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「リアルな等身大」で体も健やかに在れたら

体は正直。

心はもう少し複雑で、

疲れてるのに、
「全然まだまだ頑張れるでしょ」なんて思っちゃってたりして、

急に熱を出したり、お腹が痛くなったり。。
体が、SOSで教えてくれることが、私は結構多い。

急に涙が出てくるときもあって、

心がまだ知らないことを、
体はすでに理解しているんだなと思う。

日本帰国後、アイデンティティクライシスを通って、
少しずつ「ジブン」らしさを取り戻して行く中で、
体の調子も良くなっていって、ビックリしたことがあった。

「やりたいこと」
「やりたくない」ことが、はっきりしてきて、

その内「やりたくない」けど「やらざるをえない」ことからも、
身を引くようになっていって、

そうすると、体の調子がどんどん良くなっていった。

以前よりも疲れないし、風邪もひかなくなった。

実は、日本に帰ってきてから、体の調子がかなり悪くなってしまって、
寝れない、食べれない時期が数年あったりした。

めちゃ痩せてしまった時期があったりで、
今思い返すと、どうやって生きてたんだ?って思うけど。。

小林弘幸さんという、順天堂大学医学部の教授が、
自律神経に関する本をたくさん出版されていて、

それを読んでいると、

帰国後の自分は、「こうすると自律神経が乱れますよ」っていう項目の、
ほとんどにあてはまるではないですか!

そりゃ調子悪くなるよね。。

よく「自律神経」って聞くけど、実態がよくわからないし、
精神的なことなのかな。。と、ふわっとした認識しかなかったけど、

自律神経の整え方として、

体から整えること:ストレッチや体操、呼吸、歩き方等
心から整えること:空を綺麗だなと思う、ゆったりとした気持ちでいる等

両方からの整え方が書いていて、

体も精神も、両方が作用し合うものなんだ、と学んだ。

彼の著書に「自律神経が整えば休まなくても絶好調」って本があって、
自律神経が整っていると、自分という器を最大限に活かせるってことで、

アーティストやスポーツ選手、政治家とか、
集中力や瞬発力、判断力が問われるような人たちが、
自律神経の整え方を学ぶために、小林さんに診てもらいに来るそう。。

最高の自分を発揮するには、自律神経が整っていることが、すごく大事、
ということ。。

FLSの活動を本格始動してから、忙しさに反して体の調子が良いのは、
小林さんの言う「休まなくても絶好調」の状態に近いのかもしれないと思う。

やることはめっちゃ増えたし、自営業だから、基本「休日」は存在しないし、
朝起きてから寝るまで、ずっとfourleafのことをやってるけど、

体調は前よりも断然良い。

なんでかなって考えると、
ストレスの質が違うのかもしれないと思う。

「進む方向」を自分で選び、それをはっきりと理解している今と、
何だか良く分からず、周りから批判されないように生きていた以前と。。

「好きなことをやってるから、ストレスがないんだよ」っていうと、
全くそうではなく、

活動を始動してからのこの2年は、
1番、音楽から遠かった2年だった。

「作品と社会をつなぐ」ための、広報やPR活動に取り組み出して、
苦手なことや、未知なことばかりに向き合う毎日で、

何かを試しては、厳しい数字と向き合いながら、
「どうしたら良いんだろう」の繰り返し。

心痛めながら過ごしているので、
以前よりも、ストレス度はかなり高い。

でも、体調を崩すことがなくなったのは、

「自分の心に嘘をついていない」、
「ジブン軸」に正直に物事を選んでいる、ってことが、すごく大きいように思う。

今も万全とは言えないものの、
年に数回風邪をひいたり、インフルにもよくかかっていた状態から、
ほとんど風邪をひかない状態になっていて、

蕁麻疹や腹痛もあった昔を思うと、
すごい変化。。

心の在り方1つで、体調がここまで変わるなんて。。
心で起きていることが、体に表れるんだね。

人間は面白い。

現代日本は、「こうあるべき」が強い社会で、
個人への要望がすごく多い。

絶えず何かを求められるこのストレス社会で、
みんな、めちゃめちゃ頑張って生きてる。

日本人の頑張り度は、世界的にもずば抜けていると思う。

だから、病名がつかないような体の不具合って、
大人はみんな抱えているよね。

自分は慢性疲労かなぁ。。
低血圧だし、なんか、ずっと疲れている感じがする。
(慢性の肩こりは、サウナ通いでめっちゃ楽になった!)

週末や仕事帰りにハメを外してる人たちを見ると、
「ジブン」らしく在れる時間や空間を求めているんだなぁ。。と思う。

マッサージ店があちこちにあったり、
コンビニやファーストフードの内装も、落ち着く色に変えられていることも思うと、
癒しを求めてる人が多いんだろうなとも思う。

非日常のひと時だけでなく、普段の生活から、
「ジブン」で在れる割合が、少しずつ増えていったら、

心も体も、もう少し健やかでいられるのかな。。


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私は、1日の終わりには、必ずストレッチをするようにしていて、
ゆっくりと、30分くらいかけて。

体の硬くなったところが伸ばされて行くと、
心も柔らかく、息をし始める感じで、

その時に、いろいろな思考とかも解放してあげて、
ゆっくりと深く息をする時間にしてる。

「ジブン」に帰る時間。

以前、診てもらったお医者さんが、
「その日のことは、その日に降ろして、そして寝ましょう」的なことを言ってて、
それが、ずっと習慣になった感じ。

身体的にも、精神的にも、
その日に背負った重荷を、その日に降ろして、体と心をケアする時間。。

明日に持ち越さない、ってたぶん大事だよね。。

毎週火曜にやり始めたインスタライブ配信 “COZY Tuesday”は、
いつも自分がやってる、寝る前ストレッチの音楽版ってイメージで、

そこに来てくれた人たちの心がストレッチできるような時間になったらいいなって思う。

次の朝起きた時に、少しだけでも、心も体も軽くなっていたらいいな。。と思いながら。。



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