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インターンシップ体験記

2023年1月、静岡市女性会館へ4日間インターンシップに来てくれた高校生の体験記です。
図書コーナーのカウンター、SNS投稿、施設管理など様々な業務に携わってくれました。
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1日目
朝礼後、アイセル21の中を見学しました。その後、女性会館の存在意味やなぜ女性会館が作られたのかというお話を聞きました。私は女性会館の存在を知りませんでした。女性会館のことを詳しく聞くと、無くてはならない建物だと強く思いました。
午後には図書コーナーに行き、図書の業務補助などを行いました。図書業務で覚えることが多かったです。本の番号を見つけて棚に戻す作業が一番大変でした。受付に居る際はお客様に笑顔でいることを意識しました。沢山のお客様が利用するので挨拶や笑顔を忘れず明日からも頑張っていきたいです。

2日目
インターシップ2日目でした。午前中に子ども室の絵本とおもちゃの点検を行いました。絵本の破れや破損を確認した後、消毒で拭きました。おもちゃは破損がないか確認し消毒で拭きました。乳幼児が怪我をしないように隅々まで丁寧に点検しました。
午後は図書館で本のコーティングや登録や蔵書点検の準備を行いました。神経を使う作業でとても疲れました。私は不器用なので人一倍手間がかかりました。図書の作業を舐めてはいけないなと思いました。昨日意識できなかった笑顔は意識で来たので良かったです。お客様に質問された時は、「失礼しました」と言い解決できたので良かったです。明日も疲れると思いますが頑張りたいと思います。

3日目
インターシップ3日目でした。今日は午前中に図書コーナーに行き、本を元の場所に戻し自分の紹介する本を読み配布するプリントの部数を数えました。学校とは異なり紙の枚数が比じゃならないくらいの量でした。
その後、研修室に行き「片袖の魚」という映画を観ました。この映画はトランスジェンダーの方が主役を演じていて、偏見を持たれたりその人の外見と内面違うのを否定されるとても悲しいようで現実をみせられる映画です。私も主演の方と同じ当事者なので観ていてとても辛かったし、もっと多くの方に理解されるようになったらいいなと思いました。
午後はこれから行われるイベントの資料を組み、その後図書コーナーに行き新聞の切り取りを行いました。自分は新聞を読まないので記事を探すだけで疲れました。働くって楽しいけどこんなに疲れるんだと認識できました。明日が最終日なので最後まで気を抜かず頑張りたいと思います。

最終日
今日はインターシップ最終日でした。午前中は寄贈していただいた衣類の仕分けと何があるかパソコンに打ち込んでその後発表のスライド作りをしました。自分の気持ちが伝わればいいなと思いながら作りました。緊張もしましたが自分の気持ちを伝えられたので良かったです。午後は発表とイベントの資料組みとアンケートの回答を打ち込みました。発表するときにタイミング良く先生が来てとても緊張しました。資料組みは前に組んだときより早く作れたので良かったです。4日間パソコンを使ったので打つ速さも速くなって良かったです。たくさんのジェンダーのことを4日間で学んで、良いインターシップになりました。最初は何すれば良いか分からずあたふたして迷惑をかけましたが、いろんなことをして仕事に慣れていき楽しくできたのがとても嬉しかったです。働くって楽しいこともあるし、大変なこともあることを再認識できたので自分が就職するときもこれを忘れずに行っていきたいです。4日間ありがとうございました。

4日間を通して人には見えない仕事はとても大変ですが、その仕事があるから自分たちが遊べたりするんだと気づきました。あまりやりがいを感じることは少ないですし地味ですがとても必要な仕事だと思いました。人に案内したり困っていることを解決してもらうことしかなかったのですが、解決する側になると正確な情報を言わなきゃいけないのでとても慎重にならないといけないなと分かりました。また、今まではLGBTQはこの世から見放されてるとしか思っていませんでしたが、男女差別を無くそうと講座を行っていたりしていて少し安心しました。この世から男女差別が無くなればいいなと思います。4日間で学んだことを無駄にせずこれからの生活に生かしていきたいです。


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