広告プランニング成長日記 1日目 〜どうやって考える?〜
はじめまして
私は、For youでプランナー/PMをしている於保(オボ)です。
ブランドマーケティングエージェンシーのFICCから出向し、現在はSNS/YouTubeの領域で企画から制作進行を行っています。
このnoteは、広告プランナーとして二足歩行できていない、よちよち歩きの僕が、一人前になるための成長日記です。
そのため、間違った意見を言っている可能性もありますが、温かい目で見守っていただけると、数年以内に恩返しに行きます。
コピーライティングや映像表現が好きなので、そのあたりを軸にしつつ、今後毎月更新で、役に立った考え方や気になる表現を、紹介していく予定です。
1日目は、普段のプランニング業務で何を考えているのかを整理します。
日々の業務に追われ、思考回路を整理できていない人は一緒に考えていきましょう。
新米プランナーがどのように考え、何を目指すのか?
広告プランナーとして自立し、社会の役に立ち、報酬をいただけるようになるには、どれだけ考えて作った経験があるかが重要だと考えています。
ビジネスの世界では、インプット/アウトプットという対立構造がよく用いられると思いますが、プランナーにとっては、考える行為をはじめて、ようやくインプットだと言いたいです。
ひとつひとつの事象に向き合い、どうしてこういうことが起こってるのか?
腰を据えて言葉にしてみる。そこでようやくプランニングの糧にしていけると実感しています。
そして、何を考えて作っていくかというところですが、暫定で僕はこのようなフローだと考えています。
お題があり、そこから本質的な課題をみつけ、プランを考えていくイメージです。
このプランの中身は人によって、様々な思考フレームがあると思いますが、現状しっくりきているのが、「メッセージ × 届け方 × 表現」です。
「届け方」は、言うまでもなく、どの時代も広告は、届ける場所があることで成立しています。従来の4マスのように、秒数やサイズが決まった状態での勝負ではないにしろ、スマートフォンやSNSなど決められた届け方の枠組みに依存しています。
これは、もうどれだけ自分がそのユーザーとして利用しているかが肝だと考えています。
「表現」は、みんな大好きだと思います。綺麗、可愛い、かっこいい、面白いなど、瞬間的に消費されるTwitterやInstagramなどは、ここを極めている猛者が多く、震えます。この領域で戦うには、前述した「作る」という作業をどれだけ積むかが肝だと考えています。
そうしたなか、自分は「メッセージ」を強く意識していきたいと考えています。
企業は、何を伝えたがっているのか?
社会は、何を受け入れるのか?(何を拒絶するのか?)
生活者は、何を根源的に求めているのか(何を拒絶するのか?)
ここを考えず「届け方」や「表現」で盛り上がってしまうことが続くと、届けたい企業に何も残らないことになってしまいますもんね。
…と、まぁ当たり前のことをあえて言語化してみました。
次回は「メッセージ」の考え方を深掘りたいと思います。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
おまけ:最近気になった事象
はじめに見た時は、今年のラインナップと使用BGMとの乖離や、合成の差し込みに戸惑いを覚えましたが、表現だけに力を入れたプロモーションビデオよりも、きちんとメッセージ性があることで議論が生まれたと思います。
それぞれの人間が言いたい事を言う、健全なTwitterありがとうと思いました。
おしまい
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