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チームあしたばの活動内容

こんにちは。FPオフィス「あしたば」の安藤です。

前回の続編で、弊社が主宰したハイブリッド&独立系FP仲間と切磋琢磨する会である「チームあしたば」の活動内容について解説します。

柱は定期的なオンライン勉強会

定期的なイベントとして、毎月第1火曜日にオンラインで勉強会を実施しています。(=定例研修と呼んでます)

執筆日時点で10名に満たない少数精鋭チームであることから、全員必ず近況報告をするのと、その中でメンバーのだれかに大きな変化があったり、特殊な相談事例などがあれば、深く突っ込んでみんなで共有します。

また、定例研修では毎回必ずテーマを決めて、メンバーのだれかが講師を務めるか外部講師を招聘します。

メンバーが講師を務める時は、その人が実際に顧客などに実施しているセミナーやプレゼンの実演、多岐に渡るFPの分野(資産運用、年金、保険、不動産など)のうち得意分野の時事ネタの共有などです。

ハイブリッドFPは同じような方針で事業展開しているFP仲間が少ないので、貴重な情報交換の場になりますし、「専門家が相談できる専門家」がチームメンバーにいてくれるわけですから、非常に心強いですね。

外部講師の場合は、金融に付随する分野の専門家や各種サービス提供者で、これまでは司法書士から「民事信託(家族信託)」、税理士から「直近の相続に関する法改正」を解説いただいたり、FP向けライフプランシミュレーションツールの制作・運営者にはサービスのプレゼンをしていただくなどしました。

特にセールス型FPは狭い世界にいるので情報収集の仕方が偏りがちで、顧客からの相談に対応できる幅も狭くなりがちですが、ハイブリッドFPは多岐に渡る分野に対応できてナンボですから、私たちは様々な分野の人と繋がりを持つようにしています。

前述の司法書士や税理士の中でも得意分野は異なり、特に民事信託や相続は実績が豊富な人とそうでない人がいるので、前者のタイプの先生から学ぶことはとても重要です。

年2回程度の特別研修(リアル)も実施

毎月ひたすらオンライン勉強会をしているだけですと、学びは多くてもちょっと味気ないというか、刺激が足りないですよね。

ということで、遠方のメンバーも含めてたまにはリアルで会いたい!というみんなの想いもあり、年2回程度はリアルの特別研修を開催します。

資産形成・運用のサポートを得意とするFPが多く所属しているのもあり、これまでは運用会社ツアーを複数回開催しています。

ハイブリッドFPですから相談者に具体的な商品を提案するケースもあるので、運用会社との信頼関係の構築は必要不可欠。

やはり実際に会社訪問をして運用会社メンバーから生の声・本当の想いを聞くことによって、お客様にも自信をもって提案できるのです。

他にも、日本銀行や東京証券取引所を巡るツアーなどを開催したり、金融パーソンとして見ておきたい・知っておきたい場所を訪れるようにもしています。

ちなみに、間もなく新紙幣に切り替わることもあり、今月開催する特別研修は「渋沢栄一ゆかりの地ツアー」です^^

専門家に相談できるサイトなど集客・知名度アップの施策は試行錯誤中

勉強会などの学びだけではなく、まだまだ日本では認知度の低い「ハイブリッド&独立系FP」を少しでも世に広げる活動がしたい。

そして同時に、メンバーの集客にも繋がるような施策をしたい!

という思いがあり、僕が発案して「みんなのオンライン相談」というサイトを立ち上げました。

このサイトは、金融に付随する分野の各種専門家が生活者の悩み・課題解決に繋がる記事を投稿していき、SEOでアクセスを増やす戦略でした。

チームあしたばメンバーだけでなく、税理士や不動産事業者などの専門家にも協力していただきながら、50記事ほどの掲載となり、一定のアクセスが集まりました。

が、これは正直うまくいっていない事例です。

チームメンバーも基本的に売れっ子が多いので忙しいですし、いろんな専門家を巻き込みながら継続的に記事をアップしていくのは、だいぶ難儀でした。。。

ただ、サイトとしてはまだ生きているので、折を見て再稼働させるかもしれません。

僕のビジネスもそうですが、やってみたこと全てがうまくいくわけではないので、なんでもトライアンドエラーの繰り返しですね。

優秀なコンテンツメーカー同士でノウハウも共有

最後に、チームあしたばのとても重要な取り組みをご紹介します。

それが、セミナーや企業向け提案などで使用する資料、顧客・見込み客向けメルマガなど、コンテンツ・ノウハウの共有です。

セミナーや企業向け提案で使用するパワーポイントなどは、FPにとって自分の英知を注ぎ込んだ大切な資産(リソース)と言えます。

それだけに、他人に提供することは滅多にしませんが、ともすると「独りよがり」になってしまうことも。

顧客には見せても資料に対するフィードバックをもらえるのは稀で、基本的には自分で黙々と改善するしかないわけですね。

しかし、チームあしたばメンバーではあえてそれを共有することで、お互いのブラッシュアップに繋げています。

メンバーの中には「コンテンツメーカー」として高度なスキルを持った人もいるので、本当に貴重。僕自身も長いこと講師をしていますからセミナー資料のコンテンツメーカーでもあり、他のメンバーからフィードバックをもらいながらブラッシュアップさせてもらっています。


以上、チームあしたばの代表的な活動でした!

今後はハイブリッドFP研究会の「エグゼクティブメンバー」に移行させることも検討しており、その場合はメンバーにとって得られるメリットが拡大するよう、いくつかの施策を検討しています。

読者のあなたも、ご意見などがあればぜひお聞かせくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

安藤 宏和