#076_不動産を持つなら、必ず意識したい「相続」のこと
大空みさきの3分間マネ活動ラジオ テキストver
朝の通勤通学、ちょっとした隙間時間etc。気軽に聞けて、お金の知識に親しみが持てる。
そんな3分間をお届けする、マネ活ラジオのテキストverです!
音声で聞きたい方は、こちらをクリックしてくださいね♪
#076_不動産を持つなら、必ず意識したい「相続」のこと
マイホームが欲しい、収益用の不動産が欲しい、相続で不動産が転がり込んできた・・・
いろいろな理由で、不動産の所有者になることがありますね。
もし、不動産を所有したら、必ず意識しておきたいことがあります。
それは、どのように相続をしていくか? というポイントです。
不動産は、土地の評価は公示価格の8割程度になりますし、
いろいろな特例があって、相続税を大幅に下げることができるようになります。
こうした特徴をしっかりと理解をしながら活用すれば、
相続税を圧縮して、次世代に資産を遺すことが可能になりますね。
その一方、既に共有名義になっていたり、
あるいは相続発生時点で遺産分割が難しい状態になり、不動産の共有をするしかない・・・という状況になると大変です。
子どもたちのために遺すつもりが、
争いの種を作るだけになってしまうことがあるんです。
収益用の不動産を保有している場合には、
遺される人たちに、賃貸経営のノウハウが一切ないと大変です。
受け継がれた物件を持て余してしまい、
入居者付けが上手くいかなくなったり、
市場価値から考えたら考えられないくらいの安値で買いたたかれてしまう可能性もありますね。
どのような形であっても、
不動産を所有する場合には、その後の「相続」を意識しておくことが大事です。
お子さまが2人、3人といらっしゃるなら、平等に配分しつつ、共有名義にならないようにするための方策を考えておくとか。
賃貸用不動産を持っているのなら、自分の判断能力が落ちないうちに現金化するとか、あるいは賃貸経営のノウハウを配偶者や子に伝授しておくとか。
そういう準備が必要になるということを、ぜひ忘れないようにしてください!
複数の不動産を持っている場合には、資産管理法人をお子さまの人数分立てておき、
一社ずつお子さまを後継者にするという方法もありますね。
納税資金を確保する必要があるなら、生命保険に入っておいて、
確実に現金がお子様たちに渡るようにしておくという方法が有効な場合もあります。
少なくとも50代後半くらいになったら、ご自身の資産を棚卸しつつ、
次の世代が揉めないように、困らないように、
資産を受け継ぐためにはどうしたら良いか、一度きちんと考えておくと良いですよ!
よろしければサポートをお願いいたしますm(__)m いただいたサポートは、知識のブラッシュアップのための書籍購入やセミナー参加などに活用させていただきます。