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治療拒否&治療中断患者さんの末路

こんにちわ。
終活と歯に詳しいFP 今川いくえです。

諸般の事情で、なかなか投稿できず申し訳ありませんでした。

さて、今日も久々に来た患者さんがいました。
詰め物が取れたのですが、虫歯に罹患しているので治療をしましょうと歯科医師が説明したら、

「そのままつけ直してほしい。治療はしたくない。」

と治療拒否。次取れたら治療すると条件をつけて、つけ直しました。

【治療を拒否する&中断をする患者さんの共通点】

  1. 痛みなど症状が出たら来院する。症状が落ち着いたら来なくなる(無断キャンセルが多い)。

  2. 無茶な要望、要求や来れなかった言い訳が多い。

  3. 歯磨きしていない方が多くベッタリと歯垢や歯石が付着している。管理ができない。

  4. 懇切丁寧に説明しても響かないので、簡潔で容易な言葉で危機的であることを伝えるとようやく気づく。

以上を踏まえ、今日来た患者さんに、

ハッキリ言うと虫歯になっている歯に無理やり つけ直したので次取れたら治療します。
あと磨き残しが多く歯周病が進行しています。右上奥歯がグラグラしていて、このままだと抜けてしまうので、来月歯の掃除に来てください。

マジメに通院すれば治るものが、拒否や中断を繰り返した結果、最悪抜歯になることもあります。


歯は擦り傷した皮膚みたいに再生はできません。
自然治癒はできません。
なので予後が悪い状況でも、悪化させないよう定期検診を受けていれば現状を保つことは可能です。

また無茶な要望や要求をしつこくすると、歯科医院側から「じゃ、なぜ今まで通わず放置したんだ」などブーメランが返り、ブラック患者リストに載るので、通わなかった自分が悪いと口を慎むことをオススメします。



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