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毒オバの闇

祖母の孫びいきも中々だったが
毒オバの自分の娘たちの溺愛ぶりもすごかった
響凱の血鬼術よりすごかった

毒オバの娘溺愛はいまでも続いているから、過去形ではないのだけども
40歳越えの娘2人をいまだに10代少女のように溺愛している

A子は私に対する対抗心が決定打になり、結婚相手に求める条件を極限まで妥協して、どうにか結婚を決めたが、B子はいまだに独身実家暮らし

ちなみに毒オバは阿佐ヶ谷姉妹のみほさんに激似で、以前「ヒルナンデス」で阿佐ヶ谷姉妹に似た人を紹介するコーナーがあったときに、こっそりA子母の写真を送ろうとフォームを開いたら、本人しか応募できないような仕様になっていたので、残念ながら諦めた(泣)

▽▽▽▽▽

毒オバは幼い頃に虚弱体質だったことから
とにかく、両親、姉から守られ、大事に大事に育てられたらしい

毒オバの姉である私の母は、その真逆で、
「お姉ちゃんだから」の呪縛の言葉を常にかけられながら育てられていたようだ

母が結婚した2年後くらいに、毒オバの縁談話が持ち上がり、毒オバが婿養子をとる形で結婚。
だがしかし!
この結婚前に、毒オバには他にちょっといいなという人がいたらしい
でも結果的に、祖母が選んだ相手と結婚することになった...
毒オバはそのことを何十年も恨んでいたと、ある時うちの母から聞かされた

ただ、その時代特有のあるあるなのか、
「いいなという人」と、きちんとお付き合いをしていたワケではないらしい···
毒オバの、選ばなかったことを美化する気持ちや、執着心の持つエネルギーはすごい

人生は常に選択肢の連続だと思う
毒オバのように、選ばなかった方に対して激しい執着をする人はおそらく、自分の人生を主体的に生きていないのだと思う
何か予想外の不幸が我が身に起こると、その原因のすべての責任を他者に押し付ける
周囲から守られて守られて生きてきた毒オバの闇だと思う

幼い頃から周りにはイエスマンしかおらず、それでうまく生きてこれた毒オバは、そのことに気付いてもいないし、今後も気付くことはないだろう

毒オバは被害者ヅラをするのがとてもうまい。そして被害者意識が強い。
「可哀想な私」を演出して、周囲の人間の罪悪感を刺激し、優位に立とうとする
相手に罪悪感を植え付け、自分の思い通りにことを運ぶ天才だった

まさに、そんな毒オバとA子はそっくりである
生き写しのごとく、同じような人生を歩んでいる

親子関係は連鎖していく
『負の連鎖は、誰かがそれに気付き、勇気を持って断ち切る必要がある』
と、私に教えてくれた恩師がいる

私はその人との出逢いがあったからこそ、
毒々しい負の世代間連鎖の鎖をブッちぎることができた
そのおかげで、自分を長年苦しめてきた毒でしかない親戚一同の人生を俯瞰して見ることができている

人との出逢いは宝
血の繋がり以上に重視すべきは心の繋がり。


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