【読書感想文】『夢をかなえるゾウ』水野敬也著 <Vol.5>
◎はじめに<Vol.5>
Nol.4では、ガネーシャの教えの16~20について書いています。
■「全体の感想」、「あらすじ」、「ガネーシャの教え1~5」は<Vol.1>に記載しています。
■「ガネーシャの教え6~10」は<Vol.2>に記載しています。
■「ガネーシャの教え11~15」は<Vol.3>に記載しています。
■「ガネーシャの教え16~20」は<Vol.4>に記載しています。
よろしければ、そちらもご訪問ください。
◎ガネーシャの教え
21.求人情報誌を見る
ラーメンに例えていたのが、とても分かりやすかったです。
何味が一番好きか、いろいろ食べて体験(経験)したから選べる。
それなのに、一番大事な仕事は、全然経験していない。
同じ味のラーメンしか食べていない。
仕事に関していえば、私は生活が懸かっていたので、かなりお金に左右されて選んできてしまいましたが、自分に向いている仕事をするのが幸せだというのはとてもよくわかります。
早い時期に天職と思える仕事に巡り合えた人は、幸せだなと思います。
一番最初に就く仕事は、その後仕事を変えることになってもどこかで関わってくるような気もしているので、最初の仕事選びは慎重にしたほうが良いと個人的には思っています。
22.お参りに行く
この章は宗教を信じろという話ではありませんでした。
成功したいと心から思っている人は、「ばかばかしい」とか「意味がない」と思うことでも、少しでも可能性があることは何でもやってみる。
ということでした。
恥ずかしいとか、面倒とか、意味がないなどというのは、やらないことの言い訳であると言っています。
ただし、宗教的な意味も多少含んでいます。
スポーツ選手には、集中力を発揮したいとき儀式めいたポーズやお祈りをするのを見たことがありますよね。
羽生弓弦選手や、イチロー選手もいつも同じポーズを取っていました。
集中するための自分だけの儀式があると、安心できるような気もしました。
そしてお参りに行くときは、お願いことではなく「ありがとうございます」と感謝するのが良いそうです。
23.人気店に入り、人気の理由を観察する
お店を経営しようという人でなくても学べることは、そのお店が回転率とか、原価とか、自分たちのことではなく、どうやってお客さんをいかに喜ばせようとしているかを学ぶことだとしています。
人と同じことをしているときでも、人と違う視点や発想で世の中を眺めること。
難しいですが、人と違う結果を残したいと思うのであれば、重要な視点だと思いました。
そして悪いサービスからでも、「ここをもっとこうしたら良くなるのに」と考えることで、学ぶことができる事がということです。
24.プレゼントをして驚かせる
プレゼントとは、物のことではなく(もちろん物でもいいのですが)、取引先、上司、部下問わず、頼まれた仕事や、期待されていることをほんの少しでも超える結果を出すこと。
そうすることで自分の評価が上がる、ということです。
でもなにより、相手が喜ぶことで自分が「気持ちいいなぁ」と思えることに意味があり、続けていくと自然に人を喜ばすことができるようになるということが大事なようです。
期待以上のサービス(結果)を手にしたときは、だれでもうれしいものです。
ずっと期待以上のもの(結果)を出し続けること。
そちらの方が難しいかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「24.プレゼントをして驚かせる」というのは、いいなと思いました。
<Vol.1>で紹介した「4.人が欲しがっているものを先取りする」につながるところもあるかなと感じました。
欲しがっているものを与えられ、さらにその期待以上のものを与えられたら、これはとても嬉しいし、そこまでしてくれる相手を可愛いと思うでしょうね。
ここまでがガネーシャの教えの基本的な項目です。
次回はいよいよ、最後の教えです。
今日という日があなたにとって良い一日となりますように。
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