のそばだと、びっくりするくらい何も周りにないということもあります。。。

スーパーや病院など、日常生活に必要な施設がないところだと、生活が不便になりますね。
また、大学から近いところに家があると、友人たちのたまり場になってしまうこともあります。

落ち着いて生活ができて、かつ、通学するのが面倒にならない程度の場所を探すのが安心です。
通学時間が15~20分程度の場所に住むことが理想ではありますが、周辺施設や家賃相場、治安なども考慮して選ぶことがポイントです。

同じ駅のそばでも、南側と北側では雰囲気がだいぶ違う・・・ということも良くあります。
駅やエリアごとの住みやすさについては、at homeの「タウンライブラリー」や、ライフルホームズの「まちむすび」などを使うと、住んでいる人のコメントが見られたり、路線図ベースで両隣の駅の家賃相場が確認できたりしますよ。

ただ、最終的には自分の目と足で、現地を確認することをお勧めします。
ネットだけでは分からないことはたくさんあるからです。
におい、音、街を歩いている人の雰囲気、部屋の解放感、建物の傷み具合など、写真だけでは判断できないことは、自分自身で感じ取るしかないですからね。

2)治安とセキュリティは、しっかり確認!
できれば、夜になったときの雰囲気を確認しておきたいですね。
駅から家までの道程に街灯はどれくらいあるのか、歩いている人たちの雰囲気はどうかなどは見ておくといいでしょう。
今のご時世、男女問わずに、セキュリティ面はしっかり確認しておいた方が安心です。

例えば、1階にコンビニが入っているマンションだと、夜になると地元の若者のたまり場になっている・・・なんていうこともあります。
どんな店舗がテナントに入っているか、近所にどんな施設があるかという点も要チェックです。

各都道府県警察のwebをみると、エリア別の犯罪件数が確認できます。
こちらもあわせてチェックしておくといいですね。

3)築年数より、手入れが行き届いているかどうかが大事
なんとなく、「新築」とか「築3年以内」と聞くと、それだけでいいお部屋のような気がしませんか?
ですが、正直な所、そこまで気にしなくてよいポイントだったりします。

築浅の物件は、賃料が高い傾向にあります。
築年数はある程度経っていても、しっかり手入れがされている物件なら、内装もきれいで設備も整備されていますので、割安で快適に暮らせることも多いです。

ちなみに、築年数が浅いわりに、痛みが早いな・・と感じる物件もありますね。
同じ築年数でも、オーナーさんがそれまでにしっかり管理をしてきたかによって、状態は大きく異なります。なので、実際の物件を見て、判断すればよいでしょう。

4)南向き、日当たりの良さは、そこまでこだわらなくても良い
じめじめしていて、居心地が悪いということであれば別ですが、
よっぽどのこだわりがない限り、学生さんの一人暮らしでは「南向き」「日当たりがいい」ということは優先度の低い条件です。
それだけのために、賃料が高くなるのはもったいないですね。

というのも、学生さんの場合には、日中は講義やサークル、バイトなどで忙しく、
家にいないことが多いです。
さらには、洗濯物はセキュリティの観点から外干しせず室内干しする方が無難ですので、「日当たりがいい」ことの恩恵を受ける機会が少ないです。

ご自身の中で、予算とエリアを決めたら、
まずは優先順位を付けつつ、希望条件をリストアップしてみましょう。

そして、実際に、希望条件を入れて物件検索をしてみると、
全てを叶えるお部屋がない・・・という現実が見えてきます💦

ここからが本当のスタートライン。
改めて優先順位リストを作り直しておき、これを持って実際の物件を見に行くといいですよ。


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大空みさき
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