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我が変態的バックパック蒐集録

はじめに
一体いつからバックパックのオタクになってしまったのだろう?

昔からなぜかバックパックにこだわりがある。

このこだわりと収集癖はなんなのだろうか?

明確に記憶はないが、自分が鞄やバックにこだわりを自覚し始めたのは大学1年生のこと。

通学で使うバックにちょっとこだわりたいという思いが高じていろいろ調べたことがきっかけ。

さすると出てくる、スタイリッシュな収納、こだわり抜かれた設計、思わず唸ってしまうギミックの数々。

どちらかというとミニマリスト的価値観でエッセンシャルな物を持つ性質の僕は、意外と凝り性。

困ったことに一度気になりだすとYoutube,SNS、ブログ等レビューを調べたりして時間を使いまくり、挙句のはてに必ず購入してしまっていた。

本note記事は、今まで自分の生活を彩ってくれたバックパックの蒐集ログを残すと共に、その過程でバックパックは果たして自分にとってなんなのか?に一つの答えを出そうとする試みである。

以下、僕が今まで使った9つ+おまけ2つを一気にご紹介。

一つ一つ愛を語れば小一時間は降らぬが今日は簡潔な説明にとどめる!

以下、9線

(ただの蒐集ログなので一線も金は入らないですよ)

今も使っているやつ2つ

①WEXLEY Active Pack

現在メインで利用している。ガジェットポーチ要らずの収納力を誇るAerのDay PackのOEM製品(?)のようだ。
Aerを特徴づける浅い気室の作りを踏襲しながら、Wexleyバージョンではメッシュポケットやサイドポケットなど、細かい収納スペースが増築されており、使い勝手がずっといい。

以前持っていたTech Packを手放してしまったが、なぜだか再度欲しくなり、リサーチしていたおりに発見。
それでいてAerより値段も安く、こちらを購入するに至った。
クーポンコードを活用して1.9万→1.6万円代にて公式サイトにて入手。頻繁にインフルエンサーマーケをしているようで、調べればお安く入手可能。

②Aer Travel Pack2 X-pac Edition

今はだいぶ有名になり、街中でも見かけることの多くなったサンフランシスコ発のバックパックブランドAer。 

特徴はミニマルデザインでありながら超機能的であること。
33Lの容量を誇り、バックパック旅行を容易にしてくれながら、いかにも旅人です!というようなバックパッカー感なく、異郷でも溶け込める。

スタイリッシュなトラベルバックパックが欲しい人におすすめ。

TravelPack2との出会いは、2019年のアドレスホッピング時代。
使っていたTechPackの収納性に少し限界を感じ始めていた折に、身軽さを求め、バック一つで生きることにこだわりがあったので、AerのTravel Pack2を検討していた。
そんな折に限定のXpack エディションが出たという告知で即買いした。
Aerの日本サイトではなくUS版で個人輸入買、確か4.5万円ぐらいした。(たけえ)
ちなみにXpackとは素材の名称で、引き裂きとかに強いので旅行にうってつけ。
今も泊まりを伴うショートトリップの時は使うし、買い物バッグにも活用している。

手放したものたち

③The NorthFace Shuttle DayPack

僕がバックパックの沼にハマるきっかけをくれた一品。

大学生らしくスタイリッシュなバックぱくで通勤できればと思い、入手。

高校生の頃はランドセル見たいなものをみんな持っていたなと思いだす。

あの野暮ったさを一切感じさせないスクエアでスリークなデザイン。惚れた。

アーバンライフを送る、ガジェットなどを持ち運びたい人にはおすすめ。

④Karrimor Eclipse

ShuttleDayPackはスリムな分荷物の収容性に欠けた。

サイドのボトルがあるやつが欲しいと思い、Karrimorがドストライクでした。

さすがはアウトドアブランドということもあり、ポールを刺せるサイドベルトや、調整可能な肩ベルトなど、ハイキング程度であれば十分活用できるギミックを備えている。
スポーティに行きたい人におすすめ。

⑤Gregory カバートミッションデイ

時期的にはアドレスホッピングをしていた初期だったか。
就活の場に持って行っても違和感のない3Wayスタイル、豊富な収納力、高耐久のバリスティックナイロンがグッド。

スーツスタイルにも違和感なく利用でき、出張のビジネスマンなどにもおすすめ。

⑥Osprey Farpoint 40

ガチトラベラー、ハイカー向けのバックパックなども出しているOspreyより。

スーツケースなしで1バッグで行ってやるという謎のこだわりに当てられ、こちらはオーストラリアに留学に行くときにゲットした。

収納力は言わずもがな、ポーチなどを活用すれば素晴らしい旅の相棒となる。

日本は8月、南半球のオーストラリアは冬真っ只中だったが、防寒グッズを詰め込みながらも福太郎少年は見事に1バッグに収め切ったのだだった。

(空港に向かう道のりはそれはそれは重くて亀仙人の修行かと思った。)

見ればわかる、バックパッカーにおすすめな一品。

⑦Osprey Radial 26

Ospreyシリーズその2 自転車ときわめて相性のいい一品。

大学までの距離が20キロと程よいので、クロスバイクで通学したことも。
その際に問題となるのが背中の汗。
「びっしょり」どころじゃなく、とても不快に。

OspreyのFarpointを活用して以来ファンになっていたので、背中のメッシュパネルがつかないようになってきわめて通気性がいいところに惹かれてゲット。

ヘルメットも引っ掛けられるパーツがついてる(結局ヘルメット買ったことないけど)

