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疾患について①

こんばんは。
今日は私の持病のひとつについてお話します。
一気に書くと目が滑ると思うので今後はこのタイトルつけてたら自己紹介の続きだと思ってください。

時系列バラバラですがタイムリーな

摂食障害

今は割とよく聞くんじゃないでしょうか?
発症したのは17歳の頃でした。
まだ診断は出ていなかった頃です。
私は幼少期から太っていました。
でも、その事にはずっと無自覚でした。
自覚が芽生えたのは15歳くらい。
コンプレックスは幼少期からあり、スカートとか女の子らしい服装を嫌い、男物の服ばかり着ていました。
少しずつ恋愛だとか友人との関係だとかで女の子らしい服装に興味が出てきて気付いたんです。
普通のサイズが着られないことに。
そして中学校では太っていることを理由に、話したことも無い男子から声を掛けられたりからかわれていました。
悪質なのは、デブだとかで攻撃されるのではなく、あたかも好意があるかのような振る舞いで近寄ってくるのです。
あの頃は太っていることが理由だとは思っていませんでしたが、私のどこかがおかしくて声をかけられているという自覚はあったのです。

そんなこんなで恐る恐る高校に進学し、何故か16歳でモテ期が来ましたがその頃はまだ太っていたし化粧もしていない地味な生徒だったので、ああここでもこうしてからかわれるのかと絶望しました。
真剣に告白してきた人も居ましたが、信じられなくて塞ぎ込む一方。
青春なんて無縁で全て避けてきました。

17歳、それは突然訪れました。
誕生日だったと思います。
私は母に連れられて外出し、好きなものを買ってもらい、サーティワンでアイスを買ってもらい、とても嬉しい誕生日でした。
家に帰るとお寿司とケーキでお祝い。
沢山食べて沢山嬉しかった。
そして数時間後、トイレで嘔吐。
食べすぎたのかどうかは覚えていませんが、とにかく吐きました。
そして罪悪感に襲われました。
お祝いしてくれたのに、私のために準備してくれたのに、吐いてしまったのです。
私は食べすぎて具合が悪いと誤魔化し、寝ました。
そこからです。
甘いものを食べると毎回嘔吐するようになりました。
そして毎回罪悪感がやってきます。
涙と鼻水にまみれてとにかく吐きました。
でも、隠し続けました。

そこから18歳になり、今度触れますが初めて恋愛をしました。
そして私は太っている自分を恥じました。
恥じたけれど、食べたい気持ちは無くならない。
それなら、吐いてしまえばいいんだといつの間にか開き直っていたのです。

大学生になり、初めての恋愛は急降下状態。
生きていることも辛くなり、家族を思うと自死を選べないと思い、生きることに消極的になりました。
食事の拒否です。
とにかく寝ました。
これもまたどこかで描きます。
食べずに寝て、起きて通学して、バイトして寝る。
母はお弁当を作ってくれていましたが、吐いてしまうことへの罪悪感から逃れたくて、言い訳をつけてお弁当はもう要らないと話しました。
それでも母は作ってくれました。
頑張って食べ、吐かないように頑張りました。
そしてお菓子を沢山買い込み、カップ麺を食べ、吐きました。
吐くことで太ることへの恐怖感が薄らぐのもありましたが、意図的に嘔吐することは一種の快感が得られると気付いていました。
手首を切った時と同じでした。これもそのうち触れます。

身長153cm、中学時代は49kg。
その後身長は伸びず。
高校1年生、50kg。
高校2年生、54kg。
高校3年生、56kg。
そして嘔吐と拒食が始まってからは振れ幅が大きくなり、大学生の頃は43kg〜48kgを行ったり来たりしました。
さすがに親にバレました。
嘔吐音でバレました。
そこからはバレないように我慢し、学校や外出先で吐き続けました。

常に下剤を飲み、頻回にトイレに行きました。
現在は54kgあります。
嘔吐なしの過食が続き、近頃は過食嘔吐に切り替わり始めました。
克服は出来ていません。
今まで着ていた服が着られなくなったことを切っ掛けに嘔吐が始まりました。
今日もお腹がはち切れそうなまでに食べました。
そして、吐きました。
自分で作った食事なので罪悪感はありません。

歯は胃酸に蝕まれ、ボロボロです。
でも、痩せていた頃の自分が恋しくなってしまいました。
何も怖くなくなれた、自信に満ちていた頃が。
母は当時の私を嫌がりました。
だから今も、痩せるなと言います。
でも私は今すべてにおいて自信がありません。
だから痩せるしかないのです。

いつもごめんなさいと思っています。
もういい歳なのだから、心配かけたくないと思います。
でも世の中、見た目が全てだから。
醜いのは嫌い。
醜い人は嫌い。
醜い自分も嫌い。

助かるのなら助かりたい。
痩せ願望から解放されたい。
ほんとにもう、切実です。

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