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保険屋の誘い文句シリーズ(入社編)

保険屋に誘われるときってどんな時でしょう?

保険勧誘ならありますが、入社勧誘ってそんなのあるの?と、思われた方。

結構あります。

ネットで調べると即出てきますが、保険業界(特にフルコミ)は人材確保が難しい業界の5本の指に入ります。

と、いうより社員残存率を上げようとしない業界ですので、
お掃除のクイックルワ〇パーより使い捨て感が半端ないです(笑)

「残らなくて良い、親戚友達前職の知り合いに早く保険契約させて来い」


これが合言葉ですから。

さて、そんな保険屋さんに誘われるときによく使われているスカウトの言葉をお伝えしますね。

まず電話で自己紹介をしてきますが、基本的に偽名か別名で行ってます。
クレーム防止の観点です、もちろん相手の事を考えてはいません。
あくまでスカウトをする側が会社内で怒られないようにするためです。

こんにちは〇〇さんいますか?
(ネットで名前を調べるか、聞いた名前で電話します)

ここでのポイントはあくまで「知り合いを装う」です。

決して「初めまして感」を出さない、まさに詐欺師ですね(笑)

不在の時ほど馴れ馴れしい感じで電話を切ってきます、まさに知り合いですよと言わんばかりに・・・・。

もし、相手がいてた場合は下記のフレーズが出てきます。

「初めて電話します、わたくし○○会社で将来の幹部候補を探しております」→これはヘッドハンティング会社でも使われていました。

①ある人からご紹介受けました、とても素晴らしい人だと聞いております
②〇〇さんはお仕事でも素晴らしい成果を残されていると聞いております

上記の理由は何でも良いのです。

キーポイントは次です!

「もちろん今すぐに返事ではなく、情報提供として是非お伝えしたい

・・・・・・・・?

情報提供?????

いかにも怪しいフレーズです。


保険屋さんに情報提供と言われてた即身構えてください!
机の下に隠れてください!(笑)

本心は情報を提供する気は全くありません。

あくまでも採用したくてしょうがないのです。

そして電話先の相手が優秀かなんて知りません。

ひたすら色んな所に電話しまくるだけです(笑)

また名刺を集めては電話して、同じことの繰り返しをしています。

怖いですねぇ。。。もう他人の人生とか就職に伴うリスクとは全く無視です。自分のノルマだけを考えてスカウトしていますから。

とりあえず入社させて2年もてば良い、

最悪1年もてば良い


こな考えです。

そして一度でも会ってしまうと後は褒めちぎられます。

本当にどうでも良い事まで褒めてきます(笑)

そして一回目はホテルのラウンジなど高級感のあるところでお話をして、
印象を付けてきます。

ただ、その場所とか相手の服装などに圧倒されて本来聞きたい
「誰からの推薦か?」というのは聞かないままに話を進められているのが多いですね。

そしてだいたい多いのが年収の話をしてきます。

前回も書きましたが保険屋さんの年収設定は3000万とかです(笑)
そしてスカウトするときに言うのが

「○○さんも同じくらい貰ってますよね?」です。


あり得ませんよね?ここで何が言いたいかというと
「あなたには3000万の価値がありますよ」と歯が浮くようなセリフをサラッと言うのです。

そして何人かの人はその話を信じて「報酬の説明」と呼ばれる次のステージん進むことになります。

それは各オフィスで行われている報酬シュミレーションを見せられるのですが。それは到底達成できない成果が書いてあり、こんなの簡単ですよと説明を受けます。

「だから1000万なんですぐ到達できます、挑戦しませんか?」

など色々言われて信じてしまいます。でも到達できません。

理由は有料記事の「保険屋が9割辞める真実①」に書いてますので是非読んでください。

また今後スカウト受けに行く人たち是非アドバイスしたいのが、様々な情報を入手してスカウトマンを論破することに意識を向けてほしいということです。

1000万貰える人が多数いるなら退職する人はなんなんだ?
また退職した人が周りに居たら、是非その人に社内の話を聞く努力をしてください。

自動車とか購入する時などは比較検討するのに、保険採用勧誘を受けた人に限って比較検討しなくなる。

視野が狭くなる状態が多いです、もはや洗脳ですね。

目の前にいる人はリクルーターであり、
スカウトマン。

彼等の目的はあなたから搾取することです。

そこを見誤ると人生の歯車が大きく狂いだします・・・・・。


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