自転車通勤などする人におすすめ。

⑧Aer TechPack

僕をAer沼に落とした一品。

NorthFaceのシャトルデイパックに引けを取らぬアーバンデザイン。

それでいながら収納力が非常に高い点。それでいて主張しすぎないロゴなど、多くの人の心を捉えるのも頷ける。

昔はまだマイナーなので、知る人ぞ知るという感じで街中で見かけたら勝手に親近感を覚えていた。

デバイスやガジェットなど細々といろいろ持ちIT関係の仕事をする人などにはマッチすると思う。

⑨Aer Slim Pack

仕事が住職隣接だったので、持ち物はPCと充電器ぐらいというライフスタイルが続いた。

埼玉→南相馬に移住する時にAerのTravelPackとスーツケースに全てを詰めてきたので、通勤するにはでかいTravel Packを使わにゃならん、これはデカすぎてなんだかなと思い悩む。

そんな折にリリースされた、きわめてスリムなバックパック。
まさしくこれだ!と思い迷いなく購入。

ワークスタイルの変化で、「ちょいとそこまで」で特に大きなバッグを必要としなくなった人におすすめ。

番外編:バックパックではないけど、最近はBrief /Folioもおすすめ。

おまけ① Aer Tech Folio 14


PCスリーブ以上、バックパック未満のものも最近はおすすめ。
複数の端末とペン、ケーブルホルダーだけ持てばいいという、さらに削ぎ落としたスタイル。

Aerからの一品。引き算の美学に心を打たれ、入手。 
インスタの画像ではクラッチバッグもちをしているが、丈夫に厚手のハンドルもついているので、カバンのように保つことも可能。

オフィス内での移動などが多い人におすすめ。
僕は今や住職隣接を超えて住職同一なので、これが一番フィットしている。


おまけ②Alpaka  Tech Brief 14

困ったことに道楽は止まることを知らない。
つい先日予約購入をし、2月末ごろに届く。

オーストラリア発、環境負荷にも配慮した開発をするバックブランドAlpaka。
製品リリーススピードなど、最近勢いを感じる。

Aerがバック中心のリリースに対し、Alpakaはスリングやサコッシュなどのボリュームが多い。

コロナ禍で「ちょいとそこまで」という人のスタイルの変化があったのだろうか。

また、単品で完結させるというよりはモデュラーシステムのように、利用者一人ひとりのニーズに合わせたカスタマイズ性の余地がある商品展開がなされている。

ブランドストーリーや、情報発信などを積極的に行い、より利用者とのコミュニケーションを取ろうとするスタンスが節々に21世紀的な感じがして、好感が持てる。

ゲットした理由は、まさしく「ちょいとそこまで」をするために、スリングスタイルで使いたかったから。
AerのTech Folioは、必然的にハンドルもちになるので、そこが惜しい。
収納力は正味そこまで変わらんだろうが、よりユーザーオリエンテッドな部分がファンを作るのだろうといち購入者目線で感じる。

終わりに
いつだって身軽に。かばん一つで冒険に出られるように。

自分自身これまで買ってきたバッグの多さにちょっとひいたし、使った金のことは考えたくもない。

けど、後悔はしてない。自分のライフスタイル、ワークスタイルの変化に適応をしようとその時その時持てる限りの情報網を駆使し、お財布とも相談しながら最善の一手を下す。

届いたら愛を持って使い倒す。

どのバックかてとある期間においては決定版となるが、諸行無常かな、永遠ではない。
ライフスタイルの変化と共に、次の必要としている人にバトンを渡す。

どこを目指すのかと言われてもわからないが、これからも収集癖はきっと終わらないのだろう。

ふと合わせて疑問い思った。そもそもなぜ人はバッグ類を持つのだろう。

それは、物を運ぶため。手に持てる以上の物を運ぶのにうってつけのツールだ。

分解して考えると、運ぶという行為は「移動」と「所持」を伴う。

移動する行為がなければ、物の運搬が必要ないので、バッグ類はは存在し得ない。

では、カバンとバックパックの違いは何だろう。

バックパックと鞄の違いは、両手が空くこと。

両手に何かを持つ余地があるし、手持ちのカバンよりずっと歩きやすい。
負荷を分散するので、移動性能が高い。

世界は広いので、たくさんの未知が広がっている。片手もちのカバンで腕の負担を気にしている暇なんてないし、フットワーク軽く生きていきたいもんだ。

上記の理由から僕にとっては、やっぱりカバンよりもバックパックがマッチするのだろう。

バックパックは、選ぶ過程から未知へ踏み出すためのある種の冒険と実験の連続であり、旅はそこから始まっているんだ、と思うことにする。

そういうわけで、いつだって身軽に、未知に踏み出せるように僕はバックパックを活用し続けるだろうということが答えとして舞い降りてきた。

駄文に長らくお付き合いいただきありがとうございました。

今紹介したものはこの世に溢れるものの一握りですが、お読みいただいたあなたが「まさしくこれだ!」と探していた一品に巡り合う一助となれば幸いです。

投げ銭くれたら次のバックパック選びという冒険への種銭にさせてもらいます。

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